ホワイト国

ホワイト国（優遇対象国）とは、日本の輸出管理上の優遇措置（謂わば逆差別）を受けられる国のことである。

概要

ホワイト国指定国は、日本の安全保障貿易管理に於けるキャッチオール規制（補完的輸出規制）の対象外となる優遇措置を受けられる。だがしかし、そもそも論として、この優遇措置制度の存在自体、自由且つ公正な競争を基本原則とする筈の自由貿易の理念から乖離している感が否めない。

ホワイト国にはアメリカやイギリスなど27か国が指定されていたが、令和元年（2019年）8月2日の閣議決定により、韓国（大韓民国）の除外が決定し、ホワイト国除外の初めての事例となった^[1]。

関連動画

関連リンク

• 安全保障貿易管理**Export Control*キャッチオール規制: 経済産業省
  • 規制対象地域に関する質問

関連項目

• 経済産業省

脚注

1. *韓国を「ホワイト国」から除外、閣議決定: ニコニコニュース