アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕(ランサー)とは (ランサーアルトリアオルタとは) [単語記事]

アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕(ランサー)とは、とは、Fate/Grand Orderに登場するサーヴァントの一騎である。

CV：川澄綾子

サーヴァントについてはサーヴァント（聖杯戦争）を参照されたし。

概要

ち、父上…じゃなくって……乳上ェ！？

Fate/Grand Orderの第4章ロンドン編にて遭遇するボスラッシュの中の一体として初登場。
霧の中から召喚されたセリフなしのボスサーヴァントながら、ランサークラスで馬に騎乗し、突撃槍で以て攻めてくる姿が印象的。
当初は誰であるか不明なのだが、最期まで彼女を追い続けてきた人物曰く、「ブリテン最後の王の、王権をかなぐり捨て、ただ兵として眼前の敵を倒す本気の姿」と雰囲気がそっくりであったという。

自らが聖槍の女神と化す前に聖杯の泥に汚染されたというIFの世界線の情報を利用。オルタ化することでアルトリアの人格を保った姿であるとされる。
Fateシリーズの（日常・ギャグパートにおける）アルトリアのコンプレックスを全部吹き飛ばす約束されし勝利の肉体美を獲得。
愛馬は駿馬ラムレイ（ちなみに♀）。戦闘においてはまさに人馬一体ともいえる動きを見せてくれる。というか、あまりに自然なタイミングで馬の後ろ蹴りを打撃に取り入れたりできる領域。
黒い鎧の下は南半球丸出しのリブ生地インナーというスタイリッシュ痴女ぶり。得物のロンゴミニアドはささくれ立っている。
嵐の王（ワイルドハント）を自称しているが、この乳上（ちちうえ）という呼び方が語呂が良い上に的確だったためにこれがニックネームとして定着してしまっている。あるいは第三再臨衣装の南半球から下乳上とも。

性格はセイバーオルタの属性が（秩序・悪）だったのに対して（秩序・善）である。
敵と認めたものを容赦なく撃滅する点はセイバーオルタと同様だが、”獅子王”の反転版として召喚されているためか非情さはあるが非道に堕ちない善性を有する。
だが、それゆえに非情な統治をしても滅亡が免れなかったブリテン王国に対してマスターに対してニヒルな感情を抱いていることを吐露する一面も。
食べ物の好みはオルタらしくジャンクフード。とはいえ現代にまで至るイギリス料理事情からすれば贅沢なのかもしれない。

空の境界コラボイベントや天竺イベントではプライベートがちょっと明かされ、どうやら家事の類を苦手とした女子力ナイナイOLとのこと。余、悪くないもん！

真名・来歴

アーサー王伝説の主人公、アーサーことアルトリア・ペンドラゴン。
Fateシリーズファンとしては"セイバー"と呼称するほうがしっくりくるあの青い騎士王である。

ランサーで召喚される彼女は、あくまでイフであり、FGOの事件における歴史改竄がなければ存在しえなかった。
得物としてのエクスカリバーに見切りをつけ、聖槍ロンゴミニアドへ切り替えたのがランサーとしての彼女。
聖剣の不老不死の加護が失われた結果、二次性徴初期の姿から肉体が成長しており、アラサーぐらいの王として適正な年齢になっている。

サーヴァントとしての能力

ステータス

クラス：ランサー
真名：アルトリア・ペンドラゴン
身長体重:171cm/57kg?
出典：アーサー王伝説
地域：欧州
属性：秩序・善　　カテゴリ：天
性別：女性
パラメータ

筋力：A 耐久：A+ 敏捷：C 魔力：A+ 幸運：D 宝具：A++

スキル

保有スキル
魔力放出:A+ (CT7→5)	自身のBusterカード性能をアップ[Lv.](1T)
最果ての加護:A (CT7→5)	自身にスター集中状態を付与[Lv.](1T) ＆クリティカル威力をアップ[Lv.](1T) ＋スターを獲得[Lv.](5→10個)
カリスマ:E (CT7→5)	味方全体の攻撃力をアップ[Lv.](3T)
クラススキル
対魔力:B	自身の弱体耐性をアップ
騎乗:A	自身のQuickカード性能をアップ

魔力放出:A+: 魔力を放出し攻撃性能を上昇させるスキル。強い破壊衝動によりランクアップ。
最果ての加護:A: 聖槍の所持者に付与されるスキル。戦闘中のみ魔力と幸運が上昇する。
カリスマ:E: 軍団を指揮する天性の才能。兵の士気が向上するとは限らない程度のランク。
対魔力:B: 並大抵の魔術は弾くが、大魔術・儀礼呪法を防ぐことはできない。
騎乗:A: 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操ることができる。

宝具

最果てで輝ける槍　（ロンゴミニアド）
カード種別：Buster	ランク：A++→EX
敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv.]▲ ＆中確率で宝具封印状態を付与(1T) ＆呪い状態を付与(5T)▲<OCで効果アップ>

最果てで輝ける槍　（ロンゴミニアド）
ランク：A++ / 種別：対城宝具 / レンジ：1~99 / 最大補足：1000人

槍ではあるがその正体は世界の表裏（現実と幻想）を繋ぎ止め、その表層を縫いとめる柱。別名ロン。
万一これが機能を失えば物理法則のない幻想法則が跋扈する過去の世界が蘇るとされる。
神代と幻想の最後の時代に立った王であるがためにアルトリアはこれの一本を所有している。

その真の姿を顕現すれば如意棒もかくや、軌道エレベーターともいわんばかりの姿になるという。
そのため、13の拘束（セーフティ）が施された結果、手持ちの騎兵槍という形状に収まってるに過ぎない。
セーフティのうち、その半数が解除された時に真名解放が叶う。その威力は宇宙人総抹殺ビーム（Fate/EXTELLAより）である聖剣のそれに劣らない。
ちなみに、「13の拘束」はFateのプロトタイプ、即ち男のセイバーだったころの設定のリメイク。
FGOのテキストによると同様のセーフティが実は聖剣エクスカリバーのほうにも存在しているようだ。
そして再臨を進めてゆくとそのセーフティが少しづつ外れてゆき、最終段階では芯が見えなくなるほどの光を纏った姿となる。

なお、あまりの発育の良さにFGOのテキストによると胸元の特異点の原因はこの聖槍が元凶なのかと茶化されている。

風王結界（インビジブル・エア）
ランク：C / 種別：対人宝具 / レンジ：1~2 / 最大補足：1人

セイバー時は剣を隠すために使われたが、こちらの姿では風の宝具として使われる。魔力放出と併用しての敏捷力上昇・薙ぎ払い型の広範囲遠距離攻撃「ストライク・エア」を使用可能。

性能

方針が明確な☆4ランサー。一部四章クリア後限定排出。カード構成はQ2A1B2。
「スターを稼いで物理（Buster）で殴ればいい」という運用方法が提示されたかのようなスキルラインナップ。

騎乗スキルで強化されたQuickを持ち、第三スキルのカリスマで全体支援しながらクリティカルスターをメンバー全員でかき集め、自分のBusterの数とNPを確認して第一・第二スキルを発動して一気に最大威力で畳んでしまうのが理想の流れ。
宝具の呪い（DoT）のダメージがバカでかいのでNPの問題を解決してしまえばクラス相性もなんのその。

欠点はNP効率が低く、宝具２発目を安定させて発射するのはパーティの補助が必要になっている。