グフ戦術強攻型

グフ戦術強攻型（MS-07G-2）とは、『MSV-R』に登場するモビルスーツである。

概要

型番	MS-07G-2
頭頂高	18.0m
重量	64.6t
兵装	四連装ガンパック
	120mmガトリング砲
	ヒート・ロッド
	ヒート・サーベル
	シールド

グフ重装型よりも見た感じ重装っぽいグフの火力強化バリエーション。

本来の特性を維持しつつ高火力と高機動力の両立というコンセプトで進行した新型グフの開発をMS-07G-1「グフ・ヴィジャンタ」と本機に二分し、2機1組でセット運用させる事によって解消している。
2つのG型は前線では「戦闘工兵（combat engineer）」の異名で呼ばれた。

ランドセルのサイドには120mmマシンガン6本を束ねたロングバレルのガトリング砲を装備し、左腕部マニピュレーター型マシンガンは4種の火気を収めた大型ガンパックに換装。機体の加重を抑えるために再設計が行われ、脚部にスラスターも増設したことでグフ通常型の機動性維持に成功している。
一説に“今次大戦におけるMS中、最も強力な火力”を有すと言われている。…という設定だがビーム兵器を装備してないのに本当に“最強の火力”なのだろうか。

後述の試作機（MS-07BG-2）が再設計に手間取った事でロールアウトが遅れ、僅か36機の生産に終わった。

ガンダムエース2012年3月号で、G-1型（グフ・ヴィジャンタ）より先に詳細が公開された。

───U.C.0079年11月
山岳地帯での戦闘で、GM6機をグフ・ヴィジャンタと共に全滅させる。
その3日後には、180km程離れた補給基地が夜襲を受け、40％を消失する事態が起きた。しかし、応戦した部隊も機体の姿は確認するに至らなかった。

• 四連装ガンパック
  左腕はマニピュレーターを廃した代わりにマシンガン、中距離ライフル、火炎放射器、有線誘導ロケット砲で構成される兵装の塊。ロケット砲弾倉と火炎放射器と燃料倉を直結したカートリッジ式拾弾パックを備える。
• 120mmガトリング砲
  対地・対空用の中距離ガトリング砲。基部の下部マガジンに300発の弾丸を収納。
• バックパック
  MS-07G-2用のバックパック。ガトリングが固定されており、砲身の損傷を防ぐ支持架（トラベリングロック）や偽装ネットの取り付け、足場などに使用されるジャッキステーもある。

MS-07BG-2

MS-07Bをベースにしたグフ戦術強攻型の試作機。

開発されたのは試作1号機（MS-07BG-1）の後で、各種テスト後に細部を修正、完成した機体をベースに量産されたのがMS-07BG-2 グフ戦術強攻型となる（なお予定よりも2カ月遅れだった）。

関連商品

関連項目

• MSV-R
• グフ
• グフ・ヴィジャンタ
• グフ重装型
• グフ複合試験型
• ガンダムシリーズのMS・MAの一覧