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アロヒアリイ

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アロヒアリイ(Alohi Alii) とは、2022年1月18日生まれの日本の競走馬である。栗毛の牡馬。

主な勝ち鞍
2025年:ギヨームドルナノ賞(G2)

概要

父ドゥラメンテ、母エスポワール、母父オルフェーヴルという血統。

父ドゥラメンテは現役時代クラシック二冠馬となり、種牡馬としても多数のGI馬を輩出したが、種牡馬入り後5世代を残し9歳で夭逝した。

母エスポワールは重賞で2回連対し12戦4勝、その半兄に青葉賞馬アドミラブルがいる。エスポワールの母スカーレットは未出走馬だがその半兄に皐月賞馬ヴィクトリー、重賞3勝のリンカーン。更に遡るとダービー馬フサイチコンコルド、皐月賞馬アンライバルドなどを輩出したバレークイーン牝系に属している。

母父オルフェーヴルはクラシック三冠馬。

父、母父、牝系ともに日本競馬らしさを感じるものとなっており、五代血統表内のクロスもサンデーサイレンス、トニービン、ノーザンテーストと見事に日本競馬史に残る種牡馬で成り立っている。

生産はノーザンファーム、セレクトセールにおいて6600万円で落札され、オルフェーヴルの凱旋門賞挑戦を見て馬主を志した歯科医の鈴木剛史がオーナーとなった。

馬名の意味はハワイ語で「輝く王」。ヒアリとは無関係。

戦績

2歳(2024年)

凱旋門賞制覇を目標に掲げる調教師として意気投合し、既に複数の所有馬を預けていた美浦の田中博康厩舎に入厩。

11月には戸崎圭太鞍上で芝2000mの2歳新馬に出走。稍重の中で単勝1.7倍の1番人気に支持されると、道中手応えが怪しいところがありながら、中団の内から直線で外に出て上がり最速タイで余力を残し、2馬身半差の快勝。

3歳(2025年)

3歳初戦は1月に芝2000mの3歳1勝クラスに出走し、単勝1.6倍の1番人気に支持されたが、コーナーを逆手前で回るなど精神面に問題があったか、7番人気ゴーソーファーに4分の3馬身差で敗れて2着。

3月には初の重賞となる報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)(皐月賞トライアル)に出走。横山和生を鞍上に迎え5番人気で迎えたレースでは、スタートで加速せず後方となってから上がり最速で大外から追い上げる形になり、捲るファウストラーゼン、クビ差で2着のヴィンセンシオから更にクビ差で3着。鞍上が粗削りと振り返るレースになったが、3着までに与えられる皐月賞への優先出走権を獲得することには成功した。

同年の凱旋門賞に予備登録したことが発表された4月には皐月賞(GI)に出走。11番人気となったレースでは前走の反省を生かそうとしたが、早めに捲るファウストラーゼンに釣られる形で捲ることになり、[17-18-3-2]という通過順で結果は8着。

ダービーも考えていたようであるが5着以内で獲得できる優先出走権の確保に失敗したこともあり、一旦ここで休養となった。皐月賞の反動が大きくなければイギリスのダービーステークス突撃も考えていたようだが。

凱旋門賞前の7月にフランスで行われる3歳クラシック競走のパリ大賞典[1]へ向かうことが発表されたものの、これは体調が整わずに回避。

その後、8月にフランスで行われる3歳馬限定のギヨームドルナノ賞(G2)への出走を発表。 近年の勝ち馬にMishriff(ミシュリフ)、Dubai Honour(ドバイオナー)、Ace Impact(エースインパクト)、Economics(エコノミクス)といった錚々たる面子が並んでいるが、本年もジョッケクルブ賞2着のCualificar(クアリフィカー)やG1で2着2回のRashabar(ラシャバー)などが参戦。フランス出身のクリストフ・ルメールを鞍上に迎えたアロヒアリイは、5頭立てのレースでハナを切り、直線で突き放す競馬で3馬身半差付けて快勝。

まさかの主な勝ち鞍2歳新馬での海外芝重賞制覇となった。因みに重賞での2着もなく、ギヨームドルナノ賞の1着賞金が1800万円弱であることから、仮に日本の競争に出る場合はオープン馬ではなく3勝クラスになる模様。一方で実績馬に差を付けて勝ったおかげでレーティングは119が付いたようだ。

当然次走は凱旋門賞。期待が高まるところである。

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血統表

ドゥラメンテ
2012 鹿毛
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
*マンファス *ラストタイクーン
Pilot Bird
アドマイヤグルーヴ
2000 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
エアグルーヴ *トニービン
ダイナカール
エスポワール
2016 栗毛
FNo.1-l
オルフェーヴル
2008 栗毛
ステイゴールド *サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート
スカーレット
2005 鹿毛
*シンボリクリスエス Kris S.
Tee Kay
グレースアドマイヤ *トニービン
*バレークイーン

クロス:サンデーサイレンス 3×4(18.75%)、トニービン 4×4(12.50%)、ノーザンテースト  5×5(6.25%)

関連項目

  • 競馬
  • 競走馬の一覧
  • 2025年クラシック世代

脚注

  1. *余談だがこの年からCygamesがスポンサーとなっている。
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