ゴールドシチー(ウマ娘) 単語


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ゴールドシチー

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「遅刻は禁止?……言っとくけど、早起きとかマジ無理だから」

シチー

ゴールドシチー(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「ゴールドシチー」をモチーフとするウマ娘である。CV:香坂さき

概要

誕生日:4月16日 身長:158cm 体重:計測場に現れず スリーサイズ:B85/W58/H82

100年に1人クラスの美少女ギャル。ずっとモデルをしており、望まれるままの自分を演じていた。がある日、走りこそ自分の本懐と目覚める。それ以来、容姿ではなく中身で評価される日を目指して、ひた走るように。
裏表なく接するトーセンジョーダンと仲良し。

“尾花栗毛”と呼ばれるプラチナブロンドの髪色を持つウマ娘。その美貌から「100年にひとりの美少女ウマ娘」として注目を浴びていた。
性格はかなり難あり。他人に心を開くことはほとんどないという。

(リニューアル前)

種族全体で美人が多いと言われるウマ娘の中でも特に美人と評判であり、容姿を活かしてモデルとしても活躍中。多忙な中でも泥臭いトレーニングも怠らない努力家だが、遅刻と門限破りの常習犯でもある。

ギャル系のキャラ設定のため、同じギャル系で公式に仲良しと明言されているトーセンジョーダン(2006年生まれ)と近い世代の馬がモチーフと思われがちだが、モチーフ馬は1984年生まれでタマモクロスと同世代(オグリキャップの1歳上)と、実際はウマ娘の中でもかなり年上の世代である。

アニメでの活躍

Blu-ray第4コーナー収録の新規エピソード「BNWの誓い」に登場。ファン感謝祭で美容室を開く準備をしていた。感謝祭の後には大阪杯に出走する予定であり、同じく出走予定のBNWが調子を崩していることを語った。大阪杯では勝負服での出走シーンが描かれている。

Season2では背景のみの登場。1話では美容院で、10話ではファン感謝祭でヒシアマゾンの髪のカットをしていた。

『うまよん』では第3話で主役のひとりを務める。ユキノビジンとマヤノトップガンをモデルの仕事の現場に招待し、自分に自信の持てないユキノを励ましていた。

コミックでの活躍

漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』では第1R冒頭に登場。オグリキャップがカサマツトレセン学園に入学するのと同時期に日本ダービーに出走していた。勝負服のデザインがポータルサイトやアニメで見られたものと異なり、露出度が高いものになっている。

ゲームでの能力

ステータス
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
89 92 94 92 83
バ場適性
ダート
A D
距離適性
短距離 マイル 中距離 長距離
F A B B
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込
F A A F
成長率
  • 根性+20%
  • パワー+10%
固有スキル『KEEP IT REAL.』

レース後半に中団から仕掛け始める時に
持てるパフォーマンスを発揮して
加速力を少しずつ上げる

ウマ娘テンプレートボックス
  • 習得スキル
    • 阪神レース場○ - 阪神レース場が少し得意になる
    • 差し切り体勢 - レース終盤で加速力がわずかに上がる<作戦・差し>
    • 展開伺い - レース序盤に後ろの方だとわずかに疲れにくくなる<マイル>
  • 覚醒Lvで習得するスキル
    • スリップストリーム(覚醒LV2) - 前のウマ娘のすぐ後ろに付けると風の抵抗をわずかに受けにくくなる
    • 慧眼(覚醒LV3) - レース序盤に後ろの方だと疲れにくくなる<マイル>
    • アクセラレーション(覚醒LV4) - レース中盤に追い抜くと加速力がわずかに上がる<マイル>
    • 乗り換え上手(覚醒LV5) - レース終盤で加速力が上がる<作戦・差し>
  •  育成目標
    • ジュニア級6月:メイクデビューに出走
    • ジュニア級12月前半:阪神JF(G1)で5着以内
    • クラシック級4月前半:皐月賞(G1)で5着以内
    • クラシック級5月後半:日本ダービー(G1)で5着以内
    • クラシック級10月後半:菊花賞(G1)で3着以内
    • クラシック級12月前半:有馬記念(G1)で3着以内
    • シニア級3月後半:大阪杯(G1)で3着以内
    • シニア級4月後半:天皇賞(春)(G1)で3着以内
    • シニア級6月後半:宝塚記念(G1)で3着以内
    • シニア級11月後半:ジャパンカップ(G1)で1着

2021年7月20日に★3育成ウマ娘[オーセンティック/1928]が実装
オーセンティックとは「本物」「正真正銘」といった意味の英単語。
1928に関連する事柄としては、ゴールドシチーの偉大なる祖先である種牡馬ネアルコ、その母Nogaraの生年が1928年(しかもグッドエンディングにも関わるイタリアの生まれである)という点が有力だろうか。
キャラクター性も加味して解釈すると「走ることを至上とする正統なる血統」といったところ。
デズニーのあのお方のデビュー年? さすがにそこからは取らないんじゃないかな……。

勝負服のデザインはタマモクロスと同様に『シンデレラグレイ』準拠のもので、マヤノトップガンやカレンチャンのキャラストーリーでも確認できる。

史実での勝ち鞍こそマイル止まりだったものの、クラシック以降は専ら中長距離を戦場としていたため距離適性は幅広い。とはいえ勝ちに行くなら因子での補強は欲しい。
初期にダートを走っていた点を評価されたようでダート適性はD。因子次第でAスタートも可能なためチームレースの穴埋め役としての育成もアリだが、育成目標の都合で帝王賞には出走できず、トロフィー目的としては不向き。

固有スキルはゴールドシップの『不沈艦、抜錨ォッ!』と同様の「少しずつ」という表記が目を惹く。
適切な位置につけていれば発動タイミングもだいたい同じで、こちらは溜め込んだ加速力でスパート開始と共に最高速を引き出すというもの。
発動位置は18人立てレースにおける6~14位あたりで、逃げ・先行が極端に少ないと不発のおそれがあるため、『位置取り押し上げ』『負けん気』等の中盤で位置を上げるスキルは控えめにしておくのが吉。
『全身全霊』を始めとする終盤スキルを集中的に取得すると凄まじい追い上げを見せてくれるだろう。

覚醒Lv強化によって得られるレアスキルはマイル専用の回復『慧眼』と、終盤で加速力を上げる『乗り換え上手』。
スタミナをあまり要求されないマイルでは回復スキルの重要度は低く、多くの差しウマ娘垂涎の『乗り換え上手』もゴールドシチーにとっては固有スキルの保険といった具合で、あまり嚙み合ってはいないか。

育成シナリオの目標レースはオーソドックスなクラシック・春シニア三冠路線で、目標の数こそURAファイナルズを除いて10個と多めだが、1着を指定されるのは最終目標のジャパンカップのみという緩めの設定。まあ史実で3歳(旧4歳)以降は一度も勝ててないしね……。
ネックとなり得る天皇賞(春)への出走も、得意とする根性・パワートレーニングを重点的に行えば十分走り切れる。
総じて、育成難度はウマ娘全体でもかなり易しい部類。シナリオに縛られない、自由度の高い育成を楽しめるだろう。

特徴的なランダムイベントとして、思いっきり寝坊してしまい体力は回復するものの、遅刻したせいでトレーニング器具のほとんどが使用中になってしまい、いずれか1種のトレーニングしか行えなくなるというものがある。言うまでもなくゴルシ繋がりのゴールドシップリスペクトである。
あちらと比べるとやる気アップがオミットされた代わりに回復量が若干大きく、よく眠れたおかげで全てのバッドコンディションを解消する効果もある。狙って活かせるものではないが……。

また、学園の外でゴールドシチーの撮影現場に出くわすというイベントがあり、ここでの選択肢次第でスキルptを大量に得られるのだが、このイベントは1回の育成中に何度も発生する可能性がある。
もう一つ特殊な仕様として、天皇賞(春)突破後のシニア級5月前半以降、目標外レースへの出走で得られるパラメータ上昇が2種類となる。このためレースボーナスを重視したサポート編成の効果が高い。
これらの特殊仕様と目標レース数の多さによって、ゴールドシチーはスキルを盛りやすいというアイデンティティを確立している。

なお、モチーフ馬が牡馬であるのに、現実では牝馬限定戦である阪神ジュベナイルフィリーズが育成目標に設定されているのは、もちろん史実の勝ち鞍であるから。シチーの現役当時は「阪神3歳ステークス」という名称で、朝日杯3歳ステークス(現:朝日杯FS)が関東馬、阪神3歳Sが関西馬の3歳(現2歳)チャンピオン決定戦という位置づけだった。牝馬限定戦に変更されたのは1991年からである。
『ウマ娘』では牡馬・牝馬の区別が(デザイン上の耳飾りと体操服にしか)存在しないので、モチーフ馬が牡馬であっても現実の牝馬限定戦にお構いなく出走できるが、この仕様のおかげでシチーもちゃんと史実の勝ち鞍に出られるわけである。

余談となるが、育成ウマ娘実装に先んじて、2021年6月のレジェンドレース天皇賞(春)・VSスーパークリークにてレース出走NPCとして初登場した。史実では対戦経験は一切ないんだけどね。
追込F以外は軒並みABが並ぶ、オグリキャップやアグネスデジタルもびっくりの変態万能適性ぶりだったが、さすがにこのまま本実装とはならなかった。
レジェンドレースではスキルは「位置取り押し上げ」「読解力」と、差し用回復レアスキル「リラックス」(「小休憩」上位)を所持していた。

サポートカード

SSR[RUN(my)way]とR[トレセン学園]が初期実装。友情トレーニング対象はスピード。

所持スキルは回復が中心で、差し用の「小休憩」とマイル用の「展開伺い」、そしてSSRの育成イベントでレアスキル「慧眼」(「展開伺い」上位スキル)を入手できる。ただしマイルはあまりスタミナを必要としないため、攻略上はわざわざ専用のレア回復スキルを積む必要が薄い。チームレースでは要求スタミナ水準が高くなるので、回復スキルの選択肢が少ない差しでは取得選択肢に入るだろう。ほかにマイル用の加速スキル「アクセラレーション」と、地味にゴールドシチーだけが持っている緑スキル「札幌レース場○」を入手できる。

というわけでスキル面ではほぼ「マイル・差し」にしか対応できないため汎用性が高いとは言い難く、得意率UPもなく友情ボーナスの倍率も低いためスピード重点強化にも不向き。その代わり体力回復イベントとスキルpt獲得イベントが豊富なのが特徴。連続イベント1回目で体力+20、2回目で体力+10が確定であり、またランダムイベント2種ではともに上の選択肢を選ぶことで、合計75ptものスキルptを獲得できる(ただし「08:36/朝寝坊、やばっ」の方はスキルpt+45の代償としてやる気1段階ダウンがあるので注意。下の選択肢なら体力+10、賢さ+5)。

ヒント発生率が非常に高く所持スキルが少ないので、練習強化性能が低めなぶんはヒントによるステータスアップで補うことができる。マイル差しウマ娘(ウオッカ、グラスワンダーなど)の育成ではスピード枠として採用するのもアリだろう。それ以外の育成では、他のサポートカードで必要なスキルが揃っているなら、体力とスキルptのやりくりをしつつスピードを上乗せするというのが主な投入目的になるだろうか。

楽曲

素顔のココロ
作詞:Mitsu(TRYTONELABO) 作曲:Lucas(TRYTONELABO) 編曲:岡野裕次郎(TRYTONELABO)
CD「STARTING GATE 08」収録。

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ユキノビジン個別記事
憧れの「シチーガール」としてシチーを慕っている。CDドラマで自分に自信を持てないユキノに発破をかけるなどシチーが気を遣うことが多いが、実はシチーの方もユキノにピュアな魅力を感じている。ウマ娘のモチーフになったゴールドシチーはユキノや岩手に特に縁は無いが、同じ名前のゴールドシチー(2014年生)が中央から岩手競馬に移籍して走っている。
マヤノトップガン個別記事
大人っぽいウマ娘として、友人のユキノビジンとともにシチーに憧れている。モチーフ馬は特にこれといった繋がりはない。
タマモクロス個別記事
ゲームではたびたび競い合う姿が描かれるライバルだが、毎回シチーが惜敗している。史実でも同期で、87年鳴尾記念、88年天皇賞(春)、88年ジャパンカップと3度対戦しているが全てタマモクロスが先着という関係。ウマ娘ではタマモの方が学年が上なので「タマモ先輩」と呼んでいる。
育成シナリオでは、遅咲きゆえに貪欲に勝利を追い求めるライバルとしてシニア級で立ちはだかり、走ることへの情熱を見失いつつあるシチーを激しく叱咤する。
バンブーメモリー個別記事
栗東寮のルームメイト。風紀委員長という立場にあるものの、多忙なゴールドシチーを気遣い門限などのフォローをしている。モチーフ馬はシチーの1歳下でシチーの最後のレースで一度だけ対戦がある('89宝塚記念。優勝はイナリワン)。
トーセンジョーダン個別記事
ギャル仲間で友人。モチーフ馬は世代も全く異なるため特にこれといった繋がりはない。
ゴールドシップ個別記事
どちらも略してゴルシ。直接の絡みは特に無いが、ゴールドシップの特徴の一つである育成中のトレーニング制限イベントをゴールドシチーも受け継いでいる。ついでに固有スキルもちょっと似ている。

史実

尾花栗毛に四白流星という美しい容姿と、早起きが嫌いで喧嘩っ早い気性の悪さで知られた1987年クラシック世代の活躍馬。

1984年生まれの牡馬。父ヴァイスリーガル、母イタリアンシチー、母の父テスコボーイという血統。

2歳時には当時関西の2歳(旧3歳)王者決定戦と位置付けられていた阪神3歳ステークス(現:阪神JF)でG1初勝利を挙げ、鞍上の本田優騎手、清水出美調教師にもG1初制覇をもたらした。この年は現:札幌2歳Sを含む3勝を挙げ、現:朝日杯FSを勝ったメリーナイスと共に最優秀3歳(現2歳)牡馬を同時受賞する。

3歳クラシックの皐月賞では前走スプリングステークスをスタート前に入れ込んで6着に敗れたこともあり20頭中11番人気となるが、体調の整わない中でサクラスターオーの2着に入る。しかし、東京優駿(日本ダービー)ではメリーナイスの4着に敗れ、鞍上が河内洋に代わった菊花賞では皐月賞以来に復帰したサクラスターオーに再び敗れ2着と、クラシックでは善戦しながら無冠に終わる。

古馬初挑戦となった鳴尾記念ではクラシックに参戦できなかったタマモクロスの6着に敗れる。4歳以降はG2京都大賞典、産経大阪杯で2度3着に入るものの、7戦して勝利は挙げられず5歳時の宝塚記念を最後に引退。結局3歳以降は1度も勝てなかった。

引退後は乗馬として引き取られて障害馬術競技に転向する予定だったが、新しい牧場に馴染めず、放牧中に重度の骨折を負って安楽死処置がされた。1990年5月2日、6歳没。ゴールドシチーが2着だった皐月賞を勝ったサクラスターオー、3着だったマティリアルも競走中の故障が元で早世しており、彼ら1987年クラシック世代は「悲劇の世代」と呼ばれることもある。

詳細は当該記事へ→ゴールドシチー

関連動画

ゴールドシチーは「尾花栗毛」と呼ばれる、珍しい毛色である。
栗毛のうち長毛の部分が白っぽく全体が金髪のように見える馬の事で、白い尻尾が秋のススキの穂に似ている事から名付けられた。
馬の毛色について、簡単なゆっくり解説動画があるので、参考にして欲しい。

関連静画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
    • ウマ娘 プリティーダービー(アニメ)
    • タマモクロス(ウマ娘) - モチーフ馬が同期。
    • タイキシャトル(ウマ娘) - 同じ尾花栗毛のウマ娘。
  • 本田優
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