サイクルヒットとは、
1試合で単打、二塁打、三塁打、本塁打を打った場合に記録として認められる。
1948年に藤村富美男が最初に達成したが、当時は記録として認識されていなかった。
17年後の1965年にダレル・スペンサーがサイクルヒットを達成したにも関わらず、記者に質問されなかった。そのためスペンサーが記者に「これはサイクルヒットと言うんだ」と発言したことにより、サイクルヒットが記録として認識されるようになった。そうしてデータを調べなおした結果、それまでに王貞治など23名がサイクルヒットを達成していて、記録として認められた(藤村は2回サイクルヒットを記録)。
ただし、チームの勝利のために、記録がかかっていたとしても、逃さなければならない例もある。たとえば2001年5月23日の巨人対ヤクルトで、巨人の松井秀喜は単打を打てばサイクル達成の状況で迎えた第5打席で長打を放ち、一塁で止まれば記録達成だったが、チームが3点差で負けていたため迷わず二塁へ向かい二塁打となったため記録を逃した。
日本のプロ野球では達成者が63名。直近では2014年9月2日に広島カープのライネル・ロサリオが達成している。
ちなみにソロホームラン、2ランホームラン、3ランホームラン、満塁ホームランを達成した場合はサイクルホームランと呼ばれるが、一人の打者の達成者は現在誰も出ていない。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 01:00
最終更新:2024/04/24(水) 01:00
スマホで作られた新規記事
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。