シカでしたとは、水曜どうでしょうの企画「マレーシアジャングル探検」で誕生した、嬉野雅道ディレクターの名言である。
「マレーシアジャングル探検」第4夜。どうでしょう班は、野生動物の貴重な映像を収めるべく、マレーシアのタマン・ヌガラ国立公園に向かい、さまざまな形で動物を探していた。その途中、ブンブン・ブラウというブンブン(動物観察小屋)に宿泊し、薄汚れたマットにボロボロのマットレスなどの劣悪な環境に苦しみながら、ひたすら動物を待ち続けた。
午前0時、嬉野Dは正体不明の動物を捉えた。
嬉野D「こっち見てるって!こっち見てんじゃんこれ…」
藤村D「デケえぞ、あれ! なぁんだ?」
大泉「来た 来た 来た…」
嬉野D「こっち来てるって!来なくていいって!」
大泉「デカイ デカイ…」
嬉野D「こいつトラだよ!あれ」
ミスター「トラだよ!」
藤村D「マジ!?」
目を光らせてこちらを警戒する動物に、パニックになるどうでしょう班。
ミスターの指示で火を用意したり、バリケードを作り始めて万が一に備えた。
しかし、大泉はどうも納得がいかなかった。
大泉「でもあれトラにしてはさぁ、縞じゃないじゃん」
ミスター「だからヒョウ ヒョウかもしんないけど」藤村D「シカじゃねぇの?トラかい本当に」
ミスター「違う!あの歩き方、胴体 見たもん」
嬉野D「見たよね?オレも見たもん」
大泉「いや、でもね、シカっぽいよ」
藤村D「あっ、シカじゃねぇかwwあれww」大泉「ほら、角みたいのがあんじゃん、耳か角かなんか長いのが…」
次の瞬間、嬉野Dのカメラは、その動物に生えている「角」を捉えた。
嬉野D「あっ シカだ
今僕はとらえました、角を」
藤村D「そwwうwwだwwよwwねww
シカだよねwwwあれはwwww」
嬉野D「シカでした」
間の抜けた声で発したその一言は、水曜どうでしょうにおける嬉野Dの名言となったのである。
かくして、ブンブン・ブラウ、そしてマレーシアのジャングルは、どうでしょう班にとって二度と行きたくない場所となった。
「マレーシアジャングル探検」から6年が経った2004年、どうでしょう班は「ミスターの行きたいところに行く」ということで、「シンガポールでサッカーを観戦後、国際列車でアンコールワットを見に行く」という(大泉に伝えられた)内容の旅を敢行。しかし、途中宿泊したマレーシア・クアラルンプールのホテルにて、この「シカ事件」について、「トラを見た」と主張するミスターと「トラはいない」と主張する藤村Dが口論になった(勿論「大泉だまし」の一環)結果、ミスターの「だったら見に行きましょうよ」の一言で、「ジャングル・リベンジ」として、二度と行きたくなかったタマン・ヌガラ国立公園に再び向かうこととなった。
ニコニコ動画では、シカが現れるとコメントされたり、タグとしてつけられる。下記動画3:30頃を参照。
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最終更新:2025/12/08(月) 05:00
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