アストルティアとは、「ドラゴンクエストX」の冒険の舞台となる世界である。
スクウェア・エニックスのオンラインゲーム(MMORPG)である「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン」の冒険の舞台となる世界。
同作はMMORPGであるため、すべてのプレイヤーたちがこの世界を共有し、同じ舞台で冒険を繰り広げている。
アストルティアには、オーガ・ウェディ・エルフ・ドワーフ・プクリポ・人間の六種族に対応した六つの大陸が存在しており、それぞれの配置は次の通りとなっている。
また、上記五大陸のほかにも、アストルティアには港町レンドアや娯楽島ラッカランといった島々が各地に点在している。
六大陸のうち、レンダーシアを除く五大陸は「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」で登場し、レンダーシアは「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン」でプレイヤーたちに解放された。
レンダーシアを除いた大陸はそれぞれ「大地の箱船」とよばれる大陸間列車によって繋がっており、ゴールドを支払うことで大陸間を行き来することができる。
「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のストーリー冒険において、人間だった主人公はとある事件に巻き込まれ、オーガ~プクリポの五種族のいずれかへと転生することとなる。そして、それぞれの種族に対応する大陸から物語がスタートする。五大陸にはそれぞれ、主人公の最初に降り立つ「初期村」、低レベル帯向けの「街」、高レベル帯向けの「王城都市」があり、その各所で事件が発生している。それらの問題を解決して回りながら成長していくことが、主人公の当面の目的となる。
地域によって寒暖差が激しく、北方には雪の降り積もる山脈が、南方には赤茶けた大地の続く荒涼地帯が存在している。2014年10月時点のバージョンで、アストルティアにおいて積雪地帯があるのはこの大陸のみである。
主人公の種族にオーガを選択した場合、「ランガーオ村」が初期村となる。低レベル帯の拠点となる街は「グレン城下町」で、ここに冒険者向けの住宅村が用意されている。高レベル帯の拠点となる王城都市は「ガートラント城下町」で、王城内には後述のスキルポイントをリセットするための設備が存在している。
1stパッケージ「目覚めし五つの種族 オンライン」のメインストーリーにかかわる重要なエリアが多数存在しており、主人公の討伐目標となる冥王ネルゲルのもとへは、この大陸のランドン山脈経由にて突入することとなる。
ストーリーボス |
外伝クエストボス職業クエストボス |
初期村街王城都市その他拠点 |
フィールドダンジョン |
アストルティア南西部に位置する諸島。ウェディたちが生活する。
五大陸のひとつであるが、その名の通りいくつもの島が集まった諸島である。その性質上、他の大陸とは異なり各地が海によって分断されているため、島々の間の移動には渡し船が用いられる。
温暖な気候で、ヤシの木をはじめとした熱帯植物が多く分布している。ウェディたちの暮らす街や村はいずれも南国のリゾート風であり、冒険者たちに開放されている住宅村のひとつ「白亜の臨海都市地区」は人気スポットのひとつとなっている。
主人公の種族にウェディを選択した場合、本諸島の「レーンの村」が初期村となる。低レベル帯の拠点となる街は「ジュレットの町」で、ここに冒険者向けの住宅村が用意されている。高レベル帯の拠点となる王城都市は「ヴェリナード城下町」で、本作の重要なシステムのひとつ、アクセサリー合成を行う場所として重要な役割を持つ。
本諸島は低〜中レベル帯でのレベル上げのメッカとして有名であり、低レベル帯ではヴェリナード領南のマリンスライムが、中レベル帯のソロ狩りはキュララナ海岸のタコメットが、同じく中レベル帯のパーティー狩りは永遠の地下迷宮のガルバ・ゴルバなどが人気である。
ストーリーボス |
外伝クエストボス職業クエストボス |
初期村街王城都市 |
フィールド
ダンジョン |
主人公の種族にエルフを選択した場合、「ツスクルの村」が初期村となる。低レベル帯の拠点となる街は「風の町アズラン」で、ここに冒険者向けの住宅村が用意されている。高レベル帯の拠点となる王城都市は「王都カミハルムイ」で、唯一の2エリア構成の王城都市となっている。
ハイレベルプレイヤー向けの外伝ストーリー「神話篇」の発端の地であるとともに、神話篇のラスボス「災厄の王」が待ち構える地である。
エルトナ大陸の種族 |
エルトナ大陸に登場するボス |
全体的に荒涼とした土地で占められているのが特徴で、南方は山道や断層帯が、北方には砂漠や火山などが存在している。
かつては非常に高度な科学技術を有した帝国が繁栄していたが、多くの争いや驕りによって自ら破滅を迎えた。現在は、ウルベア地下遺跡などの廃墟や、ドルボードをはじめとした「神カラクリ」と呼ばれるテクノロジーの一部をいくつか遺すのみである。
主人公の種族にドワーフを選択した場合、「アグラニの町」が初期村となる。低レベル帯の拠点となる街は「岳都ガタラ」で、ここに冒険者向けの住宅村が用意されているほか、プレイヤーたちの重要な移動手段である「ドルボード」の入手やカスタマイズを行うことができる。高レベル帯の拠点となる王城都市は「ドルワーム王国」で、城下町には防具鍛冶ギルドがある。また、大地の箱舟の発着するドルワーム王国駅が王城内に敷設されているという珍しい構造をしている。
メインストーリーで登場するボスの難易度がいずれも高く、特に「天魔クァバルナ」の強さは、1stパッケージ時点においてラスボスよりも上であると目されるほどである。
ドワチャッカ大陸の種族 |
ドワチャッカ大陸に登場するボスドワチャッカ大陸の関連項目 |
アストルティア南東部に位置する諸島。プクリポたちが生活する。
平原や丘陵、荒野に風車の丘、そして巨大なキノコが林立する山など、プクリポという多様な外見の種族を反映してか実にバリエーション豊かでメルヘンチックな風景に彩られている。
主人公の種族にプクリポを選択した場合、「プクレットの村」が初期村となる。低レベル帯の拠点となる街は「オルフェアの町」で、ここに冒険者向けの住宅村が用意されている。高レベル帯の拠点となる王城都市は「メギストリスの都」で、装備品の見た目を変更するドレスアップ屋が存在している。またメギストリスの都の入口前広場には日々多くのプレイヤーたちが集まっており、クエスト関連の取引がさかんに行われている。
大陸南端のチョッピ荒野は高レベル帯のレベル上げで非常に人気であり、日々数えないくらいほどのバザックスがイオナズンやイオグランデの餌食となっている(→「サポックス」参照)。
プクランド大陸の種族プクランド大陸の地名 |
プクランド大陸に登場するボスプクランド大陸の関連項目 |
2ndパッケージにて解放された、新たな冒険の舞台。人間が治める大陸。
かつては港町レンドアとを結ぶ定期船が運行していたが、レンダーシアを包む魔障と船の故障により断絶している。1stパッケージのシナリオをクリアすることによりそれらが解消され、主人公たちはレンダーシアへと足を踏み入れることが可能となる。
全地域を通して色あせたような色調の風景が続いており、BGM「失われた世界」と相まって物悲しげな空気を漂わせている。また、謎の魔物の襲撃を受けて半壊状態の「メルサンディ村」、大人たちがすべて姿を消してしまった「セレドの町」、そして住人全員が記憶喪失の「アラハギーロ王国」など、各地もそれぞれ深刻な問題を抱えている。
勇者姫アンルシアを求めて上陸を果たす主人公であったが、グランゼドーラ王国へ繋がる関所は封鎖されており入国することができない。まずは、開門のために上述の「メルサンディ村」「セレドの町」「アラハギーロ王国」を巡って事件を解決し、三匹の蝶を集めていくことが当面の目標となる。
レンダーシアの地名レンダーシアに登場するボス |
レンダーシアの主なNPCレンダーシアの関連項目 |
アストルティアと、「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」とはいくつかの共通点が存在しており、ドラゴンクエストXの世界はドラゴンクエストIXの未来の世界なのではないか、と言われている。
下記の通り共通するキーワードは存在しているが、それが単にスターシステムのような流用なのか、本当に繋がりがあるのかは不明である。
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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