この項目では、オンラインゲームにおいて行われる不正行為を一覧にしてまとめる。
不正行為の一覧
- RMT
- Real Money Tradeの略。強力なアイテムや期間限定アイテムなどをトレードする対価として現金を求める行為。アカウントそのものを売買することもある。
ゲーム内の課金機能を使わずにレアアイテムの入手などができるため、ほとんどのゲームで禁止されている。
- チート
- プレイを有利にするために不正なツールを用いて行う様々な違法行為。
その種類は多岐にわたり、ステータスを異常に強化するもの、壁の向こうの敵を見えるようにするウォールハック、銃が自動で敵に当たるオートエイムなど多種多様に存在する。
- グリッチ
- ゲームの異常な動作(バグや設定ミスなど)を利用してプレイする行為。特定のポイントで壁を貫通して攻撃できたり、ある手順を行うと高速で行動できる、などがある。
チートとは異なりゲーム内で再現できる行為だが、ゲーム性を損ねるため意図的な利用はペナルティの対象となる。
- ラグスイッチ
- 回線を瞬間的に遮断、あるいは回線速度を低下させることで通信ラグを発生させ、プレイを有利にする行為。
詳細はラグスイッチの記事を参照。
- botの使用
- 人力でプレイを行わず、botと呼ばれる自動ツールを用いてゲームをする行為。
ゲームに参加するだけで貰えるポイントを自動で稼ぐためなどに使われる。
- 違法MODの使用
- World of TanksなどのMODを使用できるゲームにおいて、運営が許可していない(著しくゲーム性を損なう)MODを使用する行為。
WoTの場合、敵の位置を強調表示したり、敵の照準の向きを表示させるものなどがあたる。
- チーミング
- 本来敵同士であるプレイヤーたちがチームを組んで他のチームと戦う行為。
通常3人チームの場合、チーミング相手では3対6で戦うことになるため著しく不利になる。
- ゴースティング
- 配信を行っているプレイヤーの配信画面を見ながら同じゲーム(同じマッチング)をプレイする行為。
配信者の場所を特定して集中砲火したり、ゲーム開始時から粘着してひたすらリスキルを行うハラスメント行為が行われる。
- スマーフ
- 本来上位の実力があるプレイヤーが新規にアカウントを取得し、初心者プレイヤーと同じフィールドで戦う行為。いわゆる初心者狩り。
初心者が何もできずに倒されるだけでゲームの楽しさを享受できなくなるため、多くのゲームで禁止または制限されている。
- ブースティング
- ランク制度があるチームゲームにおいて、上位のプレイヤーが自分より下位のプレイヤーのランクを上げることを目的として、ランクの低いサブアカウントを用いてチームを組む行為。
チーム内のランクに差がある場合、チーム内の最高ランクによるマッチングがされることから、下位プレイヤーを上位マッチで戦わせないために行われる。
上位プレイヤーが本来のアカウントを用いて上位マッチに下位プレイヤーを引き連れる場合は、ほとんどの場合ブースティングとはみなされない。
- 代行
- 所持するアカウントを第三者がプレイし、経験値稼ぎやランク上げなどをする/させる行為。
ほとんどのゲームでは第三者へのアカウントの貸与や譲渡は禁止されている。
- アカウントハック
- 他人のアカウントを不正利用する行為。所持アイテムを別アカウントに移動して盗まれたりする他、「IDの文字列がいいから」という理由で乗っ取られて使用されたり、アカウントを削除して同じIDの別アカウントを作られることもある。
関連項目
- オンラインゲーム
- ネットゲーム
- MMORPG
- FPS
- RMT
- チート
- ラグスイッチ