エクトル・ルナ(Héctor R. Luna、1980年2月1日-)とは、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手(内野手)である。
ドラゴンズ入団当初は英語読みの「ヘクター・ルナ」という表記も見られた。愛称は「チポ」。間違っても「るなぴよ」ではない。
1999年にドラフト外でクリーブランド・インディアンスと契約。マイナーの球団をしばし転々としたのち、2004年にセントルイス・カージナルスでメジャーデビュー。この頃は主に二塁を守っていた。準レギュラーとしてそこそこの成績を残していたが、2006年にインディアンスにトレードで移籍。
2007年頃から一塁・三塁を守ることが多くなり、盗塁数が減少。トロント・ブルージェイズに移籍するが、マイナー暮らしが長くなる。2009年はAAAで自己最多の17本塁打をマークするもメジャー昇格できずに終わる。
その後はフロリダ・マーリンズ、ボストン・レッドソックス、フィラデルフィア・フィリーズ、ピッツバーグ・パイレーツと所属を転々とするが、メジャーでの出場機会は少なく、2012年11月にはパイレーツを解雇される。
ドミニカウィンターリーグを経て、2013年、中日ドラゴンズに入団。投手と捕手以外の全ポジションを守れるユーティリティ中距離ヒッターという触れ込みで、どこぞのメキシカンリーグMVPを彷彿とさせることもあってか前評判はあまり高く無かった。
しかしシーズンが開幕すると、森野将彦や高橋周平を押しのけて3番・三塁に定着。4月下旬からは4番に定着した。開幕から17試合連続安打と快調に打ちまくり、1試合無安打を挟んでからさらに29試合連続出塁。4月は月間首位打者の打率.398をマークするも月間MVPは15本塁打のトニ・ブランコに譲ったが、5月は再び月間首位打者の打率.402をマークして月間MVPを受賞した。この活躍に、球団は6月の段階で早くも翌年からの総額4億円の2年契約を締結。
しかしその後7月に膝を痛めて戦線離脱。オールスターも辞退し、8月に一度復帰したがやはり状態が悪くそのままドミニカに帰国した。その時点でもまだ打率.350であったが、規定打席に到達しないままシーズンを終えたため首位打者はならなかった。最終的な成績は85試合で打率.350、9本塁打51打点。
膝の影響などの不安を抱えつつも2014年シーズンが開幕したが昨年同様順調に安打を量産し3番サードの座を確固たるものにした。
交流戦からは4番平田良介の不調もあり去年同様4番に定着、絶好調だったエルナンデスと共にドミニカンコンビとしてチームを牽引。
オールスターには残念ながら選ばれず7月15日に膝の影響で登録抹消されるなど雲行きが怪しくなりかけたが8月5日に復帰して以降は特に大きな怪我もなくシーズン終了まで一軍に帯同。
最終的な成績は打率.317 17本塁打 73打点。チーム本塁打王 打率2位 打点2位。
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 中日 | 応援歌のピコカキコ一覧#1140 | 12793 |
(2014年終了時点)
| 通算:9年 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MLB(7年) | 339 | 867 | 794 | 104 | 208 | 15 | 96 | 23 | 3 | 7 | 55 | 8 | 159 | 14 | .262 | .314 |
| 2013年 | 85 | 356 | 329 | 46 | 115 | 9 | 51 | 4 | 0 | 0 | 26 | 1 | 57 | 10 | .350 | .399 |
| 2014年 | 127 | 527 | 467 | 80 | 148 | 17 | 73 | 8 | 0 | 4 | 51 | 5 | 98 | 11 | .317 | .387 |
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最終更新:2025/12/08(月) 06:00
最終更新:2025/12/08(月) 06:00
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