シルメリア・ヴァルキュリアとは (シルメリアヴァルキュリアとは) [単語記事]

シルメリアとは、ヴァルキリープロファイルシリーズ（以下VP）に登場するキャラクターのことである。
本名はシルメリア・ヴァルキュリア。運命の三女神であるヴァルキリーの三女である。
三姉妹の中では考え方が一番人間に近い。

概要

年齢：21歳(人間換算)
クラス：戦乙女
鎧の色：浅葱
3サイズ：80/54/80
声優：川澄綾子
決め技：ニーベルン・ヴァレスティ（三姉妹共通）

運命の三女神の一人であり、アーリィ・ヴァルキュリアとレナス・ヴァルキュリアの妹。
原典の北欧神話ではスクルドに該当する。

「オブジェクトリーディング」と呼ばれる、物体に残された残留思念を読み取る能力を持つ。
VP1では魂を水晶に封印されているためほとんど出番がなかったが、VP2ではタイトルに名前を冠する主役として登場する。

かつてオーディンが人間を無理矢理エインフェリアにしたことに反発し、主神オーディンに逆らったことによって強引に人間に転生させられてしまう。しかしその際にかけられたヴァルキリーの転生を操る秘術「王呼の秘法」が不完全であったため、本来覚醒するはずのないシルメリアの魂はヴァルキリーとしての記憶と力の一部を所持したまま、当時帯同していたエインフェリア共々、VP2の主人公かつ人間であるアリーシャの肉体で目覚め、アリーシャと1つの肉体を共有した状態になっていた。
その後、「王呼の秘法」によってアリーシャと魂を分離され、訳あって以降はその魂がブラムスの手元に置かれるようになる。

アリーシャと肉体を共有している時は少しの間であるが、自らの意思で意識の表層に出て肉体を支配する事もでき、口下手なアリーシャに代わって交渉事をまとめるなど、弱気になりがちなアリーシャを叱咤激励しつつ、ヴァルキリーとしての知識や能力を用いてアリーシャを牽引していた。

戦闘

VP1及びVP咎では仲間にならないが、VP2では最終章で仲間となる。しかし仲間である期間は作品内では主役級のキャラクターであるにも関わらず他の姉妹に比べて一番短い。クリア後ダンジョンである「セラフィックゲート」で正式に仲間となる。

武器は弓。ただし決め技は弓から片手剣に持ち直すため、VP1にはあった弓バージョンの「ニーベルン・ヴァレスティ」を見たかったと嘆く人もいる。なお神々に反逆したためか、他の神族と異なり「神技」とは言わない。

ステータスは他の弓闘士に似た平均的なものであるが、弓闘士とは異なり魔法を習得せず、固有通常技が「リベリオントゥルース」のみといった不遇な物となっている。
しかし、弓闘士が覚える通常技の中では多段ヒット技やホーミング技といった比較的優秀な通常技を覚え、また通常攻撃の出が他の弓闘士よりも早いといった利点もある。