アサシン(Fate/stay night)とは、PCゲーム「Fate/stay night」に登場するサーヴァントの一騎である。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
なお、記事ではこれ以降アサシンと表記する。
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
キャスターによって召喚されたアサシン(暗殺者)のサーヴァント。真名は佐々木小次郎。通称、アサ次郎。
紫の羽織袴姿に自らの身長よりも長い刀「物干し竿」を持つ優男の侍の姿をしている。
全てのルートにおいてキャスターの本拠地である柳洞寺の山門の守護を担っている。しかし、キャスターに絶対服従というわけではなく、飄々と受け流すことも多い。
暗殺者として召喚されてはいるものの、佐々木小次郎の名に恥じない剣術の使い手。その腕前は純粋な剣術だけならセイバーすら凌ぎ、今回の聖杯戦争で召喚されたサーヴァント中でも最高。なお、最速の英霊であるランサー、機動力に長けると言われるライダーよりも敏捷のステータスが高いが、彼は山門から離れることができないために、それが活かされることはない。また、キャスターの補助付きとはいえ、ギルガメッシュを除く全てのサーヴァントを一度は撃退しているなど、その実力は確かである。
ただし、サーヴァントによるサーヴァントの召喚など本来の聖杯戦争では想定されていないイレギュラーだったため、他のサーヴァントと異なる点が多い。
筋力:C | 耐久:E | 敏捷:A+ | 魔力:E | 幸運:A | 宝具:- |
心眼(偽):A | 直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。 視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。 |
透化:B+ | 明鏡止水の心得。精神干渉を無効化する精神防御。 |
宗和の心得:B | 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。 攻撃を見切られなくなる。 |
気配遮断:D | 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。攻撃態勢に移るとランクが 大きく下がる。本来彼は暗殺者ではないが透化スキルの影響でDランク相当で有する。 |
ランク:- / 種別:対人魔剣 / レンジ:2 / 最大捕捉:1人
宝具を持たない彼にとってその代わりとも言える技が燕返しである。
単純に言うと、1振りの刀を振ると3振りの刀が同時に出現し敵をどうやっても逃げられないように包囲するという技。バトル漫画のように「ほぼ同時」ではなく、並列世界から全く同じ剣が全く同時に振るわれる。
元の刀の長さと併せて、完全な状態で放たれれば回避することも防御することもできず、確実な死が訪れる必殺剣。
この技法は第二魔法のレベル(ただし理屈は似て非なるものらしい)に達しており、魔術師たちが長年望んで果たせないものである。(多重次元屈折現象と呼ばれるもの)
作中世界の魔法とは多くの魔術師が血眼になって実現しようとしているものであり、そもそも聖杯戦争自体が第三魔法の再現を目指して開催されている事から、魔法レベルという設定のとんでもなさが判るだろう。
特に、先祖代々第二魔法の実現を目標としてきた遠坂凛にとってはいろいろと許せない存在であると思われる。
繰り返すが、彼は本来、ひたすら剣術の修行に明け暮れただけの名も無き農民であった。農民スゲェ…
相変わらず山門に釘付け状態のままなので他のサーヴァントのように現世を満喫するというわけには行かない模様。
それでも山門を時々訪ねてくる三枝嬢と仲良くなったりしているあたり、やはり色男というべきだろうか。
おまけの花札ゲームにおいては依り代を山門から宗一郎のメガネに移され、葛木夫妻の珍道中に付き合うことになる。
あまりにも特殊な存在故に、zero等で本来のアサシン、ハサン達が登場するにつれて影が薄くなっていった小次郎だが、アニメ版UBWでの久々の活躍に続き、ゲームにて出番が与えられることになった。
その出自のせいか最低のレアリティに設定されたアサシンクラスのサーヴァント。
紙装甲高火力なステータス配分で、低レアリティゆえにステータスの上限は低い。が、低コストゆえにコストの重い装備品や自他のスキルで補いやすい。
強化クエスト第9弾により宝具の性能が大幅に上昇し、聖杯を使う価値も高まった。
実装当初は只の弱小サーヴァントとして扱う予定だったようなのだが、後述の出来事から一躍スポットが当たることとなった。
その事件は本編1章のオルレアン編。
魔竜が跋扈する中世フランスを戦い抜くという筋書きで、世界に名だたるドラゴンスレイヤーことジークフリートが参戦するのだが、入手難度がそれなりに高い上にシステムとの相性が極めて悪く、更に晩成型の性能であったため即時投入が躊躇われる状況であった。本当にすまない…
そこで白羽の矢が立ったのが、竜の「ライダー」の弱点を突く「アサシン」の中で最も入手性が高く早熟ゆえに投入水準に達しやすい彼であった。
そして多くのマスター…特に実装間もなくサーヴァントの数が少ない頃のマスターは、並み居るワイバーンを膾切りにして回るSAMURAIの姿を目に焼き付けることとなった。
まさか飛燕を切り落とす妙技を振るう相手が飛竜になるとは運営も思っていなかったに違いない。
結果、FGO内では「(ジークフリートを押しのけて)龍殺しの英雄」というネタをユーザーは勿論、運営側も認識することとなり、幕間のエピソードでもこのネタで弄られるように。 → ええー?ほんとにござるかぁ?
後に、宿命のライバルであるはずの宮本武蔵がSN本編以来、実に十数年越しで実装されたのだが、いつもの様にどういう訳か女性化した全く別世界の宮本武蔵であり、小次郎側も実際は本人でないため、ライバルのはずがお互いに全く面識ない無関係、という微妙な間柄になってしまった。
しかし、その武蔵の知る小次郎よりは遥かに強いらしく、1.5部の「英霊剣豪七番勝負」にて鎬を削った。
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最終更新:2024/04/24(水) 22:00
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