カメラ小僧とは (カメラコゾウとは) [単語記事]

カメラ小僧とは、写真撮影を行う者の総称である。略して「カメコ」とも呼ばれる。

概要

「小僧」と名前にある通り、元々は写真撮影をする子供・若者らを指す言葉だった。かつてカメラは高額だったため大人しか持てないもので、写真撮影も大人が仕事のためにするものだったが、時代が進み子供でも手に入れられるような安価なカメラが登場し、写真撮影が趣味として浸透していった。カメラ小僧とはカメラを持つ年齢層が若者にも広まった証の言葉だったのだが、いつの間にか大人に対してもカメラ小僧と呼ばれるようになっていた。

現代ではイベントにおいてコスプレイヤーやコンパニオンを撮影する者らを指す言葉として主に使われている。
尤も、現代では「写真撮影をする人が子供のように礼儀・マナーがなっていない」という蔑称の意味合いも少なからず含まれていると思われ、撮影対象の人物に過激なポーズを強要したり、撮影をしていない他の来場者の邪魔になったりなどという行為が問題となっている。イベントにカメラ撮影に赴く際は主催者の示した注意事項を守り、コスプレイヤーやコンパニオンとも節度ある交流でもってカメコ活動に励むべし。

最前線君

インターネットでは通称「最前線君」と呼ばれるカメコが妙に高い知名度を誇り、一部ではコラ画像も作られるほどの人気（？）となっている。主にコミックマーケットでカメコを行うこの人物、どうやら2003年頃には既にコラ画像が出回っていたらしいが、本人は怒っている話は今の所聞いていない。なんととある中小企業の社長だとかで、カメラの高級ぶりにもその片鱗が伺える。