オブジェクト指向とは、プログラムひいてはシステムにおける構成要素を
現実世界における物体として捉える概念である。
オブジェクト指向におけるプログラミングとは特定のデータ構造と振る舞いを持つものを
全て物体(オブジェクト)として捉える概念である。
オブジェクト指向では、システム上における、構成要素を分析し、その特徴をクラスとして定義する。
クラスにはその物体が、どのような形態を持つか、どのような振る舞いをするべきかを記述する。
例として、システム内にメモ帳を持たせたいとする。
形態としては、次のようなものが考えられる。
振る舞いとしては、次のようなものが考えられる。
これらの特徴をあらかじめクラスという形で纏めておくことによって、
そのクラスからメモ帳を(メモリ容量が許す限り)何個も作り出すことが出来る。
このようにしひとつのメモ帳を作り出すことをインスタンス化という。
こうすることによって、何が嬉しいのかというと、そのシステムが持っているメモ帳を増やしたいという
場合に、次回からは特徴を意識せずに簡単に作ることができるようになる。
これを再利用という。
このようにして、作り出されたオブジェクトが相互に作用しあって動作するようなプログラムを
作ることがオブジェクト指向プログラミングである。
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最終更新:2025/12/10(水) 06:00
最終更新:2025/12/10(水) 05:00
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