アーバインとは (アーバインとは) [単語記事]

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アメリカ合衆国カルフォニア州オレンジ郡にある都市の名前。
イギリス出身の元F1 レーサー、エディ・アーバイン
ゾイドシリーズに搭乗する賞金稼ぎ。この項にて記述する。

アーバインとは、トミー（現タカラトミー）より販売されていた玩具シリーズ「ゾイド」と、その派生作品である上山道郎の漫画「機獣新世紀ZOIDS」及びそれを元にしたＴＶアニメに登場するキャラクターである。
アニメ版でのCVは藤原啓治。

概要

性格や職業など、大まかな設定はどの媒体においても共通しているものの、愛機、家族構成など細かい部分で異なっている部分もある。
以下、各媒体における大まかな活躍。

バトルストーリー

西方大陸に住む傭兵兼賞金稼ぎ。
一応共和国側についているが、その理由は本人曰く「つい負けそうな方に肩入れしてしまうから」とのこと。
愛機は黒いコマンドウルフ。

惑星Zi歴2100年 7月、共和国軍ロブ基地において後の愛機であるゴジュラス・ジ・オーガと運命的な邂逅を果たす。
最初こそゴジュラスは心を開いてはいなかったが、突如として攻めてきた帝国の攻撃からアーバインが身を呈して守ったことにより態度を改め、彼を自らのパイロットとして認めたのだった。

その後暫くに渡り、彼の活躍は描かれていなかった。
が、暫くの時が経った2002年、ゴジュラスギガに付属したゾイドオフィシャルファンブック EXVol.1にて久々の登場を果たす。

中央大陸の殆どがネオゼネバスの手に落ちた2105年。
共和国の切り札ゴジュラスギガが眠る秘密基地を、ジーニアス・デルダロス少佐率いる「黒の竜騎兵団」が急襲。
ダークスパイナーのジャミングウェーブによって殆どのゾイドが役に立たない中、唯一まともに活動できたのがパイロットとの精神リンクのみで動くオーガだった。
100対1という絶望的な戦力差の中でオーガは孤軍奮闘、ついにダークスパイナーを全滅させることに成功するものの、一瞬の隙を突いたデルダロスのステルススティンガーの攻撃によりコアを貫かれ、再起不能となってしまう。

その後ステルススティンガーはゴジュラスギガが倒したものの、アーバインの生死は不明。
後のバトルストーリーにおいても一切登場しないまま終わってしまった。
まぁ、ファンブック2巻の一部分しか出番のないムンベイに比べればよほど優遇されてると言えるが。

漫画

傭兵や賞金稼ぎなどをして生計を立てている男。
何故かバン達と行動を共にしている。ちなみに年は18歳。
左目は義眼で、かつて彼を助けた作業用ゾイドの電子眼を移植したものらしい。

愛機はトナルードと呼ばれるステルスバイパー。公式とは違い、何と水中でも行動可能。
コミックス4巻ではロッソとヴィオーラが駆るシンカーの前に瀕死の状況まで追い込まれてしまうが、バンの活躍によって一命を取り留める。
その後天才子供科学者メリッサ・スーの手により改造が施され、ステルスドラゴンとして蘇ることに。

漫画が未完のため、詳しくはまだ不明。
あとは他にはない点として、妹がいるということが挙げられる。
（一応アニメ版でもいるらしいのだが、そちらでは既に故人となっている）
名前はレベッカ。性格は素直で、あと可愛い。
アーバインのことを会社員と信じていたが、同時に何か危険な仕事をやっているのではないかと感づいている模様。
出番は少ないが、可愛いので印象に残る。大事なことなので2回言いました。

アニメ

賞金稼ぎで、一流のゾイド乗り。
バン達が旅に出た直後砂漠で出会い、当初はジークを巡って敵対していたものの、徐々にバンのことを気に入りやがて共に旅をするようになる。

その後デスザウラーを倒した後はバン達と別れ、賞金稼ぎ業を続けていた。
しかしゾイドを狩っていたとある集団に傭兵として雇われていた所、その集団に潜入調査していたバンと偶然再会、そしてかつて彼が倒した筈のレイヴンが復活したのを機に再び行動を共にすることになる。

愛機はバトスト同様黒いコマンドウルフだったが、ＧＦ編のジェノブレイカーとの戦いで破壊されてしまう。
そのことにアーバインは深いショックを受け、当初は引退まで考えるものの、ムンベイに激励され立ち直る。
そしてDr.ディーの手によりウルフのメモリーバンクを新型ゾイド「ライトニングサイクス」に移植。以降はそちらを愛機とし、戦っていくことに。
またそれ以外にも、ガイガロスでのデスザウラーとの戦いにおいては黒いゴジュラスに乗ったりもした。

アニメの中でも特に人気の高いキャラクター。通称ひろし。
姿こそ漫画版と変わらないが、こちらは義眼ではない（理由は差別的な意味合いでとられるのを避けたため）。
終始バンの頼れる兄貴分的なポジションだったが、愛機のコマンドウルフが破壊された時は珍しく激昂したりするなど、弱みを見せた。
このエピソード（48話「黒い稲妻」）は無印ゾイド屈指の名エピソードとして名高い。