昔 人がまだ宇宙に出たてのころ…
ある宇宙飛行士は
自分はカモメになった と言った
僕はガンダムになるよ
心はどこへでも行けるから
『OVER THE MIND』
- ガンダムエース 2003.7 藤岡建機 -
ガンダムTR-6[ウーンドウォート]とは、公式外伝『ADVANCE OF Ζ』に登場するモビルスーツである。
元ネタは『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』に登場するウサギ「ウーンドウォート将軍」。更に元を辿ればシソ科ウツボグサ属の多年生植物に由来する。メカニックデザインは藤岡建機。
コンペイトウ技術局で開発が進められた可変モビルスーツ。
TR計画の到達点、決戦兵器:ガンダムTR-6[インレ]のコア・ユニットとなるマルチロール機であり、その構想とスペックは最終的にMSの領域を超越したものとなっていた。
そして、このTR-6こそ宇宙世紀のMS内である種の「最強」に近い存在だったのかもしれない。
少数精鋭のティターンズは多数の兵器を用意するよりも一機のモビルスーツで多大な戦果を挙げられる、すなわち一騎当千の機体を求めた。“ティターンズの威光と権限の象徴”として相応しいモビルスーツには、一年戦争時に地球連邦軍、ジオン軍双方から恐れられる活躍を見せたRX-78-2「ガンダム」が選ばれる。
このガンダム信仰とでも言うべき思想から生まれたのがTR計画の1号機、ガンダムTR-1[ヘイズル]であった。
そこから[インレ]のテストベッドの役割を持ったTR-5までのTR計画機が製造された。
ティターンズはガンダムTR-1[ヘイズル]からギャプランTR-5[ファイバー]までの開発・試験運用から得たデータを完全にフィードバックし、ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]を開発する。ヘイズル・フレアは万能化換装システムを搭載し、単機単一兵器としての最強を求めたマルチロール機になった。
万能化換装システムの有用性が実証され、既存機の規格の統一を図る「機種統合計画」が発動。この計画を織り込んで開発されたのがTR計画の結晶「ガンダムTR-6[ウーンドウォート]」である。
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| ガンダムTR-6[ウーンドウォート] | ガンダムTR-6[ハイゼンスレイⅡ] |
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| 拠点防衛形態/侵攻・殲滅形態 | ガンダムTR-6(バリエーション) |
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| GUNDAM TR-6[WONDWART] ガンダムTR-6[ウーンドウォート] |
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| 型番 | RX-124 ARZ-124WD(RE-ZEON鹵獲機) |
| 全高 | - |
| 重量 | - |
| 搭乗者 | エリアルド・ハンター アリシア・ザビ シンシア ダイアナ オメガ 他 |
| 備考 | 強化人間人格型OS |
| 武器 |
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TR計画の到達点にしてティターンズの最終兵器。
3号7式OS換装プログラム「BUNNyS(ヴァニス)」を軸とした万能化換装システムの中核を為す量産型可変MS。
サイズと設定画のポーズの可愛らしさが相俟って小柄な女の子のような印象を受けるが、一方で機体形状からは想像できないハイスペックを持っている。
背骨の可動式パーツ「ドラム・フレーム」を核として上半身・下半身ユニットなど様々なパーツを装着していく。
しかし本領は整備性の向上を目的とした機種統合計画を反映した事にあった。ガンダムTR-6はこれによりティターンズの機体全てをたったの一機で補完できる。
機種統合計画を反映したTR-6用パーツは、いずれもティターンズ機の機能・設計を統合した物で、ウーンドウォートがパーツを装着する事によって全ティターンズ機の後継機に変貌する。
全ての兵器を補完する統合機/総合マルチロール機の到達点と言えるウーンドウォートだが、本来ならこの位置に納まる予定だったヘイズル・フレアのプランを継承しており、試作機色が強いガンダムタイプでありながらティターンズの次期主力量産機となるべくして開発されている。
ガンダムTR-6とは様々なオプションを含めた換装システムの総称にしてティターンズという組織の新たなフラッグシップ、象徴的な存在なのである。
先述通り、ウーンドウォートはあくまでも素体で、サイズは比較的小型化している。しかし多様なオプションを装着した変貌具合はもはや素体の愛らしい姿を残す事はない。
フルドドⅡを介した大型パーツの接続により50m・100mを越え、最終的にモビルスーツの平均サイズを大きく上回る事から、より小型に思えるということもあるかもしれない。
TR-6の開発計画はコストなど度外視で、予算・リソースはティターンズへの優遇という形で賄われた。
莫大な費用の最たるものがTR-6専用の宇宙ステーションである。当時、ティターンズは地球圏の支配をより盤石な物とするために「地球圏の守護者」として≪ある究極のガンダム≫を開発し、地球の何処にでもそれを向かわせるプランを提唱した。
それで終われば良かったのだが、果ては地球圏に留まらず“TR-6ひとつで外宇宙に進出する”という途方もないプランまで構築されていたようだ。
そもそもTR計画自体が当初よりその兵器に帰結する開発計画であり、もはや組織全体を通り越して人類全体の発展問題にまで波及する程の構想だったと言える。
開発の裏ではTR-6のパイロットである「強化人間」の非人道的な実験も行われていた。ガンダムTR-6は最終的にサイコガンダム以上に、ティターンズという組織の“負”を凝縮させたMSとなっていたのである。
当初の開発思想がどうであれ、あらゆる可能性を秘めたガンダムTR-6が行き着いた先は、ティターンズのエゴイスティックの権化であった。
素体の肥大化した太股部分はジェネレーター内蔵式で、サイズに不釣り合いな高出力を誇る。
装甲は必要最低限でフレームが剥き出しになるほど薄い。その代わりに万能化換装システムの中枢としての機能・役割が与えられており、機体各部には多数のオプションラッチが設置され、あらゆるオプションパーツの保持・接続が可能となっている。
ガンダムエース2003年7月号の掲載作『OVER THE MIND』で開発経緯が描かれた、地球連邦軍の次期量産機に搭載されるOSであり、強化人間のデータを宿した自己判断型システム。
TR-6に搭載されたのは「OVER THE MIND計画」(通称:3号計画)で開発された「強化人間人格型OS」と呼ばれるシステムである。
(博士)
あれは 被験者となった強化人間の心を
戦闘を通して データとして蓄積し続けていく
つまり……強化人間となったその者の命が潰える瞬間 完成されるシステムなんだ。(実験体の少女)
たとえどんな姿になっても心には翼がついているから
何度でも 何度でもめぐりあえます
生命データ採取実験は、最終的に“僕”(強化人間の少年)の「死」を以て終了が予定されていた。
“僕”は宇宙での実験前にティターンズの女性軍人、ユスラ中尉と出会う。ユスラは博士から「彼ら(強化人間)に出会う事があったら夕陽を見せてやって欲しい」と頼まれていた。
ユスラは博士の頼みを聞き入れ、“僕”を連れてアッシマーで出撃する。途中ティターンズの妨害を受け、“僕”に操縦を替わって迎撃を試みたが、アッシマーは戦闘中にオーバーロードを起こして墜落してしまう(少年は文字通り機体と一体となっており、機体がオーバーロードした際に吐血している)。
二人は墜落したアッシマーの上で夕陽を見た。事情を知るユスラは泣きながら何度も少年に謝った。
後にユスラは宇宙における“ガンダム”の起動テストに立ち会った。“ガンダム”はユスラに手を差し出し、彼女は涙を浮かべながら“ガンダム”の手を取った。
実験を経て完成した3号計画OSは次期主力量産機に採用された。つまりガンダムTR-6とは……。
AOZの姉妹作『OVER THE MIND』掲載から10年後に展開されたAOZ第3弾『A.O.Z. Re-Boot』ではまさにその作品のキャラクター達が登場する。
また、導入部で“僕”や実験体の少女のポエムモノローグを連想させる言葉が語られている。
ウーンドウォートはRX-78「ガンダム」の正統量産機RX-81「ジーライン」を遥かに上回る豊富なパーツと拡張性の高さによって、様々な戦況に対応出来る究極のマルチロール型と呼べる機体である。
多種多様な形態は3号7式OS換装プログラム、通称「BUNNyS」で換装されている。通常、換装する為には母艦・基地に戻る必要があるが、ウーンドウォートは現場で即座に対応し得る換装システムを採用している。
万能化換装システムは機種統合計画で完成した全MSに搭載予定で、ウーンドウォートは換装に股間部やコンポジットシールドブースターのサブアームを利用していた。
さらに3号OSによる無人かつ自動での遠隔作業やフレーム、パーツ解析等の補助機能が備わっている。
ウーンドウォート素体にGパーツ「フルドドⅡ」を装備した推力・武装の強化仕様。
フルドドⅡのドラム・フレームには通常では不可能な大型パーツの接続が可能。ラー形態は単体での戦闘能力も高いが、大型パーツのコネクトに利用される。
ラーⅡ形態、ハイゼンスレイⅡ・ラー形態がTR-6の各種大型モビルアーマー形態のコア・ユニットとなる。
『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢-』に登場。型式番号:ARZ-124WD
アリシア・ザビを総帥とする火星ジオン残党軍「RE-ZEON」で運用されている漆黒のウーンドウォート。
レジオンに合流したティターンズ残党勢力よりもたらされた機体をベースに、数機が生産された。キハールⅡやリハイゼ等のベースとなっており、元のウーンドウォート同様豊富な換装形態を持つ物と思われる。TR-6用オプションパーツの色はレジオンのシンボル色の“赤”に統一している。
なお、作品の時系列は第1次ネオ・ジオン戦争後(U.C.0091年)だが、ティターンズがTR-6と共に火星ジオンへ合流したのはU.C.0080年代後期のレジオン建国戦争時である。
TR-6を開発ベースにしたレジオンの展望は、究極形態TR-6[インレ]の完成であった。
ウーンドウォートは3号7式OS換装プログラム「BUNNyS」による万能化換装システムを有する。
以下の二つはパイプライン事故で取った現地換装仕様だが、先述通りパーツの組み合わせパターンは理論上は無限大に存在しており、あらゆる局面への対応が可能となっている。
二機のガンダムTR-6鹵獲機は「BUNNyS」を使いこなし、一歩対応を間違えれば惨事を招いたであろうテロを(主にダイアナが)収束に導いた。
ローザックの脚部とリバウンド・ドックのクレーンを装着した形態は「リバウンド・ドッグⅡ」と呼ばれる。
ウーンドウォート鹵獲機の換装形態は、一部機を除き全て後述のTR-6各形態に準ずる。
機種統合計画における「ガブスレイ」の後継機となる可変MS。
高速戦闘形態、ガブスレイ形態とも呼称されるガンダムTR-6の代表的な戦闘形態。
Ζ計画の可変機「Ζガンダム」等の対抗馬として設計された形態であり、大気圏突入能力や大気圏離脱能力も与えられた他、バウやZZガンダム同様に複数のコア・ブロック(とドラム・フレーム)が追加されている。
→詳細は「ガンダムTR-6[ハイゼンスレイⅡ]」を参照。
連載時にはアドバンスド・ウーンドウォートという名称で、初代AOZのムック第6巻・小説版にも収録されているが、電撃ホビーマガジン2010年1月号にてハイゼンスレイⅡへと改名する旨が発表された。
ゲーム『GジェネOW』で参戦した「ハイゼンスレイⅡ・ラー」は、本形態に支援用Gパーツ「フルドドⅡ」を装着した総合性能向上型である。
また、レジオン総帥のアリシア・ザビ専用機「リハイゼ」は本形態を改修した第4世代機となっている。
TR-4[ダンディライアン]を発展させた大気圏突入モジュールを装備した大型の換装形態。
「侵攻・殲滅兵器システム(invasion and destroy weapon system)」にカテゴライズされる。
機種統合計画ではバウンド・ドックの後継機の役割を持つ。またガンダムTR-S[ラブスカトル]とは姉妹機と言える関係にあたり、機能も似通っている。
⇒詳細は「ガンダムTR-6[ダンディライアンⅡ]」を参照。
飛行システム「ダイダロスユニット」の採用により重力下での機動性能も高く、大気圏内外の戦闘において高い戦闘能力を発揮できる。
バウンド・ドック、TR-4を模した大型クローアームは伸縮自在で、攻撃にも接地時の足にもAMBAC肢にも変わる。重力下ではこのクローを歩行に利用するという。さらにクロー(爪)を収納することでソールにあたる接地面積を絞り、高い運動性能を得る。
ダンディライアンⅡはTR-6最終形態(インレ)の下部ユニットとなる。
ギャプランTR-5[ファイバー]の運用データを基に開発された長距離侵攻・高火力ユニット。
「侵攻・殲滅兵器システム(invasion and destroy weapon system)」にカテゴライズされる。
機種統合計画においては「メッサーラ」の後継機的な役割を持つとされ、同時に[ファイバー]の完成系となる。
⇒詳細は「ガンダムTR-6[ファイバーⅡ]」を参照。
ベースとなったファイバーのコンセプトは旧世紀の第二次世界大戦で確立されたV2や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の理論を応用したもので、察知が不可能な距離から打ち上げ、大気圏突入時に得られる引力作用で超音速域での侵攻を可能とさせた弾道軌道(放物線軌道)を描く独自の侵攻経路を指す。
しかし只でさえ困難を極めたこの弾道兵器の迎撃は“MS/MAという新機軸の兵器に運用理論を適用した”ことで更に困難(ほぼ不可能)となる。これを適用した兵器は単体が戦闘能力を持ち、敵基地の制圧を柔軟に運べる。
特にファイバーⅡは従来の艦載兵器(MS/MA)に似つかわしくない“MS(戦闘ユニット)を搭載した巨大な可変機”であり、小型可変機「ガンダムTR-6[キハールⅡ]」を複数機搭載し、一個小隊以上の戦力を戦場まで運んで戦闘ユニットとして展開する。
運用法は従来の弾道ミサイルを兵器運用母艦に変えた物に過ぎないが、母機が巨大かつ強力なMSに変形可能で、今世紀のMSを軸とした戦闘に主力兵器として参加できる点は、大きな違いとして挙げられるだろう。
ファイバーⅡはTR-6最終形態(インレ)の上部ユニットとなる。
TR計画の最終到達点、そして決戦仕様となる大型兵器。ガンダム・インレとも呼称される。
ファイバーⅡとダンディライアンⅡの2機の侵攻・殲滅形態が合体した弩級兵器。
大型MS同士の合体によって既に100mを超え、グリプス戦役時の機動兵器の中では破格のサイズを持つ。MSという枠組みでも小型のウーンドウォートは、同世代最大級のガンダムタイプMSに変貌したのである。
→詳細は「ガンダムTR-6[インレ]」を参照。
電撃ホビーマガジン2015年7月号によると、元々インレの素体として開発された主力量産機はガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]であった。しかしTR-Sの運用計画を棄却し、機種統合計画を優先したあまり主力量産機のロールアウトがグリプス攻防戦まで遅れ、ティターンズの敗北が決定的になったという。
仮にインレが早期投入された場合、ティターンズの勝利は確実だったと言われるほど強大な機体だった。
実はインレにも量産構想(或は少数生産構想)が存在した。
さらに発展機・仕様変更機も存在する。サイコミュ、核ミサイル、BC兵器などを搭載した[サイコ・インレ]というやたら禍々しい形態は最たるものだろう。
本形態での変貌具合はもはやガンダムタイプと言い難く、その様はまるで小規模な移動要塞のようである。
ラーⅡ形態(フルドドⅡ)に、サイコガンダム級MSの手足とウェポンカーゴ2基を装着した大型MS。
初代AOZでは運用用途は不明であったが、AOZ3(Re-boot)でガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]のギガンティック・アーム・ユニットが「拠点防衛形態」と判明。恐らくそれと同様のコンセプトと思われる。
機種統合計画ではサイコガンダム系列の後継機的な役割の機体と思われ、サイコガンダム級の手足は武装ユニットとして使用される。
ガンダムTR-S[エルアライラー]の姉妹機といえる形態であり、関連機にサイコギャプラン等が存在する。
5基のウェポンカーゴやメガ粒子砲など、多数の高火力兵装を装備した攻撃的な拠点防衛形態。ウェポンカーゴがどことなく冠を連想させるため「クインリィ(女王)形態」と呼称される。
⇒詳細は「ガンダムTR-6[クインリィ]」を参照。
ガンダムTR-6[インレ]の簡易版的な形態とされ、両肩にガンダムTR-6[アドバンスド・キハールⅡ]MA形態を計2機接続している。コンテナに対艦大型ミサイルやマイクロミサイル、3号計画OSに対応した準サイコミュを搭載し、複雑化した火器を制御している。
クインリィにギガンティックアームを合わせたフルアーマークインリィと呼ばれる形態も存在する。
試作アッシマーTR-3[キハール]のデータを基に開発された小型の可変MS。
飛行用パーツを装着した換装形態で、決戦兵器:ガンダムTR-6[インレ]の艦載機となる量産機。
パーツ・機能を統合する機種統合計画においてアッシマー系やバイアランの後継機の役割を持つ。
⇒詳細は「ガンダムTR-6[キハールⅡ]」を参照。
上半身に流線型装甲を外装として装着しているため、パッと見た感じの印象はウーンドウォートから大きく変わっている。ガンダム型からかけ離れたブレードアンテナ付き頭部カバーに目が奪われがちだが、よく見ると素体頭部ユニットのV字型センサーはそのまま露出し、ウーンドウォートの頭部が中から顔を覗かせている事が分かる。
脚部パーツは接地面積が狭い状態から未換装だが、肩部に装備した熱核ジェット内蔵型アーマーを主推進とするホバー移動にも対応しており、重力下での機動性はMS形態時でも高い。その下(腕部)を覆うスプレッドビーム付きの丸みを帯びたシールドでキハールⅡユニットは構成される。
EWAC装備、アドバンスドキハール等の換装形態も存在する。
『A.O.Z Re-boot』に登場する換装形態の一つ。形式番号:ARZ-154BZ2(火星仕様)
TR-6を連邦系主力量産機の代替後継機にした形態。つまりTR-6を用いたバーザム後継機化である。
バーザム、TR-1、TR-Sの設計をフィードバック。シルエットはバーザムに寄せられているが、フェイスがガンダム系だったりシールド一体型の大型ライフルを装備してたりヘイズル系の装甲・脚部形状だったりする。
⇒詳細は「ガンダムTR-6[バーザムⅡ]」を参照。
今作で「バーザムはヘイズル・フレアとウーンドウォートの簡易生産機」の側面を持っていた事が判明。ヘイズル・フレアの開発の遅れからバーザムが生産され、アッパーバージョンのウーンドウォートに繋がる。
ガンダム系主力量産機化を目的にした試作機。画像左がギャプランⅡ、右がハイザックⅡ。
ギャプランの両腕+ムーバブル・シールド・バインダー、ヘイズルの脚部、背部シールドブースター2基を接続した形態。手持ち火器にフェダーインライフルを携行している。
パーツ評価試験用の機体故に特化した性能はないが、不足のない戦闘能力を発揮できる。
機種統合計画におけるジオン系機種(ハイザックやマラサイ等)の後継機。
ウーンドウォートにハイザックの腕部とマラサイの脚部を取り付けた形態。メガ粒子砲内蔵ポッドに換装されている他、フルドドⅡの強化パーツと開放バレル型ビームキャノンを搭載し、手持ち火器にアッシマー用ビームライフルを携行する。
ウーンドウォートからデチューンされており、(高性能のウーンドウォートと比較して)ロースペックだが、それ故に一般パイロットでも扱いやすくなっている。 ハイザックやマラサイに慣れたパイロット向き。
機種統合計画における大気圏内外の戦闘を想定した可変MS。
ギャプランTR-5[アドバンスド・フライルー]のパーツとヘイズルの脚を装着した形態。
フルドドⅡ、スラスター、ウェポンカーゴを追加し、火力と機動性の向上を図った。両腕にコンポジットシールドブースター、中央のフロントアーマーに開放バレル式ビームキャノンを装備している。
状況に応じて二つの形態をとれるがどれも射撃か格闘に傾倒しており、万能型のフライルーの機体特性とはかけ離れている。この形態にフライルーの名が与えられたのは機体レイアウトの類似性からである。
フライルーⅡは射撃形態とも呼ばれるが、腕が使えないため格闘戦時は専用形態に変形する。
ダブルシールド保持タイプのメガ粒子砲内蔵型ブーストポッドを装備した形態。左腕部にはキハールⅡと同型の装甲が追加された。
ブーストポッドのシールド保持ラッチにコンポジット・シールド・ブースター2枚を搭載する。 ライフルモード時にバレルを前方にスライドさせて高出力ビーム・キャノンを放つ。
季ノ木氏によるTR-6の3Dモデリングシリーズ。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/07(日) 22:00
最終更新:2025/12/07(日) 22:00
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