エマニュエル・エブエとは (エマニュエルエブエとは) [単語記事]

エマニュエル・エブエ（Emmanuel Eboué、1983年6月4日-）とは、コートジボワール出身のサッカー選手である。

概要

ポジションはディフェンダー、ミッドフィルダーをこなす。
世界でも指折りのサイドバックとして知られているが、2007-08シーズンにチームに加入してきた「バカリ・サニャ」の登場によりレギュラーポジションを退くことになってしまった。

しかし、そんな状況下でも不満を口にすることは無く、献身的にチームに貢献するその姿はファン、チームメイト等から高い評価を得ている。

チームのムードメーカー的存在であり、ゴールを決めた際のダンスパフォーマンスや、元チームメイトで仲が良かった「エマニュエル・アデバヨール」の語る

「エブエは愉快な奴なんだ。
ジルベルトの家に集まった時、トラの着ぐるみを着ている奴がいて驚いたらエブエだった。
『なんだ! ただのエブエか!』と安心したよ。」

Wikipedia-エマニュエル・エブエより抜粋。一部変更箇所有

といったエピソードも、エブエの性格の明るさを物語っている。

2010年、日本代表がベスト16入りという十分すぎる結果を収め日本中を沸かせた「2010 FIFAワールドカップ」。
その日本代表がベスト16入りを決めた翌日のグループGの試合「北朝鮮vsコートジボワール」でそれは起こった。

北朝鮮代表監督「キム・ジョフン」の指示を真面目な表情で聞いている「ホン・ヨンジュ」。その横で更にもう一人、指示を聞く者。それが他の誰でもない、「エブエ」だったのだ。

北朝鮮の言葉を理解できるはずが無い相手国の選手が相手国の監督の指示に耳を傾けているというなんともシュールな風景が話題を呼び、この時の映像が「TVGOLO」という海外のサッカー情報のサイトで紹介されている。

ニコニコ動画においてもその映像が投稿され、全国のニコ厨サッカーファンを爆笑の渦に巻き込んだ。