サザエさん (日)18:30~19:00 フジテレビ
サザエさんとは・・・
- 原作は長谷川町子(1920年-1992年)
- テレビアニメはフジテレビにて、1969年(昭和44年)10月5日放送開始
- 嫁の実家で暮らす標準語を話す大阪人(マスオ)の肩身の狭さを描いたアニメ
- 1998年10月までは、東芝が一社提供をしていた。OPの映像に東芝の事業所などがチラっと映ったり、提供バック近くになると「でっかいTOSHIBAのロゴ」をサザエさんが左手で指す、磯野家の家電も東芝製だったりなど「サザエさん=東芝」のイメージ戦略も徹底されていた。現在は複数社提供のため、TOSHIBAの事業所は一切出てこない。
- かつては火曜よる7時から再放送があり、サザエさん→火曜ワイドスペシャル(ドリフ大爆笑など)→なるほど!ザ・ワールドの黄金リレーで見ていた人も多い。
- 今なお、雪室俊一がサザエさんの脚本を手がけているが、「カツオが理不尽なことで叱られる」というストーリーが特徴である。今度、サザエさんを見るときにテロップで脚本家を確認されたし。
- ちなみに、過去に三谷幸喜も4本脚本を書いているが、タラちゃんが筋肉増強剤を飲んで筋骨隆々になるという夢を見たという脚本を書いてプロデューサーに怒られ、降板させられたというエピソードがある。
- 「長谷川町子美術館」(東急田園都市線 桜新町駅 から徒歩7分)では、長谷川町子の収集した美術品やサザエさん関連の作品を展示している。また、サザエさんの権利(キャラクター使用・著作権等)も保有している。
- 何十年も続いた、日清食品の30秒CM→サザエさん本編の流れが2010年9月をもって廃止。2010年10月3日放送分から日清食品のCMは、サザエさん本編内で流れるようになった。つまり、サザエさんが18:30.00ジャストから放送されることとなった。
- 日本のアニメの中で唯一セル画が用いられていた(2013年9月末まで、同年10月6日の放送分からデジタル化に移行した)。
- 当初はトムとジェリーを意識したドタバタな作風であったが、原作ファンから受けが悪く、現在の路線へとなった。
- 最初の部分は原作の使いまわしが多い。
- 泥棒がよく出てくるが、これは本人もよく泥棒の被害に遭ったためである。
- かつては次回の予告後に投げ食いをし、喉に詰まらせるラストであったが、医師の指摘もあって、ジャンケンへとなった。もう一つの説としては単なる製作者のイメチェンという説もある。
原作について
元々は福岡の新聞で描いていたものだが、色々とあって設定を一部変えて朝日新聞で描くこととなる。1974年に本人の病気もあって、打ち切りになるものの朝日新聞に新作を出していたりもしていた。朝日新聞で描いていたこともあって、土曜版の「be」でも「サザエさんをさがして」という記事が連載されている。打ち切りなのでサザエさんの最終回はもちろん存在しない。(厳密に言うと福岡のフクニチ版で最終回としてサザエの結婚で締めくくっている。連載再開した際に単行本には収録されなかった。)
現在のアニメ版とは性格が違う人が多い。
- 波平に威厳が無く、カツオにとってはちょろい相手だと思われていた
- 逆にフネの方が威厳があり、激しい気性である(これは作者の母親をモデルにしたため)
- ワカメは優等生ではなく、天真爛漫で活発
- マスオはカツオ、ワカメにとっては頼れるお兄さん的存在
- タラオは若干乱暴者
- カツオはちょっと抜けた兄。しかし、アニメ版と同様なズル賢く、ワンパクな性格になる
- サザエも初期は気性は荒かったが、基本的な性格は変わらない
という具合に違う。なお、アニメ版のサザエは原作の性格が大きく反映され、カツオは初期のアニメ放送時期に原作もアニメ版に似た性格になる。
作風も大きく変わっており、「ニセ本だと思ったら、初期の作品だった」という逸話が残るほど違う。初期はそこまで殺伐しておらず、落語的なオチもあったが、描いていくうちに「ヒューマニズムは飽きた」といって作風の変更をした。ちなみにこの時期に生まれたのが「いじわるばあさん」である。
版権について
原作の海賊版やサザエさんバス事件の影響で版権が厳しくなった。どれくらい厳しいかというと
- 頼みに行ったら門前払いを食らった
- CMで使わせてくれたが、サザエ以外はなかなか出してくれない
- ビデオ販売は許可しない
- アニメ紹介でも絵をなかなか使わせてもらえない
- 企業のホームページでの利用はNG
- フジテレビでも容赦なし
- ニコニコでも削除
東芝には比較的に優遇されており、東芝専門の電気屋にはグッズなどもあった。しかし、2000年以降は緩くなり、以前よりCMに出せるようになったり、フジテレビではグッズ販売が許されたり、JAではサザエさんを使ったJAカードが存在する。
ちなみにCMでサザエさんを取り扱える企業のほとんどは作者の生前に契約した企業である。マイラインのCMはマイライン事業主がNTT(契約当時は前身の電電公社)だったため、25年後の磯野家で大きな話題となったグリコもアニメ終了後のスポンサーだったためである。
後、公的なポスターでの使用は比較的使えるようになっている。
家族構成
- フグ田サザエ
- フグ田マスオ
- フグ田タラオ
- 磯野波平
- 磯野フネ
- 磯野カツオ
- 磯野ワカメ
- タマ
そのほか登場人物
- 波野ノリスケ
- 波野タイコ
- 波野イクラ
- 波野なぎえ
- 磯野海平
- アナゴさん
- フグ田ノリオ
- 中島弘
- 大空カオリ
- 花沢花子
- リカちゃん
- 磯野藻屑源素太皆
- 浜さん家のジュリー
- 伊佐坂難物
- 伊佐坂軽
- 伊佐坂甚六
- 伊佐坂浮江
関連動画
本編動画を使ったMADは直ちに削除されるが、手描きMADは大丈夫な様子。
関連静画
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関連項目
- 東芝
- キュアピースvsサザエさん
- びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛
- 全自動卵割り機
- グルグルダシトール
- ハイエナ
- ウーロン茶☆ヌルヌル
- サザエさん作品No.5875「父さん発明の母」
- 東方仗助
- 日曜日
- 中島裕之
- NIPPONのサザエさん
- サザエさん時空
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