ガタノゾーアとは、『ウルトラマンティガ』に登場する邪神である。
全高:130m
全長:200m
体重:20,0000t
3000万年前の超古代文明を滅ぼした元凶。ユザレ曰く「大いなる闇」。
『ウルトラマンティガ』本編に登場する最後の敵怪獣で、ゼットン的存在。
南太平洋に浮上した古代都市ルルイエの廃墟の中で、尖兵怪獣ゾイガーと共に復活する。
見てくれは巨大アンモナイトであり、大きな口のある凶悪な顔が逆さまについている。また、下顎に目が付いている[1]。
体の下からは触手が生えているほか、海中からは鋏のついた触手も伸ばしてティガを攻撃する。
非常に強大な“闇の力”を操る。質量が確認できず、ただ黒い霧のようなものが非常に広範囲に広がる、まさに“闇”としか言いようのない力で、一切の攻撃が通用しない。飲み込まれた生物は確実に命を失い、ティガすらも大きなダメージを負う。
機械すらも破壊してしまう性質を持っており、GUTS基地もこれによって壊滅的な被害を受け、放棄された。
大量のゾイガーの群れと、闇の力で世界中を混乱に陥らせた後、ルルイエでティガと対決する。
終始優勢に戦いを進め、ティガも一時はパワータイプとなって健闘するが、ガタノゾーアはデラシウム光流とゼペリオン光線の連撃を受けても斃れるどころか大きなダメージを受けなかった。そればかりか触手でティガの動きを封じ、光線で打ち抜いて致命傷を負わせ、とうとう石像に戻して海中に沈めてしまう。
GUTSの作戦も悉く妨害し、人類の絶望に陥れるが、希望を捨てなかった子供達の光がティガに集結。
それによって復活したグリッターティガには全く歯が立たず、セペリオン光線とタイマーフラッシュスペシャルの連続攻撃を受けて消滅。
世界中を覆っていた闇の力やゾイガーの群れも同時に消滅した。
上述の『ティガ』最終回を再現したエピソードで登場。プレイヤーキャラとして操作は出来ない。
初戦では殆ど勝てないほどの強さを見せつけ、ティガ=プレイヤーを圧倒する。
ティガが倒された場合、プレイヤーはティガが復活するまでの間、ガッツウイングEX-Jを操ってガタノゾーアを足止めすることになる。
そして、子供達の光を受けて復活したグリッターティガと2度目の戦いを繰り広げる。ここでは通常の怪獣とのバトルと同じようにダメージを受けるので、勝つことが可能。
が、初戦でも上級者ならば勝てたりする。
『ウルトラマンオーブ』に登場する闇の魔王獣。現時点で未登場のため詳細は明かされていないものの、ジャグラス・ジャグラーの持つ怪獣カードの中に混じっている。
ガタノゾーアのモチーフはクトゥルフ神話を題材とした怪奇小説「永劫より」に登場する邪神ガタノトアであるが、実際にはガタノトアよりも、邪神クトゥルフに似た特徴(頭足類のような外観、古代遺跡ルルイエに棲息)を有している。
また、ゾイガーもクトゥルフ神話作品に登場する奉仕種族、ロイガーをモチーフとしている。
『ティガ』の最終回を担当した脚本家の小中千昭によると、プロデューサーと最終章のライターチームで最終回に相応しい強大な敵を考えていく内に、単に強い怪獣ではなく、世界そのものを終わらせてしまう様な底知れぬ恐怖を持った存在でなければならないという結論に達し、太平洋上を最終決戦の舞台にするというアイデアからクトゥルフ神話を援用したと語っている。
余談ではあるが、「永劫より」はヘイゼル・ヒールドが執筆したという事にはなっているものの、
実際にはクトゥルフ神話の創始者、H.P.ラヴクラフトの徹底的な添削を受けている為、実質ラヴクラフトの作品である。
なお、小中が書いた短編怪奇小説『深淵を歩くもの』では、「下顎に目を備えた邪神」の存在が語られている。
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最終更新:2025/12/10(水) 02:00
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