サイ・アーガイル

サイ・アーガイルとは、機動戦士ガンダムSEEDの登場人物である。CVは白鳥哲。

概要

コズミックイラ54年7月20日生まれの男性(作中17歳)で、血液型はO型。ナチュラル。蜂蜜色の短髪で、サングラスのような眼鏡を愛用している。キラとの間に確執が生まれながらも最後まで彼を信じて待っていたり、傷心の仲間を気遣ったりしており、その言動から人格者と言われる。

作中では

ヘリオポリスで工学部の学生をしており、主人公キラ・ヤマトとは親友の関係。人柄の良さから皆のまとめ役的存在であり、フレイ・アルスターとは許婚の関係にあった。ひょんな事からストライクに乗り、ザフト軍と戦う運命になったキラを気遣い、自らも軍に入隊。二等兵ながらアークエンジェルのCIC要員となる。

しかしフレイの関係を巡ってキラとの間に確執が生まれ、(フレイの胸中を知らないとはいえ)許婚を寝取られる形となったサイはキラに殴りかかるが、一瞬で組み伏せられる(やめてよね参照)。その時に力不足を痛感し、ストライクを操縦しようと無断で搭乗するが失敗。悔し涙を流した。ちみなに曲がりなりにもストライクを動かしたからか、ゲームではパイロットになっている事がある。

こんな酷い目に遭いながらも軍務を忠実にこなし、アークエンジェルを敵の猛攻から守った。後少しでアラスカの防空圏に入れるところで、キラが戦闘中行方不明になる。キラを失った事からフレイは調子良くサイと縁りを戻そうとしたが、フレイが本気でキラを好いているとサイは薄々分かっていた。行方不明の親友を気遣い、フレイを拒絶。ここに婚約は完全に破棄された。恋仲のトールを失い、悲嘆に暮れるミリアリアを慰めるなど相変わらず聖人っぷりを発揮。高山瑞穂版コミックでは、自分達を捨て駒にした地球軍への怒りが爆発し、軍服の肩章を投げ捨てる描写がある。

アラスカ攻防戦の末期に、キラがフリーダムに乗って帰還。戦闘終結後、キラとサイは和解。二人とも精神的に成長した。その後は衝突も無く軍務をこなしていき、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を生き延びて戦争を乗り切った。

生き残ったにも関わらず続編のDESTINYでは全く姿を見せず、アークエンジェルが活動している時でさえ彼の名前が挙がる事は無かった。

関連動画

関連項目

• ガンダムSEED
• やめてよね