カービィとは、任天堂のゲームシリーズ『星のカービィ』及びそれをモチーフとしたアニメ・漫画の主人公キャラクターである。
ゲームシリーズについては『星のカービィ』の記事を参照のこと。
ごぞんじ我らが星のカービィ。
任天堂の誇る『星のカービィ』シリーズの主人公であり、スマブラシリーズも皆勤出場かつ主役級を張る屈指のニンテンドーオールスターキャラ。
1992年4月27日にシリーズ第1作「星のカービィ」が発売、同時に誕生した。
CVは大本眞基子さん、彼女の演じるカービィの声は全世界で共通なんだポヨ。
身長は20cmで、年齢は「青年」あるいは「若者」であるらしい。
初代『星のカービィ』の説明書には、「さすらいの星のひと」という記述すらあった。
性別は不明だが、男の子っぽい。
2Pカラーは黄色(通称「キービィ」)。3Pは赤、4Pは緑となりその他、青、白黒等がいる。
また、一部の作品では身体の色を変更できるカラースプレーというアイテムがある。
純粋で天真爛漫、かつ正義感が強い。(ただしマルクやマホロアのように利用されることもしばしば。)食べることと寝ることが大好きで、座右の銘は「明日は明日の風が吹く」。
食い物に対しての執着度は恐ろしく、1切れのケーキだけに地の底から宇宙の果てまで。
歌うことも大好きだが、歌唱力は例の能力の通りの殺傷的レベル。
何でも吸い込む驚異の吸引力。
口に含んだものは吐き出せば星型の弾となって発射され、
能力持ちのキャラクターや物体を飲み込めば能力を「コピー」することができる。
(ただしコピー能力が登場したのは2作目『夢の泉の物語』から。)
コピー能力は当初はカービィの体の色が通常の「ピンク色」から「肌色」なっており、中盤にかけてはコピーによっては体色もいろんな色に変わり(アイス、フリーズは青など)、スーパーデラックスでは一発技(例外もある)コピー以外は基本的に特徴を強く出すため「帽子」をかぶるようになった。リメイク作品以降は体の色の変化は見られなくなった。
初期の頃はコピー能力が使いこなせていなかったのか、1ダメージだけでも受けると能力が星になり抜け落ちてしまう。
「夢の泉DX」以降の作品でも、1ダメージだけでコピーの星が抜ける作品もある。
作品が進むに連れカービィのコピー技に「コマンド技」が追加されるが、
一部能力には発動前または、発動後に「一定の隙」が生まれることがあり、
夢の泉DX以降の最新作ではそれが顕著になる。
「トリプルデラックス」の「カービィファイターズ」ではカービィ同士のコピー能力対決ではこの隙が重要となる。
その他にも空気を口に含み、手をパタパタと動かしてホバリング飛行ができる。
滞空時間は無限だが、「カービィ64」では長い間やっていると息苦しくなるのかだんだん下降していったり口を開いて落下していったりする。
また吸い込んだ空気を吐き出せば空気弾となって、雑魚敵や一部のボスキャラにダメージを与えることができる。
本人曰く、好き嫌いは多い方なのらしいがどうもそうには見えない。
全回復することからも分かるように、マキシムトマトが大好物である。単にカービィがトマト好きというだけではないらしく、漫画作品でコックカワサキが感心したこともあったほどなので、恐らく特別に出来の良いトマトらしい。
代々、元気ドリンクで体力が大回復する。
他、近年ではその他の食べ物に比べて肉の回復量が多くなってたりする。基本的にカロリーの多いものが好み?
第1作目ではコピー能力が無かった代わりに、激辛カレーを食べて火を吐けたり、さつまいもを食べることで無限飛行・空気弾連射ができたりした。(カービィはさつまいもを食べるとしゃっくりが止まらなくなるらしい)
嫌いなものは毛虫で、ウィスピーウッズの落とす毛虫を吸い込もうとするとダメージを受けることからもうかがえる。
元々食べ物じゃないんだから嫌いも何もとも思えるが、他にも食用でないものをいろいろと平気で吸い込んでいる点を考えると、やはり特に嫌いなのだろう。
星のカービィ ウルトラスーパーデラックスのムービーの一つ「NG集」では、昼寝の最中ダイナブレイドにより木から毛虫が落っこちてしまい、しばらく麻痺した後カービィは気を失っていた。
漫画版ではデデデ大王を吸い込むこと自体嫌っていたりしていた。
アニメではサツマイモを食べると咳き込む話が2回あった。これは上記のゲーム版の設定が元。
これだけの功績を持っているキャラは配管工のおっさん達ぐらいしかいない。
初代からのレギュラー参戦。CVはもちろん大本眞基子。
どの作品にも言えることだがカービィは吹っ飛びやすく、攻撃力とリーチが控えめという短所を持つが、
攻撃速度が速い、復帰性能に優れている、空中戦や追い打ちが得意、通常必殺技「コピー」による戦略の幅が広いという長所を持っている。射撃キャラのコピーは、フォックスのコピーはブラスター銃を使えたり、サムスのチャージショットは腕から発射が出来るようになる。
コピーしたキャラの必殺技の声を、カービィ声でそのまま行うのも特徴的。色々なキャラを吸い込んで聞いてみよう。
スマブラ64では吹っ飛びやすくリーチの短い技が多かったものの、その短所を十分に補える高スペックの技(主にスマッシュ攻撃や空中下攻撃)と復帰性能を備えている、強キャラであった。
スマブラDXでは新技である地上と空中で性能が変わる横必殺技「ハンマー」を修得したものの、前作より大幅なダウナー調整をくらってしまい、使い勝手の悪いキャラになってしまう。
スマブラXではDXより全体的に強化された。
前作のDXの横必殺技ハンマーは、空中で使用する大車輪は縦回しで軽くしのぐ程度で技としては使う機会は無かったが、Xでは横に2段階振り回すようになり、かなり使えるようになった。強さは中位キャラ。
X初期のPVでは他キャラのポリゴンのパワーアップの中、唯一たいした変化は無く、強いてあげれば目がきらきらする程度だった。
最後の切りふだは「コック」で相手プレイヤーやアイテム、飛び道具、挙句の果てには一部のモンスターボールから出てきたポケモンやアシストフィギュアなどを鍋に入れて食材にしてしまう切り札。
スマブラ3DS/WiiUでは、最後の切り札が前作のコックからウルトラソードに変更。
横必殺技でお馴染みのハンマーに「鬼殺し火炎ハンマー」が追加。(デデデの下必殺技のハンマー同様、ためすぎるとダメージが蓄積し続ける。)その為、空中でのハンマー攻撃は、チャージ体制になるのでXと違い、早めに技を発動することが出来なくなった。
主人公格と言える大活躍をしている。その活躍は以下のとおり。
どう考えても主役レベルの活躍である。またメタナイトとデデデも主役レベルの活躍をしている。どっかの配管工のヒゲ親父も見習うべき。
マリオやリンクがそうであるように、カービィもじだいに合わせてある程度キャラデザに変遷がある。一番変わったところは、やはり目と口が大きくなったことだが、目にはもうひとつ大きな変更がある。ずばり、目の下の方の青いハイライトである。これはどうやら、カービィ64のあたりから追加されたようだ。これにより、よりカービィの感情表現は豊かになった。
一方、タッチ!カービィではこの青が一切描かれていない。4コマ本で、すべての作家もそう描いているため、公式からタッチ!のカービィはそう描くように伝達があったと推測される。こちらはこれで、独特の絵画の世界を演出している。
喋り方に特筆すべき特徴はない。リンゴが好物。
性格はやんちゃでわがまま、特に他の作品に比べて幼い印象が強く学習雑誌向けになっている。
コピー能力は何かを吸い込まずともすぐに使用できる。稀にキャラを吸い込んで使うこともある。
語尾に「~ペポ」とつけたり「ポぺ?」といった感嘆詞を使う。
基本的には無邪気だが、元々が破天荒な性格でありついつい調子に乗ってはやりすぎてしまうため、トラブルメーカーとなっている。後半からは常識にこだわりをもつキャラに多く合うが大抵常識破りの行動をすることが多い。
公式に基づいたキャラ設定であり、「ポペ」はもともと「初代星カービィ」に使われたカービィの電子音の一つ。
その他公式の初期デザインの敵キャラも反映されているが、どちらかというと「ペポ」しゃべりの「黒歴史的元小学生ボーイ」や原作に与えた影響も少なくない・・・と思われる。コピー能力を使う際は躊躇無くキャラを飲み込む。
ちなみに「チービィ」といったカービィ相棒のオリジナルキャラもいたが、リック、クー、カインの登場に伴い、
正体は敵キャラの「ディジー」であることを明らかにし、わずか2巻で退場した。その後のディジーとしての登場はいずれも時折現れるが1コマしかない。
語尾に「~なのだ」とつけ、「プ!」「プ?」といった感嘆詞が口癖。
常に歯がある、歌が上手い、友達が多い、指があるといった独自に子ども向けらしいキャラづけが進んでいる模様。
ネタバレ防止のため設定の詳細などは書かないでおく。非常に重い出生の設定を背負っていた。
ゲームからの視聴者が見たイメージを持たせないために、赤ちゃんのような設定にされ基本的には話すことができず、「ぽよ」とだけ喋る。しかしこれが逆にアニメのカオスな展開と相成り視聴者ウケとなった。
好物は丸ごと食べたスイカ。
デデデ大王を介して現れる魔獣から村を守るために頼られる正義のヒーロー風の立ち位置となっている。
コピー能力は敵を吸い込んでコピーは子供向けアニメのこともあり、ほとんどなく完全に敵が所有した物やメタイナイトなど仲間がが手渡す物から得る。アニメオリジナルのコピー能力がゲームに一部逆輸入されたりした。
実は開発当初は「ポポポ」という名前だった。
これは子どもたちの覚えやすい名前を狙ったもので、ゲーム名も「ティンクル・ポポ」だったという。
この名残は「デデデ大王」「プププランド」などに見ることができる。
予算の都合で発売がHAL研究所から任天堂へと変わった際、宮本茂の「ちゃぶ台返し」により名称も「カービィ」へと変更された。
当時のチラシでのキャッチフレーズ
また間違われやすい名前として「カービー」「カービィー」などがある。
ささいな違いだと思うかもしれないが、ファンにとっては大事なことである。なるべく気をつけよう。
ちなみに英語表記は「Kirby」となる。「キラビィ」じゃないのさ
なお、「ポポポ」から「カービィ」への改名の際に幾つかあった名前の候補から「カービィ」が選ばれた理由としてNOA(ニンテンドー・オブ・アメリカ。任天堂のアメリカ子会社)の元顧問弁護士で数多くの訴訟を解決してきた「ジョン・カービィ」氏の名前が挙がったためと云われている。詳しくは個別記事があるのでそちらを参照。
初期の説明は長めの説明だったが、桜井が関わらない作品以降は簡素で派手な表記の説明となる。
ボム | カッター | ニードル | ストーン | スパーク | アイス | バーニング | |
ボム | ボム +ボム |
||||||
カッター | カッター +ボム |
カッター +カッター |
|||||
ニードル | ニードル +ボム |
ニードル +カッター |
ニードル +ニードル |
||||
ストーン | ストーン +ボム |
ストーン +カッター |
ストーン +ニードル |
ストーン +ストーン |
|||
スパーク | スパーク +ボム |
スパーク +カッター |
スパーク +ニードル |
スパーク +ストーン |
スパーク +スパーク |
||
アイス | アイス +ボム |
アイス +カッター |
アイス +ニードル |
アイス +ストーン |
アイス +スパーク |
アイス +アイス |
|
バーニング | バーニング +ボム |
バーニング +カッター |
バーニング +ニードル |
バーニング +ストーン |
バーニング +スパーク |
バーニング +アイス |
バーニング +バーニング |
|
はかい力バツグン つるぎのスーパーのうりょく その名もウルトラソード! だいちもろともきりさいて みごといっとうりょうだんだ! |
しゃくねつドラゴンよぶスーパーのうりょく! あらしのごとくあらわれて おたけびあげてさっていく・・・ このよのすべてをやきつくせ! |
|
ねんじてあやつる スーパーのうりょく! でんききあつめてまるくしたら じざいにとばせエスパーだ クセのあるうごきもなんのその! |
|
こごえるふぶきだ スーパーゆきだま大へんしん てきもくっつくぜったいれいど かいじょでボンとはれつして はずむころがるとんでいく! |
|
スーパーきょだいな ハンマーでだいちドッスン はどうがはしるぞ! リモコンふってパワーアップ デッカいクイも・・・ペッタンコ! |
その他
また、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズでは相手キャラクターを吸い込むことで相手の姿の特徴をコピーし、通常必殺ワザを使うことが出来た。
▶もっと見る
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 07:00
最終更新:2024/04/25(木) 07:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。