アンサイクロペディアとは、自由気ままな百科事典である。 ユーモアの溢れる嘘記事を作るのが目的。通称アンサイ。
投稿された記事は管理者にチェックされ、アンサイクロペディアの主旨にそぐわない記事と判断されると即座に削除対象となってしまうという、新入りの利用者にとってはかなり厳しい世界である。その厳しさ故か、少々過疎気味でもある。
ニコニコ動画関係の記事は削除対象となる可能性が非常に高い(管理者達から良く思われていない、内輪ネタすぎるなど)。もし、ニコニコ動画関係の記事を作りたいなら、このニコニコ大百科に作った方が良いだろう。
どうしてもニコニコ動画由来のいまいち面白くない記事を書きたいあなたのために、未来検索ブラジルがニコニコ大百科を用意したようです。こちらもどうぞご利用くださいませ(要プレミアム登録)。
どうしてもアンサイクロペディアに記事を残したいなら、アンサイクロペディアの正しい書式と、風刺を含んだユーモアを混ぜ込んでください。
サーバーが弱いためか、頻繁にサーバーダウンやエラーが発生する。
たいていの場合は数十分で復帰するはずだが、復帰した直後にアンサイクロペディアの情報が1年前の状態に戻るという異例の事態が発生したこともある。
これらの現象はアンサイクロペディア内でもネタにされ、「重い」「記憶喪失」などと呼ばれる。
アンサイクロペディアの趣旨は「嘘を交えたユーモラスな記事を書く」事である。Wikipediaのように「この内容はここに乗っているので検証できる、ゆえにコレは記事として適正である」(ソース主義)とは、地で逆を行っている。
ゆえに一見、ウィキペディアの方が堅苦しく、アンサイクロペディアの方が自由気儘で簡単そうに見える。確かに、歴史問題のある記事(例:南京大虐殺)などでは、ウィキペディアでは激しい論争が行われているのは事実である。しかし、ウィキペディアでは基本的に、
のに対し、アンサイクロペディアは
ので、生半可な一発ネタでは返り討ちに遭う可能性がある。
一方で、黎明期には記事数嵩上げのため粗製記事を黙認していた時期もあり、またその当時作の粗製記事が特に大掛かりな整理されることもなく残存し、かたや、新規記事審査の基準は曖昧という点への一般編集者の不満は潜在的にあると見られる。
このような新規記事基準強化もあってか、記事総数は日本語版で2010年内 15000記事前後で横ばいと、この2~3年近くやや停滞状況にある。ただ、英語版でも記事数は26000弱程度(2011年2月)であり、アンサイクロペディア各言語版では記事数で上位の方に位置している。
アンサイクロペディアでの記事作成に当たり、問題とすべきなのは「何が面白くて」「ユーモアのある記事」なのかである。10人が10人みんな面白いといえる記事が書けるなら、おそらくそれは小説家として食っていけるレベルのライターで無いと無理である。従ってその内容というのは逐次管理人にチェックされ、是正されていくが、どうにもこうにも管理人の感性が影響する。ようするに、完全にコレでオッケーという記事が存在せず、人気記事であっても時節に合わせて書き直される。
ただ、思いつきで一行二行書いた記事というのは即削除、あるいは「ネタはいいんだけど文書量が足りない」場合は「NRV(No Read Value)」のタグを貼られて一週間待機後、どうにもならなかったら削除される。また、それでも「おしい」内容はアンディクショナリーという専門の集積所に移した後削除されるのは方針で決まっている。一方で長文記事は一定人数の管理者・一般ユーザーが一週間ほどの議論を経たのち、決議された場合のみ全面的に削除される。
新規記事立項に良く似た全面改稿は、予告無く行うと前の版のユーザーがゴネて口論になったりする(経験者談)。事実・史実のベースとする(仮に歴史問題のあるような記事でも、両論併記か、双方が認める部分の「事実」掲載という形に落ち着く)ウィキペディアと違い、事実・史実というベースを持たないアンサイの記事だからこそ起こる問題点の一つである。
この問題の対処として公式な方針はなく、実質的に「記事の方向性指導権は初版投稿者が優位に持つ」事が暗黙知の一つになっているが強制ではなく、予告なしに全面改稿も可能ではあるが、前述の経験者談のような事態も起こりうるので、なるべく事前喚起が推奨されている。
ところで、ここで注意するべきことは、アンサイクロペディアの管理者という立場である。極論を言ってしまえば管理人もまたアマチュアである(別にどこぞのご高名な作家様が運営しているわけでもない)。彼らは正直に言えば、アンサイクロペディアを長く利用し、そこそこユーモアのある記事をかけている上で、管理活動に向いていると判断されたユーザーが任命される。(初期はBC権限を持つユーザーがよさげな人間を任命していたが、立候補制だの、のびた君議論などを経て色々グダグダになった)。
管理者は通常、サーバーなどに関するハード的な面にもタッチできるイメージが強いが、実際は「記事の削除・復活」「迷惑ユーザーのアクセス制限・解除」そしてBCと呼ばれる権限を持つ者だけができる「新たな管理者を任命する権限」、つまりソフト面のみである(ほかにソックパペットを見破るためのCUがあるが、性質上喧々囂々の議論になる上、なんか神がかり的な力と勘違いている一般ユーザーがいたりと、ぶっちゃげ面倒くさいだけの権限であるためここでは割愛)。サーバーが重いからといって何とかしてくれと管理者に伝えて、そこは本家にいるCarlbに言うしかないのである。(ので、鯖が長期間落ちると、英語に流暢な管理者が本家に言って交渉するのはよく見る光景である。)
以上のことからアンサイクロペディアの管理者というのは、非常に叩かれやすくまた「俺のユーモアを何でわかってくれないんだよ」ということで、とっても口論になる割と大変な役職である(のに別に何かリターンがあるわけでもない。アンサイクロペディアに対する愛情が求められる)。言い合いになるならまだしも、黎明期では人格否定やら罵詈雑言まで飛ばされたり、何度注意してもまったく気付いてくれなかったりするユーザも多く、挙句名前を変えて別アカウントで書き込んだりして、本当に疲れる。本当に疲れるんだってば。
主に自分で完璧に空想したものより、何かを斜に捕らえた記事がアンサイクロペディアとしては好まれる傾向にある。価値観を逆転させたり、Aという物体は実はBであるという過程から想定される社会的事象などは、ユーモアのある記事を書くに当たって初歩的な技法である。かつてワンチンとか超巨大国家の妄想を書き込んだ記事があったが、もはや元ネタからかけ離れて膨大化した結果、バブルがはじけるようにその手の記事は消されていくこととなった。大規模記事ほどネタを継続して書いていくことは難しいことを証明してしまった。
詳しくはアンサイクロペディア内のヘルプ(馬鹿にならずバカバカしくやる方法)等を参照いただきたいが、アンサイでの記事執筆のコツを、執筆者なりにまとめると以下の通りである。
ニコニコ動画という記事自体はアンサイクロペディアにあったり(国の扱い)、一部のネタは箇条書き項目などに細かいディティールとして使われていることはある。かつて藤崎瑞希や永井先生の記事はアンサイクロペディア内に存在したものの、内輪ネタとして削除されてしまった。
これは彼らが一般人であることにも関係しているが、そもそも「インターネットをしていて」「ニコニコ動画を見ていて」「彼らを知っている」ユーザーというのが、非常にマイノリティであることが最大の問題である。よほどユーモアのある記事で盛り込んでも、元ネタの知名度などの問題点が常に付いて回るため、ニコニコ大百科での記事作成が推奨される。
ので、喜び勇んでニコニコ動画の記事を書いて削除されても、凹まないで下さい。最初に記事を作ろうとしたその意気込みを忘れず、まず新聞を二・三枚めくって、気になる記事に出てくる言葉を面白くならないか考えてみよう。
それでもどうしても俺はニコニコ動画の記事をアンサイクロペディアに盛り込みたい!というならば、相応の社会風刺と文章量でもって管理者をうならせるくらいの気概で行こう。
というかニコニコ大百科内でもアンサイクロペディアっぽいページはあるので、検索してみるといいだろう。
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最終更新:2025/12/07(日) 11:00
最終更新:2025/12/07(日) 11:00
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