はかいこうせん ふぶきorれいとうビーム じしん のしかかりor10まんボルトorかみなり
この4つの技が初代ケンタロスの鉄板構成であった。
ケンタロスはタイプ一致の為、はかいこうせんの威力は225であり、当時はトドメを指した場合には反動が無かったので非常に使い勝手がよかった。おまけに初代ではわざの物理特殊がわざタイプごとに設定されていたため、ノーマルわざ=物理判定のはかいこうせんと高こうげきのケンタロスとはまさに相性抜群。ほとんど反則級である。
当時のふぶきは威力120、命中90、3割で凍らせるという超性能。当時の他の威力120の技と比べるとソーラービーム(命中100。ただし1ターンのチャージが必要、追加効果なし)、だいもんじ(命中85、3割やけど)、ハイドロポンプ(命中80、追加効果なし)、メガトンキック(命中75、追加効果なし)、かみなり(命中70、1割まひ)。この差はなんだ・・・?「追加効果が違うから参考にならんだろ」と、思っているそこの貴方。当時のこおり状態は今の仕様とは違って一度凍ったら自然に溶けることは無かったため、実質的に瀕死になったも同然である。
要約すると3割の確率で即死の追加効果がつく威力120命中90のこおり技という壊れ技であった(※ 当時は一撃必殺技の命中率は素早さが関係していたので一概には言えないが、少なくとも現在は一撃必殺技の命中率はどれも元々3割)。
ケンタロスのとくしゅはかなりアレだが、上述のようにこおり技をすばやさ110で打てるのがウリだったのでそんなことは気にされない。
またはかいこうせんが当たらないゲンガーにはじしんで返り討ちに出来ていた(初代は特性ふゆうなんて無かったのでどくタイプをもつゲンガーにじめんは効果抜群)。初代の対人戦はミュウツーを除くとまさにケンタロス一強であった。
なお98年全国大会出場者はほぼ全員のケンタロスがこれらのわざを持っていた(特にはかいこうせんとじしんと氷技)。
対戦ではこの3つだけで大抵のポケモンは対処可能。Lv55のケンタロスに3タテされることもザラであった。10まんボルト・かみなりはギャラドスやパルシェン用のオマケ程度である。反動が怖い(はかいこうせんが1確では無い)場合はのしかかりで。
ちなみに現在この初代ケンタロス型は完全にネタ。
第2世代から特殊ステータスが特攻と特防に分離されたため特殊火力が大きく低下。ふぶき/れいとうビーム、10まんボルト/かみなりやだいもんじを初代並みの威力で放つことができなくなった。はかいこうせんの威力は据え置かれたが、トドメを刺しても反動を受けるようになり、使い勝手は悪くなった。
第4世代からは技の物理/特殊がタイプごとではなく技個別に設定されるようになり、はかいこうせんも特殊化。代わりに同威力のギガインパクトを獲得したが、接触技なので更に使い勝手が悪くなった。
ところが第5世代からは夢特性ちからずくを獲得したことにより状況が再び変わる。この特性は追加効果のある技を使ったときに限り、追加効果が出なくなる代わりに技の威力を1.3倍にする効果を持つ。更にいのちのたまを持たせてちからずく補正の掛かる技を使った場合、HPを削ることなく技に1.3倍の補正を掛けることができる。これにより特攻種族値104相当の火力が出せるため十分な実用レベルになる。
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最終更新:2024/03/29(金) 08:00
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