カナディアンマンとは、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場する国辱超人である。
カナダ出身の正義超人。その名の通りカナダの国旗をイメージした、アメコミヒーロー然とした外見をしている。
超人強度は、当時の正義超人の中ではもっとも高い数値である100万パワー。
(ちなみに同じ100万パワーの超人としてウォーズマンがいる)
夢の超人タッグ編では、スペシャルマンとともに「ビッグ・ボンバーズ」というコンビを組む。
漫画初登場は第20回超人オリンピック編のロビンマスク戦。この時点では怪力自慢であり、(巨大化して試合会場を持ち上げるなどのパフォーマンスをみせていた)北米チャンピオンという名の知れた強豪という扱いであった。
しかしながら7人の悪魔超人編に突入して以降は、突然ヘタレキャラ扱いに。
黄金のマスク編において、生命維持装置を兼ねているボールの中に閉じ込められ、割れたらどうなるか?という読者への説明のためにボールを割られ、超人パワーを失った挙句シワシワにしなびて死亡(後に復活)。
その直前にキン肉マンに罵詈雑言を浴びせるなど、器の小さい超人というイメージが定着していく。
「チェ・・・キン肉マンのうすのろめ どうせ死ぬんなら黄金のマスクを取り返してから死にゃあよかったんだ!」(みんなを助けるために、ただ1人で悪魔騎士・スニゲーターと戦い、悪魔の呪いで殺されたキン肉マンに向かって。一応その後、自らの命をキン肉マンに分け与えて死んだウルフマンの姿に反省と謝罪を見せてはいる)
超人タッグトーナメント編ではスペシャルマンとのビッグボンバーズとして日陰者からの脱出を図ろうと
参加したものの試合を行うことなく、はぐれ悪魔超人コンビにKOされ出番を奪われる。
王座決定戦編ではネプチューンメッセージを受け取り世界中の超人が集まってくる中の1名に埋没していた。
(筆者は文庫版しかもっていないので、ジャンプ掲載時にはもしかしたらセリフがあったかも?)
超人養成機関HF(ヘラクレス・ファクトリー)の教官の一人として登場。彼の息子・カナディアンボーイもキン肉マンⅡ世こと万太郎たちとともにHF第一期生として参加するが、最後の卒業生の中に姿がなかったため、途中で脱落した模様。ヘタレは遺伝する。
(余談としてスペシャルマンの息子もいるが、悪行超人が変装していたため、息子自体のセリフはない)
究極の超人タッグ編では、はぐれ悪魔超人コンビに出場権を奪われ、一回も戦わずにタッグトーナメントを終えたことで祖国の人々から「国の面汚し」と罵倒され、運営していたジムまで破壊されていた。
リザーブマッチの選手選抜の際、捲土重来のチャンスを得るために会場に来ていたが、口先だけで結局スイッチをおせず、結局ヘタレイメージを払拭できなかった。
その後なんと今度は「国に帰って罵倒されるのが怖いから、俺は富士の樹海で炭焼きでもして隠遁するよ」と言い出し、帰国を拒否しようとする。
しかしそこでグレート3(=カオス)が人間である、という万太郎とミートの会話を偶然聞いてしまい、胸にしまっておこうじゃないかという相方・スペシャルマンを「バカがー!」と罵倒し、卑劣にも矢文で委員長に密告する。
が、委員長に逃げる後姿を目撃され、「正義超人の風上にも置けない」とまで言われる。ヘタレここに極まる。
得意技は、カナディアンバックブリーカー、巨大化。
ゲーム版での追加技として、メイプルデスロック、永久凍土落とし等がある。
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最終更新:2025/12/09(火) 21:00
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