ウォーリーをさがせ!(1991年のアニメ) 単語

ウォーリーヲサガセ

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「ウォーリーをさがせ!」(原題:WHERE'S WALLY?)とは、同名の絵本を原作とするアニメ作品である。

概要

DICエンターテイメント、ウェルド・ムービー・カンパニー製作。
アメリカにて、1991年9月14日から12月14日の間に全13話が放映された。放映局はCBS Kids。
日本では翌年の夏休み期間にTBSで放映。アラサー世代の中には、夏休みの思い出=ウォーリーをさがせ、という人もいるだろう。

赤と白の縞模様の服でおなじみウォーリーが、魔法使いの依頼で困ってる人々を助けに各地へ赴くというストーリー。途中に1回、最後に1回、細かく描き込まれた画面の中に潜むウォーリーを探すコーナーが差し込まれる。回によっては探して欲しい人物または物体が番組開始時にアナウンスされ、原作さながらに捜索遊びが楽しめる。

シナリオは基本的にギャグで、どんなピンチも軽々乗り越えるウォーリーの手際の良さ、何もできずに毎回やられる悪役オドローの滑稽さ、軽妙なナレーションのやり取りが笑いを誘う。

登場人物

  • ウォーリー
    本作の主人公。毎回しろひげに依頼されて様々な世界へ旅立つ。
    魔法の杖を所持しており、目的地へは杖を使ってワープする。
    どんなピンチに陥っても、そのたびに天才的ひらめきで窮地を脱する。
    一応毎回ピンチに陥っているはずだが、常に余裕の笑みを浮かべており、精神が超人的にタフなのか自分がピンチに陥っているを分かってないのかはご想像にお任せします。
  • ウーフ
    犬。ウォーリーの旅にいつもついて行ってる。骨が好物。
    ウォーリーと違って、ピンチを認識したときはちゃんと怯える。
  • 魔法使い
    長いしろひげがトレードマークの魔法使い。
    冒頭にウォーリーの前に現れ、依頼を言い残して去っていく。
  • オドロー
    本作の悪役。ウォーリーと正反対である黄色と黒の縞模様の服を着ている。
    ウォーリーの持つ魔法の杖を狙っており、ウォーリーの行く先へ執拗について行っては杖を横取りしようとしている。が、偶然的必然的を問わず必ず失敗または邪魔をされ、横取りが成功したためしはない。
    盗ろうとする→ひどい目に合う→また盗ろうとする…、のループを一人で完結させてしまっているため、ウォーリーには存在自体を全く気が付いてもらえない(ウーフはたまに気が付いて吠えたりする)。
  • ナレーター
    番組のナレーションを務める人。視聴者側の存在だが、細かいことは無視してキャラクターと会話を始めたりする。

スタッフ

ストーリーエディター:ビル・マテニー
音楽 :  マイケル・タヴェラ
音響監督 : スーザン・ブルー
アニメーション制作 : 世映動画
製作 : DICエンターテイメント、ウェルド・ムービー・カンパニー

日本語版製作

翻訳:久保喜昭
演出:清水勝則
プロデューサー:田中新二(TBS)、松田幸雄(TBS)
製作協力:ザック・プロモーション
製作:TBS

声の出演
ウォーリー:堀内賢雄
オドロー:富山敬
魔法使い:矢田稔
ウーフ:桜井敏治
ナレーター:松宮一彦

関連動画

関連項目

  • ウォーリーをさがせ!
  • Where's Waldo?(2019年のアニメ)

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