アルカナハート3とは、株式会社エクサムが開発・販売を行う2D対戦格闘ゲームである。
アルカナハート2の続編。
シリーズ
前作から2ヶ月後を舞台とした続編。新主人公ヴァイスを含め3キャラクターを追加、さらにアルカナに加えガイストと呼ばれる存在(人工的な生命体)が追加された。
パワーゲージとホーミングゲージの統合、フォースゲージの追加等システム面が前作に比べ大きく変化している。また火力が増しており、ワンチャンから一発逆転といったことが起きやすくなっている。
2010年冬にPS3/Xbox360へ移植が決定している。発売はアークシステムワークス。世紀末ゲーや前作家庭版みたいにならないことを期待したい
ストーリー
関東一円に発生した次元の歪みを利用した、アンジェリア・アヴァロンの原初復古の企み――後に各国聖霊機関において「関東大事変」と呼ばれる事件の収束から、およそ2ヶ月が経過していた。
そんな頃、某大戦時に欧州で魔族の技術供与を受けていた「ドレクスラー機関」が、世界各地での活動を再開する。日本に潜伏していたドレクスラー機関は、西欧聖霊庁により壊滅され、西欧聖霊庁ローゼンベルク支部として再構成された。
その直後、日本各地に大規模な次元の歪みが大量に観測される。あまりにも不自然な異変にドレクスラー機関の暗躍も囁かれ、日本聖霊庁は事態の収束に乗り出し、御苑女学園の一部の聖女たちも立ち上がる。
同じく、ローゼンベルク支部の聖女たちも活動を開始するが、その中にドレクスラー機関によって後天的に聖女の能力を与えられた戦処女(ウァルキュリヤ)の姿があった。
――――日本沈没まで、あと6日。
システム面における前作からの変更点
- アルカナゲージ
- 前作までのパワーゲージとホーミングゲージが統合されたようなモノであり、ホーミングキャンセルや超必殺技等に行動に使用する。赤ゲージが最大値、緑ゲージが現在値を表しており時間経過によって最大値まで回復。ゲージが最大値の状態で攻撃等の行動を行うことで最大値を上昇させることが出来る。
- フォースゲージ
- エクステンドフォース、アルカナブレイズ、アルカナバーストを使用する際に消費されるゲージ。時間経過により回復し、100%の時のみ使用することが出来る。
- エクステンドフォース
- ABC同時押しで発動。アルカナ毎の特殊効果(前作までのアルカナフォースのようなモノ)やアルカナコンボの使用可能ルート増加など様々な効果が得られる。
- アルカナブレイズ
- アルカナ召喚による特殊行動を行なう。3ではエクステンドフォース中のみ使用出来る。
- アルカナバースト
- CE同時押しで発動。相手を強制的に吹き飛ばすことが出来る。ギルティギアシリーズの『サイクバースト』、弾幕アクションゲーム(東方萃夢想 など)の『霊撃』のようなもの。
- シンプルモード
- 格闘ゲーム初心者のための操作変更。キャラクターセレクト前にノーマルモードとこちらを選択出来る。一部の特定動作が出来なくなるかわりに、ボタンを押下するだけで簡単に連続技や必殺技を使うことが出来る。
今作からの追加キャラクター
- ヴァイス(-)(CV:沢城みゆき)
- ドレクスラー機関によって育てられた、戦処女(ウァルキュリヤ)。愛乃はぁとに代わり、本作品での主人公。
- ヴァイス(Weiβ)という名は機関によって与えられたコードネームであり本名は不明。戦闘員として訓練されていた為か感情の起伏が乏しく、中間デモや勝利後メッセージを見る限り、社会復帰に苦労しているようである。
- 契約ガイストは剱神のガイスト「ゴットフリート」
- えこ(-)(CV:辻あゆみ)
- 高い聖霊力や落書きを実体化する能力の為、ドレクスラー機関によって捕獲されていた少女。漢字表記は「絵心」
- 前作最年少のドロシーをさらに下回る、5歳の園児。
- 契約アルカナはバグ 運のアルカナ「シャーリグラーマ」
- カズ(-)(CV:細谷佳正)
- えこの能力によって実体化したえこの兄。本名は「カズヒロ」。
- コミカルな外見であるが、性格は非常に紳士的である(えこ曰く「じぇんとるめん」)。
- シャルラッハロート(-)(CV:松岡由貴)
- 「3」のボスキャラクター。ヴァイスと同じくドレクスラー機関によって育てられた、戦処女。ヤンデレ。
- 組織崩壊後、ヴァイスやえこと同じくペトラに保護されていたが、突然失踪し現在行方不明。
- 契約ガイストは顎獣のガイスト「バルドゥール」
関連動画
対戦動画
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関連商品
関連コミュニティ
関連項目