ゲンジツスティールとは、「ウマ娘 プリティーダービー」に登場する伝説の名ウマ娘である。
TVアニメ3期で初登場。第1話の予告映像では放映まで頑なに隠され続けたドゥラメンテとは対照的に、彼女の後ろ姿が確認され、背中の赤バッテン模様や、第1話で描かれる皐月賞の位置取りからリアルスティールと推測され、当時ウマ娘では未登場だったサンデーレーシングが登場か!?と大きな話題になったが、彼女は「ゲンジツスティール」として登場。ドゥラメンテやキタサンブラック、サトノクラウンと熾烈なクラシックでの戦いを繰り広げ、第2話の菊花賞ではキタサンブラックとの直線叩き合いが描かれた。
主人公でもあるキタサンブラックと対戦したレースが多いために、止まり画やレースのワンシーンで非常に出番が多いウマ娘でもある。スプリングSで初対戦し、以降は菊花賞に至るまで同じローテーションを歩んだ。他にも、第7話のほぼダイジェストだったがジャパンカップ(2016年)や、第11話の天皇賞秋(2017年)でも登場。第5話ではドゥラメンテのドバイシーマクラシックにも一瞬だけ触れられたが、アニメでは描かれてないものの同遠征でゲンジツはドバイターフを制し、悲願のG1タイトルを手にしている(はずだ)。
OPにも姿を現すなど、名前やデザインはネームドのモブウマ娘でも特に凝って制作されている。耳カバーは片耳それぞれ赤と白で、実際に存在する某厩舎を連想させる。額の大き目な流星が特長で、勝負服は黒を基調として随所に黄色と、赤バッテンも確認できる。また、耳飾りの位置から牡馬と推定できた。
言わずもがなモデル馬は2016年のドバイターフを制したリアルスティールである。当時、ドゥラメンテがサンデーレーシング所属馬としては初となるウマ娘化となり、3期の3話ではオルフェーヴル、ジェンティルドンナも名前のみ初登場した事や、モブウマ娘にしては非常に凝られたデザインだった為に「なぜリアルスティールは登場しなかったのか」と、一部では推察も飛び交い、ファンアートも多数存在するなど、大きな話題となった。
また、3期放映中にCygamesの親会社でもあるサイバーエージェントの社長を務める藤田晋氏が所有する、同産駒のフォーエバーヤングが全日本2歳優駿を勝利し、同産駒初となるG1級競走制覇となった。フォーエバーヤングはその後、中東で2つのダービーを勝ち、ジャパンダートクラシックや東京大賞典も勝利。ケンタッキーダービー3着、BCクラシック3着とアメリカでは悔し涙を飲んだ(それでも日本調教馬としてはとんでもない成績である)が、サウジカップでは日本馬の宿敵として君臨し続けたロマンチックウォリアーを日本馬として初めて撃破。リアルスティールは同サウジカップにて現地メディアが制作したフォーエバーヤングの謎アニメで「伝説の名馬」として取り上げられる。フォーエバーヤングが競馬史に残る名勝負を繰り広げた上、総獲得賞金も20億円を突破したので確かにそれを輩出した伝説の名馬である。
サウジカップが行われる数時間前に生配信されたぱかライブTVでは、ゲーム4周年を彩る多数の新ウマ娘が発表され、リアルスティールの全妹にあたるラヴズオンリーユーが満を持しての登場。なお、他にラッキーライラック、グランアレグリア、クロノジェネシス、まめちんが登場した事で、馬主別ウマ娘数ではメジロの7人を抜いてサンデーレーシングの9人が最多となった。ラヴズのお兄ちゃんがこれに続く日も遠くはないかも...?
あくまでもモデルになった馬がいるウマ娘というだけで、リアルスティールは正式にウマ娘として登場はしていないので、二次創作等においての配慮には注意されたい。
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最終更新:2025/12/09(火) 09:00
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