グローバル版ウマ娘 単語

グローバルバンウマムスメ

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グローバル版ウマ娘とは、国際対応版『ウマ娘 プリティーダービー』である。

言語は英語のみ。

概要

2025年6月26日配信。プラットフォームはAndroid/iOSのほか、steamでも配信されている。

英語になっているという以外は、ほぼ日本版などと同じ。機能の更新なども日本と概ね同じ順番で行われる(但し、ウマうたジュークボックスがはじめから搭載されているなど、細かな違いがある)。
また、後日日本版に追いつくためか、イベントなどのスピードが日本より速い。そのため、日本版では現実の日時に合わせられるG1イベントや、ゴルシウィークなどのゴールデンウィークイベントが全く関係ない時期に開催されたりする。

グローバル版は、日中台韓を除く全世界で遊ぶことができる。

影響

日本版『ウマ娘』の配信開始後も、ユーザーが日本競馬史に詳しくなったり、実際に競馬場へ行馬券を買うようになったり、引退馬への支援が活発化したりと多くの影響が見られた。
同じことが、今度は海外で起ころうとしている。

リリースに前後して『シンデレラグレイ』のアニメ版が世界で放映されており、海外での評価が高かったことも相乗効果として挙げられる。これも、アニメ2期との相乗効果があった日本版に似た流れである。

自国の競馬の活性化

タイ・インドネシアでは、『ウマ娘』から競馬を知ったファンが、自国の競馬を見に行こうという動きが見られた。特にインドネシアでは、リリース開始直後に三冠競走の最終戦・インドネシアダービーが行われたことから注目が集まり、既に二冠取得済みのキングアルゼンチンが三冠を取る様子をリアルタイムで追いかけることができた。

また、両国とも運営が真っ先に動き出し、新規ファンの取り込みを図っているという特徴がある。

タイ競馬は、2020年にアフリカ馬疫で競走馬たちが壊滅的な被害を受け、馬産そのものが危うくなっていたところからようやく復興しかけたところであり、ここでの若年層獲得は至上命題といえる。

また、インドネシア競馬も他のアジア競馬同様斜陽傾向にあり、若年層の獲得に必死である。インドネシアはにじさんじ・ホロライブといった大手VTuber事務所が進出しており、現地ライバーによる観戦配信が盛り上がったことも追い風になっている。

現地の馬たちの幻覚ウマ娘イラスト

日本でも、現在ウマ娘化されていない競走馬がウマ娘になったら…と想像して描く「幻覚ウマ娘(オリジナルウマ娘)」が一大ジャンルを築いているが、これが世界に広がった形である。

自国競走馬の幻覚化はもちろんのこと、欧米は日本よりも馬が身近にいる家庭が多いことから、「昔自宅で飼っていた馬」などのウマ娘化をしているファンもいる。

前述のインドネシアでは、タイミング良く誕生した三冠馬・キングアルゼンチンの幻覚ウマ娘化が盛んであり、インドネシア競馬を運営するSarga. Co.が、公式にファンアートコンテストを開くという力の入れようである。

自国の馬の血統を追跡

日本では欧米から種牡馬・繁殖牝馬を輸入しており、『ウマ娘』に登場する競走馬を遡れば、欧米諸国のどこかの馬にたどりつく。そのため、ウマ娘の祖先を遡ってみたら自国の馬にたどりついた、ということに気づくファンもいた。

特に米国は、日本の競馬史を変えた大種牡馬・サンデーサイレンスの出身地であり、スペシャルウィークやサイレンススズカ、その他様々なウマ娘の父となっていることに気づいたファンも多かった。

引退馬支援の活性化

現在では新しい時代の馬も続々増えている『ウマ娘』だが、グローバル版で扱われている馬は依然90年代以前に活躍したものが多い。そのため、スペシャルウィークやサイレンススズカが今どうしているのかを調べたら既にこの世にいない――ということがとても多い。

そんな中、ハルウララが2025年も存命であることに気づき、彼女を支援しようという動きが活発化した。日本では「生牧草バンク」という仕組みがあることを知った世界中のファンが、ハルウララのいるマーサファームに生牧草を届けようとした結果、サーバーがパンクするという事態も起こった。

海外の反応動画の増加

YouTubeなどで盛んな「海外の反応」動画は、『ウマ娘』ではアニメ版の感想がぽつぽつある程度だった。それが、『シンデレラグレイ』アニメ化およびグローバル版リリースによって大幅に増えた。

前述の通り、グローバル版は日本版初期の仕様を基本的に継承しているため、例えば初心者はサクラバクシンオーをスピードだけ鍛えろとか、菊花賞や天皇賞(春)に勝つためにはスーパークリークのサポートカードが重要といった、日本版でたどってきた道を海外のユーザーはリアルタイムで追跡している。そのため、海外の反応動画も、「日本人とは違った海外の視点を紹介する」というよりは、「日本のファンが4年前に通って来た道のリプレイ」といった趣のものが多い。

もちろん、スーパークリークのママぶりに戦慄したり、アグネスタキオンに夢女がコロっといったりといったことも概ね日本のファンと同じような反応である。

関連動画

関連静画

関連リンク

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
  • ウマ娘の関連項目一覧
  • 海外版ウマ娘
  • オリジナルウマ娘(幻覚ウマ娘)
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最終更新:2025/12/07(日) 12:00

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最終更新:2025/12/07(日) 11:00

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