アセム・アスノとは、TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』のアセム編主人公である。CV.江口拓也、鳥海浩輔(41歳時)
身長:172cm/体重:55kg/血液型:A型(18歳時)
17歳→18歳。フリット編主人公フリット・アスノとメインヒロインエミリー・アモンドの息子。ユノア・アスノという妹もいる。
エミリー譲りの後ろに伸ばした金髪とポニーテールとプリケツが特徴。
MSクラブに所属。コンテストでの優勝経験もあり、既にこの頃からMSの整備、操縦技術共に父親譲りの才能を発揮。
17歳の誕生日に父からAGEデバイスを譲り受け「トルディア」を襲撃したヴェイガンをガンダムAGE-1で迎撃。
その事実を隠しながらも、同級生のロマリーやゼハートと親交を深め、学園生活を存分に満喫していた。
困ってる人を助けたいという思いから、卒業後は人々を苦しめるヴェイガンと戦う道を選ぶことを考えるが、
卒業式の日にゼハートがヴェイガンのスパイであることを知り、友と戦う覚悟を問われ苦悩する。
スライスレインズ士官学校には入学せず、独学で勉強をしながら入隊。
連邦軍伍長としてディーヴァのMS部隊に配属。ガンダムAGE-2のパイロットに任命される。
これらの事は父であり総司令であるフリットの計らいらしく、その事を指摘されたくはないようだ。
初出撃では戦果を挙げるも、命令違反で母艦を危険に晒し、注意を受ける。
その後、友であるゼハートと戦う決心がつかないまま、ヴェイガンの司令官となったゼハートとの直接対決に挑み、
Xラウンダーの圧倒的な力を見せ付けられ敗北。ヴェイガンとゼハートに激しい対抗意識を燃やす。
適性検査の結果、アセムのXラウンダー適性はDランクと判明。父やゼハートとの差に苦悩する。
さらにブリッジクルーとしてアセムを支えてくれていたロマリーがゼハートに恋焦がれている事が発覚。
気が付けば全てを奪われていたアセム。遂にXラウンダーでない者にXラウンダーの力を与えるが、
脳に負荷をかける「ミューセル」の誘惑に負け、それを被るが頭痛に苦しみ、被っていない時と成果は
あまり変わらず気絶した。その後、フリットやウルフに注意を受け、その後、ウルフから、
Xラウンダーになれないなら「スーパーパイロット」になれという励ましの言葉を与えられる。
そして、デシルの卑怯な戦法からアセムを庇い、ウルフは戦死した。
アセムはその悲しみと怒りでスーパーパイロットに覚醒してデシルを跡形も無く破壊し、
その後、仮面を被ったゼハートと戦い、追い詰めたが、ダウネスの落下から地球を守るために
ダウネス内部に侵入して、再び再会したゼハートと協力してコロニーデストロイヤーを
エネルギーコアに設置する作業を行った。その中でゼハートの真意を知り、和解した。
その1年後、アセムは特務隊の隊長にまで昇格し、ウルフの遺志を継ぐべく、
パイロットの制服やAGE-2等を白く塗り、腐敗した連邦に対し
フリットが起こしたクーデターに協力し活躍した。
その中でロマリーとも和解して、婚約を結び、3年後にトルディアで結婚した。
その中で彼は今ある幸せを守りたいと思うようになり、戦争の早期終結を望むようになった。
その意思は次世代にも受け継がれていくだろう。
28歳の時、ロマリーとの間にキオをもうけたが、直後に入ったパイロットとしての
最後の任務で行方不明となり、そのまま死亡認定を受けたが、実は生きており、
宇宙海賊ビシディアンの首領「キャプテン・アッシュ」という偽名を名乗っている。
乗機も修復し、宇宙海賊仕様に改造した「ガンダムAGE-2ダークハウンド」になっている。
パイロットとしての技量も高く、強力なXラウンダー能力を持つキオを我が子と遊ぶかの如く圧倒したり、
キオのピンチに敵からの攻撃を庇いながらも逆に返り討ちにする程である。
行方不明になっていた間の行動については外伝作品である「機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~」を参照。
直情的かつ活動的で腕っ節も強いが、ナイーブで傷つき易く、本来は心優しいと評される。
しかしヴェイガンとして敵対しているゼハートに対しては怒りを向けるなど、感情的になる。
色事に関してはやや鈍感らしく、ロマリーやアリーサを女性として意識している描写は少ない。
また、優れた功績を残した父親のフリットに尊敬の念と少なからずコンプレックスを抱えていて、
自分がガンダムのパイロットに選ばれた事に対して使命感を感じているものの、
特別扱いされていると思われたくはないようだ。
上述した側面と「二代目の主人公」と言う役回りから、放送前からカミーユ・ビダンとの共通点が指摘されていた。
いくらかカミーユを彷彿とされる要素もあるが、NT的な力に頼らない主人公という点ではガロード・ランを彷彿とさせ、
様々なコンプレックスを抱えながらNTに立ち向かったオールドタイプという所は(父の声優繋がりで)
ジェリド・メサに近い。
小太刀右京氏が書く小説版では父フリットとの劣等感がより明確に描写されている。
とは言え、ウルフ・エニアクルやラーガン・ドレイスに憧れを抱いたり、ロマリーの水着姿を見てどぎまぎしたり、ゼハートとの友情を育むなど普通の少年らしい姿も見せている。
軍に入ってからはアニメ版と同じく命令違反など起こしていたが、その辺りの心情もしっかりと補完されている。
そしてウルフが戦死後、ウルフの魂がガンダムに宿ると信じ、己が凡夫だと認めた上でフリット・アスノにもXラウンダーにも英雄の息子にもならないと決め、スーパーパイロットとして自分の大切なものを守る事を決意した。
またウルフが得意とした必殺技、ウルフファングも使用している。
続巻の序章にも引き続き登場。アニメ版と同じく白いガンダムAGE-2に搭乗している。
キオが産まれた後、最後の極秘任務終了後は退役し政治家となって和平活動を行う予定だったが、消息不明。後に戦死判定となる。
連邦軍伝説のスーパーパイロットと呼ばれており、かなりの軍人が彼に憧れを抱いていた様子。
アニメ版と同じく宇宙海賊ビシディアンの首領として再登場。
しかしアニメ版よりも苦悩がより明確に書かれており、覚悟など出来ておらず消えそうな闘志を「キャプテン・アッシュ」という子供じみた仮面が必要だったの事。
父であるフリットとガンダム同士の盛大な親子喧嘩もおこなっており、あんたの存在そのものがうっとおしい!など、フリットとはかなり考えが離れた様子。より海賊らしい姿も見せている。
因みにアニメ版と違う正体がばれた様子はなく、「キャプテン・アッシュ」がアセムだと知っているのはフリットとユノアだけである。(ウェンディも知った可能性あり)
「Xラウンダーにも、英雄の息子にもならない!オレは、スーパーパイロットだ!」
そして運命の特典イラストキャラ第6回の投票では1位であるアリーサと共に2位になった。
男性陣のみに限れば実質の1位である。全編を通した主人公としては初の快挙であり、
遂に偉大な父であるフリットを超えられたのである。
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最終更新:2025/12/08(月) 02:00
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