ウォーレン・リビングストン・クロマティ(Warren Livingston Cromartie)とは、アメリカフロリダ州出身の元プロ野球選手である。かつて読売ジャイアンツなどに所属していた。愛称「クロウ」。
1973年にエクスポズに入団。4年目からレギュラーに定着したが、成績は隔年の傾向があった。1983年オフに巨人に入団。
1年目(1984年)から打率.280 35本塁打 93打点と活躍。
1985年以降3年連続で打率3割をマークし、1986年には打率.363を記録したが、この年はランディ・バースがそれ以上の成績(打率.389)を残した。
1989年には打率4割を目指し、96試合目まで打率4割を保っていた。最終的に.378に終わったが、首位打者を獲得。リーグ優勝に貢献し、MVPに選ばれた。1990年に巨人を退団。巨人史上最強の助っ人として親しまれた。
1991年にロイヤルズに入団しメジャー復帰したが、1993年に引退した。
陽気なキャラで、する必要のないヘッドスライディングを行ったり、観客と「万歳三唱」をよく行ったりと、ファンから愛された。
2007年からはハッスル・エイドでプロレスに参戦。デビュー戦では、かつて1987年に乱闘で殴った元中日ドラゴンズの宮下昌己も応援に駆けつけていた。必殺技ホームランチョップを炸裂させ、ビバジャイアンツ(スライディングキック)で勝利し、万歳三唱していた。
独特のクラウチング打法が特徴だった。
ただ、素晴らしい打撃とは裏腹に守備面では肩力に弱点があり、1987年の西部ライオンズとの日本シリーズでは、彼の送球能力の低さを突いたライオンズの攻撃が顕著であった。
しかし守備能力全体で見れば、捕球能力については高水準だったとされる。
魁!!クロマティ高校の元ネタとなった人物だが、本人とは一切関係なし。
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最終更新:2025/12/09(火) 17:00
最終更新:2025/12/09(火) 16:00
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