ザ・ニンジャとは、漫画『キン肉マン』に登場する超人である。
声優は(初代)広瀬正志、速水奨(Ⅱ世)平田広明。
出身地:日本
身長:190cm
体重:115kg
年齢:24歳(初登場時)
超人強度:360万パワー
所持タイトル:甲賀忍術競技会優勝 ('80)
テーマソング:ジャパニーズ・マジック
見た目の特徴として、忍び装束に身を包んでおり常に片目が影で隠れている。
(例外として、アニメ初代の黄金マスク編では両目が描かれている)
また、この忍び装束は先祖代々伝わってきたものでありそれに染み込んだ先祖の血や汗が彼を守っている。
一人称は「拙者」
たまに「オレ」「オレさま」と言っているシーンもある。
地獄めぐりNo.4焦熱地獄を担当する。
初登場は悪魔六騎士として、五重のリング団体戦でブロッケンJr.と交戦する。
当初は4階に陣取っていたがリングの頂上を目指すキン肉マンの妨害のために2階のサンシャインと交代した。
この交代について、ゆでによると最初からジェロニモVSサンシャインにするつもりだったがうっかりニンジャを4階に配置してしまったため急遽交代をさせたとのこと。
技のかけ手と受け手を入れ替える順逆自在の術やクモ糸縛りの術等でブロッケンJr.を苦しめるも、最後は執念で立ち向かい続けたブロッケンJr.と共に自身の術で作りだした火口へ落下。
ロビンマスクとの戦いに敗れ1階に倒れていたジャンクマンの胸のトゲに刺さり死亡した。
そして彼の戦歴伝説はここから始まったのである。
裏では諜報役も務めており、名門甲賀の出身でありながらそれを鼻にかけることは一度もなかった。
サンシャイン曰く、良いヤツらしい。
キン肉マンソルジャーによりブロッケンJr、バッファローマン、アシュラマンと共に超人血盟軍へスカウトされる。
他メンバーと違い「自分にはキン肉マンとの友情はない、条件次第では引き受ける」と承諾するも全員が必要だと言い残しソルジャーは去って行った。
その後、他メンバーと共にソルジャーの後をつけベルリン市街で冷静で的確な判断力により強盗を退治したソルジャーの魅力に惹かれる形で超人血盟軍へ加入した。
その後、チームの先鋒として名古屋城にて知性チームのサタンクロスと交戦。
サタンクロスが空蝉の術を使用したことから西洋忍者であることが判明し日本忍者VS西洋忍者の対決という形になった。
が、そもそもサタンクロスの正体であるサムソンティーチャーは魔界の住人なので実は西洋でないのは内緒の話である。
日本忍者の誇りをかけ戦うも、試合中先祖の血と汗に守られた忍び装束を脱いだことにより次第に劣勢へ追い込まれる。
最後はサタンクロスの昇技・トライアングルドリーマーにより胴体を裂かれた。
死の間際ソルジャーから自分をスカウトした理由が忍耐強さであったことをきき「果たして役に立てただろうか」言い残しと息を引き取った。
彼の死後も試合前アシュラマンに贈った特性の肩当てやリングに遺したマフラーといったアイテムがチームメンバーを救っている。
余談だが、アニメでもキン肉マンと友情はないという発言はあるがキン肉マンと握手をする回想シーンや正義超人として仲間になっていたという解説が入っている。
しかしフェニックスの発言から正義と悪魔両界から超人を引き抜いたこと、スグルの発言からもアシュラマンは正義超人に加入済みという扱いだったためこの悪魔超人はニンジャのことと思われる。
王位争奪戦の後にキン肉マンソルジャーことキン肉アタルと超人警察隊を結成。
泣く子も黙る執念の警察として多くの宇宙に散らばる悪行超人捕縛に活躍する。
超人警察隊解散後の10年間、賞金稼ぎとして引き続き宇宙に潜伏する悪党を捕える活動をしていた。
キン肉万太郎のK.K.D修練のためにキン肉アタルがノーリスペクトの一人であり、かつて愛弟子コクモを殺害したハンゾウを逃がしたと聞き日本へ駆けつける。
この鬼畜を万太郎にぶつけるのは危険、あの時の恨みもある以上自分が戦うと宣言し乱入する形で参戦した。
若かりし頃より磨きのかかった技をみせるも、試合が長引くにつれ体力の衰えによる差から劣勢に。
ハンゾウ流極意釣鐘割りにより頭蓋骨を砕かれた後に面の皮を剥され、櫓リングから転落するという壮絶な死をむかえた。
これでニンジャの戦歴は通算3戦3敗3死亡となった。
戦いの度に毎回敗北し、さらに必ず死亡する。
回を増す毎に死に方が無残なものになっていくその様は長きに渡りネタとして語り継がれることとなった。
もう彼が勝利を味わうことも、現役として戦う姿を見ることもないかのように思えたが…?
しかし神は、ゆでは見放していなかった。
週プレNEWSで連載されるキン肉マン完璧・無量大数軍編にて、再びニンジャの活躍が描かれる日がきたのだ。
そこでのニンジャは悪魔将軍が超人墓場へ侵攻するのに伴い、他5人の悪魔六騎士と共に悪魔将軍の元に再び集結した。
次元空間を通過し銀閣寺にたどり着き、完璧超人始祖の一人カラスマンと交戦。
今までのザ・ニンジャの戦歴は3戦3敗3死亡であり読者としてはこれがニンジャの初勝利となるか、再び敗北し4戦4敗4死亡になるのかと注目された。
試合運びとしては自身よりスピードで勝るカラスマンに順逆自在の術を返され、業火羽輪の術を仕掛けるも逆に火だるまにされると苦戦をしいられる。
カラスマンの完璧・玖式奥義鴉の早贄刺しにより石製のリングに作り出された円錐に背中から刺され絶命寸前に追い込まれるもブロッケンら正義超人のLの陣形により復活。
形勢逆転の必殺技、クモ糸縛りの術をかけた。
しかしカラスマンの体軀鸚鵡返しにより逆に自身がクモ糸縛りにかけられてしまう。
今度こそ駄目かと思われるも忍法顔写しによりカラスマンの姿、そしてなんとその能力をコピー。
キン肉マンの小説作品『ディープオブマッスル』でその過去が明かされた。
ある日、ザ・ニンジャの住む隠れ里へ依頼がくる。
それは日本国を裏から牛耳る、影のボスと呼ばれている男からのもので「売国奴の疑いがある某政治家を自然死に見せかけ暗殺せよ」というものだった。
しかし情報の信憑性が定かでないこと、某政治家となっている男が伊賀の手の者の常連顧客であり下手すれば里同士の戦になることは必定。
そこで頭であるニンジャは伊賀衆頭目のもとへ、直談判に行くことを決めた。
その先で彼を待っていたものは…
熱血漢であり技は切れても甘さの抜けなかった頃の姿、その幼少期に抱えた闇、クモ糸縛りの術に込められた想い
ザ・ニンジャが好きならば是非読む価値はある内容となっている。
同サイトには他にも他超人のエピソードが掲載されているのでそちらも楽しめるだろう。
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最終更新:2024/04/19(金) 03:00
最終更新:2024/04/19(金) 03:00
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