クレヨンしんちゃんとは (クレヨンシンチャンとは) [単語記事]

クレヨンしんちゃんとは

週刊Ｗｅｅｋｌｙ漫画アクション（双葉社）で連載を開始し、現在、まんがタウンにて連載中の臼井儀人のマンガ。

アニメ　[HV]クレヨンしんちゃん　金曜19:30～19:54　テレビ朝日。

海外名はスペイン地方では「Shin-chan」、ドイツや北米では「Crayon Shin-chan」、韓国では「짱구는 못말려」（チャングはやめられない、ちゃんぐぬんもっまるりょ）、中国では「蜡笔小新」、台湾・香港では「蠟筆小薪」（らーびーしゃおしん、広東語ではらーぱしうさんと発音）というタイトルで展開されている。

クレヨンしんちゃんの概要

野原しんのすけはアクション幼稚園（アニメはふたば幼稚園）に通う園児。

天真爛漫なしんのすけと、周囲の人物が引き起こす騒動等を描くファミリーコメディ。舞台は埼玉県春日部市。

当初は尻出しやぞうさんなどの描写は品がないと批判され、PTAが一番子供に見せたくない番組の上位にランクされるなどした（そもそも、掲載誌の週刊Ｗｅｅｋｌｙ漫画アクションは大人向け雑誌だったわけであるが）。その風潮に反し、低年齢層からの人気は高かった。ただし、昨今の家庭内暴力といった社会問題を考慮してか、現在ではみさえのげんこつがツッコミに変わるなどの変化も見られる。

なお、アニメ版において劇中に登場する「エンピツしんちゃんという番組は、このような社会事情をネタとし、その是非について自ら言及している。

家族の暖かさや友情も見せるなど、単なるオゲレツマンガでは終わっていない。特に劇しんと呼ばれる劇場版も毎年の如く上映されており、評価は高い。特に1970年代の懐かしいネタをふんだんに盛り込んだ「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」、戦国時代の時代考察の細かさにに定評がある「アッパレ!戦国大合戦」の2作は子供の付き添いで見に来た大人も涙無くしては見れないと非常に評価が高い。

アニメだけ見ているとソフトな印象を受けるが、先述の通り原作は青年向け漫画ということもあり、性的な表現を連想させる隠語を使用する等結構ブラックなネタを扱っていた時期もある。アニメがブレイクした後は、原作の内容もややソフトになっている。

余談であるが、アニメ版は2クールのみ放映が予定されていたが、ブレイクした為に現在に至っている。