「俺たちは上に行く、アンタには踏み台になってもらうさ。悪く思うなよ」
「悪いな」
アーマード・コア フォーアンサーに登場するリンクスコンビ。
コンビで依頼を受けている独立傭兵のリンクスでウィスがカラードランク25、イェーイがカラードランク26。ごく最近登録したばかりの若手とのことで、共同でミッションを受けることにより確かな戦果を挙げ注目を浴びている第四世代のリンクスとのこと。元は企業専属で単独で超常的戦力であったリンクスという存在の変質を体現しているとの評も受けている。
ウィスの方は口数が多く自身に満ち溢れた性格でミッションの際には軽量機による前衛を担当、イェーイの方は口数が少なくどこか物静かで重量機による後衛を担当している、といった具合に見事に正反対の二人組なのだが実力の方は侮れず、ミッションはもちろんオーダーマッチでのタイマン戦でも舐めてかかると危険である。
(というか絶対にウィスのすぐ上にいるGA社の某粗製よりは強いと思うのだが)
ミッションにおいてはオーメル社依頼の「サイレント・アバランチ撃破」のハードモードで敵増援として登場。初期配置のサイレント・アバランチを過去の遺物と評しながら意気揚々とオーバーブーストで突っ込んでくる。
(あまり関係ない余談なのだがこのミッション、ブリーフィング内容に忠実なオーメル社が唯一致命的にやらかしているミッションとして有名であり、オペレーターすらも呆れながら「こんなことばかりだな・・・いい加減慣れてきただろう?」などと呟いたりしている)
ただでさえ雑魚の中でも比較的強い部類に入るサイレント・アバランチを撃破した後でのネクストによる2対1の不利な状況での戦いを強いられるので、本作においても難関ミッションの一つである。両者のポジションもしっかり分かれている上に動きもなかなか良いので、上手く分断しながら各個撃破していきたい。
自分たちの実力についても冷静に分析できているようで、撃破されると特に悔しがったり取り乱したりするわけでもなく「手負いを襲い尚負けるか・・・所詮ここらが限界か・・・」「やはりな・・・」と、各々が静かに漏らしている。
搭乗ネクストはウィスが前衛担当の軽量機である「スカーレットフォックス」 イェーイが後衛担当の重量機である「エメラルドラクーン」 因みに機体アセンは両方ともイェーイの方が担当している。
「スカーレットフォックス」はオーメル、BFF、アルゼブラの混成フレームの逆脚機で、武器腕マシンガン、軽量グレネード、散布ミサイルを装備している。逆脚と軽量機であることの旨味を活かした三次元的な機動で張り付きながら腕マシで削りつつ、グレネードの一撃を叩きこむ構成となっている。近距離での張り付きがメインの割にブースターの機動力が低めなのだが、ジェネレーターがGA製なので持続力は高い。
「エメラルドラクーン」はインテリオル、BFF、アルドラの混成フレームで、ライフルとスナイパーライフル、両背中と肩部に計三つの同種ミサイルを装備している。基本的にはライフルと砂で遠距離での射撃をしつつ、ミサイルの一斉発射を垂れ流してくる。このミサイル、一度に8×2の弾を発射するかなり密度の高いもので、それが同時に発射されると16×3の弾が一気に飛んでくるのでなかなか派手である。
ミッションで同時に相手にする際にはウィスの方にばかり構っているとイェーイの砂に削られ、かといってその逆をするとウィスの腕マシで削られの悪循環なのでさっさとどちらかを撃破してしまうに限る。基本的にイェーイの方は装甲重視の分動きがトロイので、ちょろちょろ飛び回る紙装甲のウィスの方が優先されることが多い。
名前が如何にもネタっぽいがウィスもイェーイもネイティブアメリカンの一部族、セネカ族の言語が由来となっており、ウィスを和訳すると数字の5、イェーイは6とそれぞれのカラードランクの下桁の数字に該当するようになっている。
そして両者の機体名である「スカーレットフォックス」「エメラルドラクーン」をそれぞれ意訳すると、「赤いきつね」と「緑のたぬき」になり、カラーリング、エンブレム、更には頭部とそのスタビライザーまでもがそれを意識する物となっている。このことからこの2人のことをカップ麺コンビと呼んだりもする。
※参考までに「ラクーン」の直訳はアライグマで、たぬきは正確には「ラクーンドッグ」となる。
更に余談となるが、極寒地帯でのサイレント・アバランチ撃破後に登場するコンビの増援リンクスという立ち位置(しかもハード限定)というのは、何となく前作のウォルコット姉弟に近いものを感じさせる。
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最終更新:2025/12/09(火) 21:00
最終更新:2025/12/09(火) 21:00
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