オネスト(競走馬) 単語


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オネスト

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オネスト(Onesto)とは、2019年生まれのアイルランド生産・フランス調教の競走馬である。

概要

父Frankel、母Onshore、母の父Sea The Starsという血統。父は言わずと知れた世界最強馬で、種牡馬としても着実に結果を出していた。母は主な成績はないもの、半妹に豪G3を勝利したJet Awayがいる。母の父はイギリスのクラシック二冠馬で、種牡馬として数々の名馬を送り出していた。
特徴的な配合をしているがそれについては後述。

2歳時(2021年)

9月24日シャンティイ競馬場の未勝利戦でデビューし、ステファン・パスキエを背に初勝利を挙げる。その後は10月20日ドーヴィル競馬場の条件戦を2着で、2歳時を終えた。

3歳時(2022年)

4月17日のフォンテーヌブロー賞(G3)で始動するが8着。続いて距離を伸ばしてグレフュール賞(G2)に出走して、後方から追い込んで後続に2馬身半差を付ける快勝でグループ競走初勝利を果たした。その後はジョッケクルブ賞(G1)に出走し、後方から末脚を伸ばすもVadeniの5着に敗れた。

更に距離を伸ばしてパリ大賞(G1)に出走。2番人気タイに支持された。レースはSimca Milleが逃げてオネストは後方から。挑戦に入ると残り400m付近でスパートを開始。逃げ粘るSimca Milleとの追い比べをクビ差で制してG1初制覇を果たした。

秋の始動戦はアイルランドに遠征してアイリッシュチャンピオンステークス(G1)に出走。距離短縮のせいか5番人気と低評価だった。レースは最後方から競馬を進め、中間点で位置取りを上げてLuxembourgの横に付けた。先行勢の間から直線に進出し、外から伸びたLuxembourgとの叩き合いとなるも最後で後れを取り半馬身の2着。敗れはしたもののVadeniには先着し、中距離でも勝負になることを証明した。

その後、地元フランスの大一番である凱旋門賞(G1)に出走。あまり極端な馬場では走らせたくないとのことだったが重馬場での開催となり、後方から末脚を伸ばすも10着に敗れ去った。

血統表

Frankel
2008 鹿毛
Galileo
1998 鹿毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Urban Sea Miswaki
Allegretta
Kind
2001 鹿毛
*デインヒル Danzig
Razyana
Rainbow Lake Rainbow Quest
Rockfest
Onshore
2013 栗毛
FNo.11
Sea The Stars
2006 鹿毛
Cape Cross Green Desert
Park Appeal
Urban Sea Miswaki
Allegretta
Kalima
2002 鹿毛
Kahyasi *イルドブルボン
Kadissya
Kerali High Line
Sookera

クロスUrban Sea S3×M3、Northern Dancer S4×S5、Danzig S4×M5、Blushing Groom S5×M5

特徴的なものがアーバンシーの3×3(25%)クロスを持っていること。牡馬での3×3ならばやや重い配合とはいえまぁいないことはないのだが牝馬でこの濃さのクロスはなかなか見られないものである。

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関連項目

  • 競馬
  • 競走馬の一覧
  • 2022年クラシック世代

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最終更新:2025/12/09(火) 23:00

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