ギルティギアとは、アークシステムワークス開発の2D対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR』シリーズのことである。
(販売元はアークシステムワークス→サミー→セガとサミーの合併によりセガ→アークシステムワークスと移動)
略称としてはギルティやGGとも呼ばれる。
本項では主に初代とGGXシリーズについての解説を行う。
キャラクターが空中ダッシュや2段ジャンプなど、超高速で動き回る2D対戦格闘ゲームであり、格闘ゲームとして有名な「ストリートファイター」や「サムライスピリッツ」とは違うゲーム設計で作られた格闘ゲームである。
開発者である石渡太輔がゲームデザインや世界観、キャラクターデザインにBGM作曲を手掛け、さらには「主人公のキャラクターの声を演じる声優」というマルチディレクターとして携わっている。
そのキャラクターデザイン(及びイラストレーション)と音楽が共に高い評価を得ているのも本シリーズの特徴の一つでもある。
| GUILTYGEAR(初代)からの参戦キャラクター | ||||
| カイ=キスク | ソル=バッドガイ | ミリア=レイジ | ザトー=ONE | メイ |
| ポチョムキン | チップ=ザナフ | Dr.ボルドヘッド | アクセル=ロウ | クリフ=アンダーソン |
| テスタメント | ジャスティス | 梅喧 | ||
| GUILTYGEAR Xからの参戦・置き換えキャラクター | ||||
| 御津闇慈 | ジョニー | 蔵土縁紗夢 | ヴェノム | ディズィー |
| Dr.ボルドヘッド → ファウスト | ||||
| GUILTYGEAR XX (#RELOAD~Λ CORE含む)からの参戦・置き換えキャラクター | ||||
| スレイヤー | ブリジット | ザッパ | ロボカイ | イノ |
| 聖騎士団ソル | A.B.A(初出はG.G.ISUKA) | ザトー=ONE → エディ | ||
| その他のGUILTYGEAR作品のキャラクター(戦闘キャラクターのみ) | ||||
| ファニー(G.G.PETITシリーズ) | レオパルドン(G.G.ISUKA) | ロボカイII(G.G.ISUKA) | ||
| ジャッジメント(G.G.JUDGEMENT) | ギグ(G.G.DUST STRIKERS) | |||
元々はPlayStationで発売された家庭用オリジナル作品であったにも関わらず、そのSFや中世ファンタジーが合い混ざった独特の世界観やキャラクターの濃さ魅力、メタル風の激しいBGM、派手なエフェクト・演出など、当時としては非常に実験的な作品であった。石渡太輔によると、世界観の構築には当時ハマっていた『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』からインスパイアされた部分が大きいとの事(メタルやロックからのネーミング由来、世界観、キャラクター造形など)。
さらに「成功すれば有無を言わさずに相手の体力を0にする殺界システム」、システムを利用したテクニック「チャージキャンセル」「ダッシュ慣性付加攻撃」などの家庭用ならではのぶっ飛んだバランスに魅了されたファンは非常に多かった。
その後、「ゲージを消費して行動を強制的にキャンセルするロマンキャンセル」を搭載し、様々なバランスを見直した続編、「GGX」(ギルティギアゼクス)をサミーの協力により格闘ゲームの本場であるアーケードへとリリースすることになった。
アーケード進出以降はその独特のスピード感と格闘ゲームとしての面白さを追求していき、
「GGX」「GGXX」「GGXX#RELOAD」「GGXX SLASH」「GGXX ACCENT CORE」と定期的にバージョンアップ作品をリリースしていった。
その人気は「BLAZBLUE」という同メーカーが制作した別シリーズの後継作が出た今でも、安定してプレイヤーがいることが物語っている。
なお、ストーリーや世界観を継承した続編としてGG2が存在するが、こちらは格闘ゲームではなく「メーレーアクション」という別ジャンルである。
主に対戦動画がメインである。
その他、キャラクター1体又は複数のキャラクターのコンボを集め、PV風に編集を行った「コンボ動画」も人気がある。
少数ながらも「描いてみた」「弾いてみた」(メタル風なBGMは人気が高い)というタグもあり、その人気はコアな格闘ゲーマー以外にも広まっていると言える。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/08(月) 01:00
最終更新:2025/12/08(月) 00:00
ポータルサイトリンク
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。