キタサンブラック(ウマ娘) 単語


ニコニコ動画でキタサンブラック(ウ…の動画を見に行く

キタサンブラック

6.2千文字の記事
これはリビジョン 2982651 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

「まずやってみよう! やってみなきゃ何も始まらないもん!」

そして、みんなの愛バになった。

キタサンブラック(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「キタサンブラック」をモチーフとするウマ娘である。 CV:矢野妃菜喜

概要(アニメ)

キタサンブラック。

明朗快活で元気いっぱいな女の子。
無邪気でどんなことにも積極的にチャレンジする行動力も魅力の一つ。
トウカイテイオーに憧れの感情を抱いている。
サトノダイヤモンドとは幼馴染ともいえる仲。

CHARACTER//TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』公式サイト

アニメ2期「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」にて初登場したウマ娘。アニメ作中では、トレセン学園には未入学である年少のウマ娘となっている。
Tシャツにショートパンツ、黒に赤と黄の線が入ったジャージという活動的な出で立ち。これはあくまで私服なので、史実の勝負服との関連性は特にない。髪型はショートヘアだが後ろ髪はポニーテールにしている。テールの長さは違うがトウカイテイオーに近い。

1話で初登場。サトノダイヤモンドとトレセン学園のオープンキャンパスに訪れ、憧れのトウカイテイオーと遭遇。学園を案内してもらい、憧れの気持ちも伝えることができた。また、日本ダービーを観戦し、テイオーの圧勝に歓喜してサトノダイヤモンドに抱きついていた。

テイオーから見た彼女は、シンボリルドルフに憧れるかつての自分の鏡のような存在である。

2話以降もだいたいトウカイテイオーとメジロマックイーンのレースを観戦し、勝てば大歓喜、負ければ凹むというのが一連の流れ。テイオーとマックイーンが直接対決する天皇賞(春)の前には入場列の最前でレジャーシートを広げ、テイオーの距離適性を不安視する周りの競馬ファンにむくれるなどなかなかのテイオーオタクファンぶりを見せている。

余談だが、アニメ1期の最終話で登場した黒髪のウマ娘がキタサンブラックだったのでは?との声もある。そのウマ娘は服装がモチーフ馬の勝負服の金と黒で構成されていたこと、髪の流星がアニメ2期で登場したキタサンブラックと似た形であることからだと思われる。
ただ1期と2期で時系列だったり1期でキタサンブラックだとされたウマ娘と2期のキタサンブラックでは背格好や年齢が明確に違ったり、食い違う部分もあるのでパラレルワールドとして捉えることもできるが…。その為か一部トレーナーからはキタサンの父であり、ディープインパクトの全兄であるブラックタイドではないかとの推測もある(没ウマ娘のディープインパクトと思われる娘と同じ黒髪・ストレートヘアから推測)

第9~10R

テイオーに降りかかった試練。
それはすなわち、テイオー推しの彼女にとっても試練の時であり……。
注意 この項目は、物語の重大なネタバレ成分を含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

















テイオー、三度目の骨折。
世論は急速に引退待ったなしの方向へと傾く中、復活を信じる彼女はせめてもの励ましにと手作りのお守りをテイオーに手渡そうとした。

しかし、その願いとは裏腹に、テイオーの心は折れていた。すでに仲間内では引退の意思を表明し、街で一日中遊び倒してみるも虚無感に襲われながら帰宅する夕暮れ。待ち伏せていた彼女がテイオーに会えたのはその時のことだった。

「ありがと。でもごめん、それ受け取れないや。……じゃあね」

「……あ、あのっ、あたし、テイオーさんみたいになりたくって! 夢なんです!」

「ごめんね。それ諦めて。他の娘を目標にした方がいいよ」

「え…………」

テイオーが立ち去った後には、変わり果てた憧れの人に願いも憧れも否定され、立ち尽くして涙を拭う彼女の姿があった。キタちゃんを泣かせたらサブちゃんが黙ってないぞテイオー。

その後、ファン感謝祭でステージに立ったテイオーは予定通り引退を表明しようとするも、その言葉を思わず言い淀んでしまう。そこに客席最前列から声をかけたのは、その先にある言葉をもう知っているがゆえに泣きじゃくる彼女だった。

「テイオーさん! 私、待ってます!」
「ずっと待ってます! また走ってくれる日を!」

これをきっかけに次々と同意の声が上がり、困り果てるテイオー。そこへ最後の一押しの如く、とあるウマ娘とその仲間の計画が発動し――テイオーはもう一度立ち上がることを決意するのであった。

エンディングの一枚絵では、一度は拒絶されてしまったお守りを今度こそ受け取ってもらえた様子が描かれている。

概要

誕生日:3月10日 身長:162cm 体重:もりもり成長中! スリーサイズ:B85・W56・H88

お祭り大好き!元気で明るい人情派ウマ娘。
困っている人を見れば助け、悩んでいる人には話を聞き……たくさんの人に慕われる優しい子だが、たまにべらんめぇ口調が飛び出す。
そんな彼女は夢をいまだ知らない。だからまっさらなまま笑顔で走る。眩い光に溢れる未来へ向かって!

キタサンブラック|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイトより

こちらはトレセン学園入学後の状態。ゲームでの実装に合わせて公式ポータルサイトに追加された。
父親は町の人々に慕われる立派な人物であるらしく、本人も「歌うと演歌っぽくなる」といったネタが見られる。さらに法被のような勝負服など、アニメでは見られなかった、ウマ娘らしく史実を意識した要素がかなり加わっていることがわかるが、アニメで描かれた人間関係もちゃんと引き継がれている。

ゲームでの扱い

※アオハル杯シナリオ実装時の能力。基礎能力は成長するので省略

ステータス
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
バ場適性
ダート
距離適性
短距離 マイル 中距離 長距離
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込

Season2最終話の最速放映翌日となる2021/3/30のガチャ更新にて、サトノダイヤモンドと共にサポートカードとして共通R[トレセン学園]とSSR[迫る熱に押されて]が追加。
同時に開催された、TVアニメコラボと銘打たれたストーリーイベント「Brand-new Friend」は入学直後の2人が主役になっている。

2021年8月30日には新シナリオ「アオハル杯」が実装され、シナリオ内に限ってレースに出走可能となった。専用勝負服は未実装。距離適性は該当キャラが多く激戦区になりがちな中長距離だが、後述のサポートカードが優秀であるためチームにいることが多く、トレーニングを踏む価値が高い=アオハル特訓が出て成長できる確率が高く、所持スキルも良好なので、長距離戦でリトルココンに挑むエースになることも多いだろう。

ようこそトレセン学園へ!

サポートカード

SSR[迫る熱に押されて]

  • 教えてもらえるスキル8つのうち4つが汎用的スキル(残りは2つが長距離スキル、2つが逃げ用スキル)。ヒントLvアップ2+ヒント発生率アップ30%を所持しているのでちゃんと高レベルで入手可能
  • 友情ボーナスは並だが、得意率アップが最大80とトップクラスかつ固有ボーナスつきとダントツ
  • トレーニング効果も10+固有とかなり高い。つまり友情・非友情いずれのトレーニング性能も抜群
  • 連続イベントの1回目・2回目でやる気上昇
  • イベント完走時のレアスキルもあらゆる面で幅広く使える「弧線のプロフェッサー」で、かつ確定(そのうえヒントLv3になる場合もある。確定だとLv1固定というカードも多い)
  • ランダムイベントで体力回復・やる気上昇が選べる
  • ランダムイベントで「練習上手○」が選べる

普通の恒常追加ながら(2021年12月時点では期間限定はそもそも存在しない)、サポート効果・貰えるスキル・発生イベントなど全てにおいて現状の評価基準で非の打ち所がなく、数の多いスピード得意サポカの中でも突出した強さを持つ。強いて弱点となりうるところを挙げれば、スキル面の利点はどこにでも使える汎用性込みの評価なので特定の戦術・距離特化の構成に対しては遅れを取りうること、得意率が高すぎるのがスピード以外のトレーニングを中心とした育成では逆にデメリットになることもある、というくらいか。

しかし、

  • 最も目を引く得意率アップがLv45=上限解放3回(3凸)で解放。また、3凸時点では得意率アップは40で、そこから4凸で80と上がり幅が極端
  • ピックアップガチャはSSR[その背中を越えて]サトノダイヤモンドとの同時ピックアップで、ピックアップ率がSSR単独時の2/3ずつに分配されている(それまでのガチャは全てSSR&SRの同時ピックアップだった。以降はダブルPUも普通に行われるようになった)
  • サトノダイヤモンドの方は良くも悪くも至って平凡なSSR

と、全体的に過酷な仕様が目立っており、最大限の性能を発揮させようと思えば修羅の道が待つこととなる。もっとも、2凸以下の段階でも得意率(非固有)以外の特徴は概ね発揮されるので、同じレベルで比較して優秀なことは間違いないのだが。

2021年11月には毎月定例の復刻ピックアップに選ばれ、キタちゃん難民が殺到した。ただし復刻も通例としてSSR2枚PUなので、あげません!された者も多い。

イラストは、同時ピックアップのサトノダイヤモンドと対になるレースシーン。
遠くに見えるゴール板のデザインや、エピソード文章で「僅かな差で負けた、今度は勝つ」と言っていることから、2回目の(最後の)対決である2017年の天皇賞(春)がモチーフと思われる。

関連ウマ娘

トウカイテイオー個別記事
キタサンブラックが憧れるウマ娘。アニメではトウカイテイオーがシンボリルドルフに向ける憧れの感情をトウカイテイオーに向けている。モチーフ馬はキタサンブラックと血縁や対戦成績等の直接的な大きな接点はない。皐月賞と日本ダービーを獲って菊花賞は逃す、怪我に苦しみがちと、なんなら正反対の道を歩んだ馬である。
ゲームにてトウカイテイオーのアニメ版衣装追加と同時に春シニア三冠(大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念)を獲る事でキタサンブラックからの祝辞+大幅ステータスアップイベントが追加された(メジロマックイーン&サトノダイヤモンドの秋シニア三冠と対になっている)。ちなみにキタサンブラックは春三冠が設定された初年2017年に大阪杯・天皇賞(春)をレコードタイムで制して達成間近だったが、宝塚記念で大敗(9着)して獲り損ねている。
サトノダイヤモンド個別記事
幼馴染であり親友でありライバルでもあるウマ娘。アニメでは初登場時からレース観戦やミニライブ、ハロウィンなど、ゲームでも双方のSSRサポートでリンクするストーリー、各種イベントで二人揃って登場する場面がほとんどな程、キタサンブラックとは深い関係である。
モチーフ馬は同期……ではなく1歳下の同じ菊花賞馬で、2016年有馬記念・2017年天皇賞(春)で2度対戦。この2戦において人気と勝敗を分け合ったことで印象深いが、活躍期間の差があるために必ずしも絶対的なライバル関係というわけではない。
サクラバクシンオー個別記事
史実では母父にあたるウマ娘。血統上の繋がりはあるものの距離適性が嚙み合わないせいなのかアニメやゲームでは今のところ一切絡みはない。

史実

そして、みんなの愛馬になった。

オーナー、そして名手が愛する馬は、

闘いを重ねるたびに、人々の心の中へ。

威風堂々、新たなる王者の旅は続く。

幾多の想いとともに。

JRA「ヒーロー列伝」No.81 キタサンブラック

2012年生まれ。父ブラックタイド、母シュガーハート、母父サクラバクシンオーという血統。父は一介のGⅡ馬だが全弟がディープインパクトだったことで種牡馬入り。母は未出走で繁殖入り。母父は言わずと知れた短距離王である。
そしてその冠名が示す馬主は、言わずと知れた演歌の大御所・北島三郎(名義は個人マネージメント事務所の有限会社大野商事)。
主戦騎手は3歳時まで北村宏司、4歳以降は武豊。

詳細はキタサンブラックの記事に譲り記録のみ簡潔に記すと、3歳1月のデビュー(後藤浩輝騎乗)から3連勝でGⅡスプリングSを勝ち、皐月賞も3着。ダービーは惨敗するが秋はセントライト記念を勝ち、菊花賞も母父のイメージから来る距離不安を打ち破って勝利。父ブラックタイドと馬主サブちゃんに初GⅠタイトルを、鞍上の北村宏司に初クラシックタイトルを届ける。この年有馬記念も3着(北村騎手が落馬による負傷療養中の為、横山典弘が騎乗)。

4歳春から療養中の北村騎手から武豊に手綱が引き継がれ、大阪杯2着から天皇賞(春)を制覇。宝塚記念も3着に好走。秋は京都大賞典の勝利をステップにジャパンカップを勝利。有馬記念はサトノダイヤモンドの2着。年度代表馬に輝く。

5歳初戦はGⅠ昇格初戦の大阪杯でこれを勝利。続く天皇賞(春)は日本レコードを1秒も更新する圧勝で連覇を果たすが宝塚記念でよもやの大敗。海外遠征プランも中止されてしまう。
しかし秋は立て直し、天皇賞(秋)は不良馬場も出遅れも跳ね返す圧勝。JCは3着に惜敗するがラストランの有馬記念で堂々の勝利。当時の獲得賞金の日本記録を更新すると共にGⅠ7勝を達成、年間代表馬2年連続受賞・JRA獲得賞金王の輝かしい成績を残し引退した。2020年には史上34頭目の顕彰馬に選出。

現在は種牡馬。2021年に産駒デビューし、現代の潮流にそぐわない晩成ステイヤーということから前評判は高くなかったが、11月にはイクイノックスが重賞初勝利を挙げるなど種牡馬としても好調な滑り出しを見せている。

なお、有馬後の引退セレモニーではサブちゃんがキタサンブラックのための新曲を映像で公開。その後、自身の代表曲「まつり」も生歌唱し、ファンもそれに合唱するという一幕があった。実質ウイニングライブでは?

ウマ娘ではトウカイテイオーに憧れるという役回りだが、菊花賞勝利・古馬まで安定した活躍・天皇賞(春)連覇を果たした大型ステイヤーと、総じてむしろメジロマックイーンの方に近かったりする。
また、アニメでは都合上小さい子供として描かれていたが、実際には菊花賞を馬体重530kgで勝利する(2021年現在でも菊花賞の最重量勝利記録である)など、そうそういないほどの大型馬である。そのわりには成長後の姿でもそこまで大きくはなっていない……が、体重の項からすると「将来的にはもっと大きくなる」という扱いか。史実でも「1歳になってから恐ろしい勢いで大きくなっていったので逆に大きくなりすぎを心配された」という話があった。

また、出走レースを絞る事が多い近年のトップホースには珍しく3歳以降は毎年6戦以上しており、5歳時には大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念の春古馬三冠と天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念の秋古馬三冠の両方をすべて走っている。
馬体が大きい馬は脚部不安と隣合わせになる事が多い中、タフなローテーションを現役中一度も故障せず走り抜いたその強靭な馬体も評価が高い。
調教では通常の馬なら1日1本こなすのがやっとの坂路調教を1日3回行うなど、ミホノブルボンのようなスパルタ調教をしてなお平然としていたエピソードがある。

関連動画

関連静画

関連立体

関連コミュニティ・チャンネル

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
  • ウマ娘 プリティーダービー Season 2
  • キタサンブラック
  • サトノダイヤモンド(ウマ娘)
  • トウカイテイオー(ウマ娘)
  • 北島三郎
  • 北村宏司
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
天外魔境II[単語]

提供: 中二病紳士

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/09(火) 23:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/09(火) 23:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP