クリスマスとは、夜中に一人で海を見に行ったり、一人でケーキを食べたり、部屋の電気を消してまるで出掛けているかのように見せかけたり・・・・そんな12月25日の事である。
ある所では幸せな時間が流れ、またある所では孤独に耐える、ある意味人生について考えさせられる一日である。
この日は特にニコニコ動画や2ちゃんねるが異様な盛り上がりを見せる特別な日でもある。
いろいろな動画の12月25日の過去ログを見てみると面白いかもしれない。
「X'mas」は間違った表記である。「Xmas」か「Christmas」が正しい表記である。
どこぞの極東に位置すると思われる大和魂溢れる島国では資本主義が非常に発達しているため一つの「お祭り」だとか「性夜」だとか「聖ニコラウスが全国の子ども達におもちゃをプレゼントする日」だとか「デパートの書き入れ時」となっているクリスマス。
「日本男児たるもの仏教徒だからんなもん知らん!」と実に硬派なことを言って強がるのもありだが、知識として正しいクリスマスについての認識をもっておけば、なんら怖くない。一人でも平気。大丈夫。なんとかなるさ。
キリスト教徒はむしろ、というかむしろキリスト教徒だからこそどんちゃん騒ぎはしない。ていうか聖書主義の宗派は祝おうとすらしない。カトリックにおいてはキリストの聖誕祭と言うことになっているのだが、聖書の中に12月25日がキリストの誕生日だとかそういうことは一切書いていないためである。(つか、そこらへんの大工さんのヨセフ君とマリアちゃんの子どもが生まれた日なんて記録されてるわけねーだろバーカ➈バーカ➈)よって、
「僕は聖書をきちんと読んでいますし、キリスト教徒ですから、ただただ祈りを捧げるのみです」
といったほうがむしろ「へぇー、キリスト教徒なら仕方ないよね」となる確率が高い。ちなみに僕はカトリックなので教会で賛美歌を歌ったりなんだりするのが毎年の恒例行事となってます。
ちなみに、なんで12月25日なのかと言うと、もともとゲルマンですとかローマ帝国の人びとの間で信仰されていた太陽信仰における太陽の復活を意味する「冬至」とキリストの誕生日をぶつけることで丸ごとキリスト教にとりこもうとしたからなのです。
あと、あんまりね。どんちゃん騒ぎしたりするとね、ローマのね、シスの暗黒卿によく似たあのお方からまたお叱りを喰らう事になるので程ほどに楽しみましょう。
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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