~独立した立場でITを監査する御意見番~
システム監査技術者試験とは、情報処理推進機構の運営する国家試験である。
概要
- 高度情報処理技術者試験の区分の一つ。
- 略称は、AU(Systems Auditor Examination)である
- 受験料は7,500円
- 秋期(10月)に開催されている
対象者像
- 『高度IT人材として確立した専門分野をもち、監査対象から独立した立場で、情報システムや組込みシステムを総合的に点検・評価・検証して、監査報告の利用者に情報システムのガバナンス、マネジメント、コントロールの適切性などに対する保証を与える、又は改善のための助言を行う者』としている。
期待する技術水準
- 情報システムや組込みシステム及びそれらの企画・開発・運用・利用・保守などに関する幅広く深い知識をもち、その目的や機能の実現に関するリスクとコントロールに関する専門知識をもつ
- 情報システムや組込みシステムが適用される業務プロセスや、企業戦略上のリスクを評価し、それに対するコントロールの問題点を洗い出し、問題点を分析・評価するための判断基準を自ら形成できる
- 組織体の目標達成に寄与する、又は利害関係者に対する説明責任を果たすために、ビジネス要件や経営方針、情報セキュリティ・個人情報保護・内部統制などに関する関連法令・ガイドライン・契約・内部規程などに合致した監査計画を立案し、それに基づいて監査業務を適切に実施・管理できる
- 情報システムや組込みシステムの企画・開発・運用・利用・保守フェーズにおいて、有効かつ効率的な監査を実施するために、監査要点を適切に設定し、監査技法を適時かつ的確に適用できる
- 監査結果を事実に基づいて論理的に報告書にまとめ、有益で説得力のある改善提案を行い、フォローアップを行うことができる
試験時間等
|
午前Ⅰ |
午前Ⅱ |
午後Ⅰ |
午後Ⅱ |
| 試験時間 |
09:30〜10:20(30分) |
10:50〜11:30(40分) |
12:30〜14:00(90分) |
14:30〜16:30(120分) |
| 出題形式 |
多肢選択式(四肢択一) |
多肢選択式(四肢択一) |
記述式 |
論述式 |
出題数
解答数 |
出題数:30問
解答数:30問 |
出題数:25問
解答数:25問 |
出題数:3問
解答数:2問 |
出題数:2問
解答数:1問 |
関連動画
関連リンク
関連項目