最後の戦いが行われたと伝えられる、リュエード最大の大陸バブラシュカ。 そこでは、カルドラによって計画されたクリーチャーである「人間」が繁栄を誇っていた。 しかし彼らの栄華も、ある事実が明らかになったために危機を迎える。 それは、各地で出土する小さなカード状の石盤が、 太古の神々の戦いを引き起こした創造と破壊の書「カルドセプト」の破片だと判明したことだった。 カードの力を引き出すことのできる特殊な能力者「セプター」たちは、 それを集めんがため、いたるところで戦禍を引き起こし、大陸全土を混乱に陥れた。 そのため人々は、戦乱を収拾し、大陸に平和をもたらすために戦ってくれるセプターの出現を待ち望んだ。 そしてついに、一人の若者が現れたのである。 カルドセプトとは、大宮ソフトが開発したセガサターン用ソフト及びそのゲームシリーズである。モノポリーとデュエルモンスターズマジック:ザ・ギャザリングを足して3を掛けたくらい面白い。 初代『カルドセプト』は1997年にセガから発売された。シリーズはこれまでに8作品発売されている。 元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏が好きなゲームソフトにあげている。また、2009年1月17日、ひろゆき氏はゲームジャパンカップにおいてエキシビジョンに参加し、みごと勝利した。 概要カルドセプトとはモノポリーのような土地占領を主体とするボードゲームの要素と、土地の争奪をマジック:ザ・ギャザリングのようなカードバトルにより行うカードゲームの要素を組み合わせた画期的なゲームソフトである。 初代『カルドセプト』の開発に関わったゲームデザイナーの神宮孝行氏は、「次の企画を考えなくてはいけないときに、マジック:ザ・ギャザリングが友達の間で流行っていた。それとはまた別に、友達がボードゲームをやっているのを見た。それが頭の中でくっついてカルドセプトになった」と語っている。 ストーリーモードと対人戦ストーリーモードは、展開される物語に沿って、決められたマップでAIと対決し勝利することが目的である。勝利すると新しいマップとAIが出現し、その繰り返しでエンディングとなる。 対人戦では自分のブックと戦略を頼りにプライドをかけて勝負する。一部作品においては通信対戦が可能となっている。 基本的なルールプレイヤーはカードを操る「セプター」となって、他のプレイヤーよりも多くの魔力(資金)を獲得し、マップごとに規定された目標魔力に到達することを目指す。 基本的なルールは以下の通り。
細かいルールはWikipedia、及び公式ページを参照のこと。 カードの収集とブックの編集ブックとはあらかじめ決められた50枚のカードの束である。対戦はブックを使用して行う。ブックは初プレイ時に与えられ、プレイを進めながら編集することができる。 1.対戦を行う。
カルドセプトの魅力
『カルドセプト』概要ここでは初代『カルドセプト』の概要を列挙する。
『カルドセプト』の世界『カルドセプト』の世界は、現実の世界を鏡に映し出したような世界である。 原初の頃は何も存在しなかったが、その何も無い宇宙に創造神カルドラが現実の地球を模してリュエードという星を創り出した。そしてカルドラは、三極神にカルドセプトを授け、四柱神と共にリュエードの統治に当たらせた。 いくらかの時間が過ぎた時、問題は起こった。 三極神の一人バルテアスが野心を抱き、自らの望む世界を創造せんとカルドセプトの改竄を始めたのである。バルテアスはカルドセプトを強奪し、リュエードの地上に逃れ、カルドラに対抗するための軍勢を創り始めた。だが、リュエードの地上に舞い降りたカルドラによってカルドセプトは破壊され、力を失ったバルテアスは地下に幽閉された。この時に破壊されたカルドセプトは、カード状になって世界中にばら撒かれたのである。 しかし、バルテアスはただ指をくわえてカルドセプトが破壊されるのを見ていたわけでは無かった。カルドセプトが破壊される寸前に「カードが集まりカルドセプトの新しい主が決まったとき、カルドラにどんな願いでも叶えさせる」という呪いを書き込んだのである。 そして時が過ぎ、人間たちが繁栄し始めると、カルドセプトの呪いは人々に解明されてしまう。ついには自らの望みを叶えるために、カードを集めようとする者たちが現れた。彼らはカードの能力を引き出すことができ、セプターと呼ばれるようになった。 『カルドセプト』の神々と創造物
『カルドセプト』の世界に生きる者たち『カルドセプト』には個性豊かで魅力的なキャラクターが多数登場する。
全国大会カルドセプトシリーズは新作が発売されるたびに公式大会が開催されている。
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最終更新:2024/04/20(土) 04:00
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