ジャイアンシチューとは、肉や魚介類や野菜をソースで煮込んだものである。
具は野菜ほかだとたくあん、ジャム、大福、その他いろいろである。
またしおからを用いることがある。
お好みで味のもとのもとをかけて食べるのもよい。
歌の他にもう一つあるジャイアンの危険な趣味が殺人料理であり、その代表格がこのジャイアンシチューである。登場はドラえもん単行本13巻。
ジャイアンシチューという名前は本人が「ジャイアンシチューとよんでくれ。」といっていることから正式な名前でいいようだ。
材料はジャイアン曰く「ひき肉とたくあんとしおからとジャムとにぼしと大福と…そのほかいろいろだ。」らしい。
こんな言い方をしているため、ただ手に当たった材料を混ぜて煮込んだだけの代物の可能性が高い。シチューっていっていいのかさえわからない。
しかもひき肉を除けばほかはどれ一つとっても一般的なシチューの材料とはいえないのがおそろしい。もっともこれの第二弾ともいえる料理の材料にはセミのぬけがらが登場するため、こっちはすべて食品であるだけましなのであるが。
どう考えてもおいしくなさそうだし、絵も微塵もおいしそうに描かれてはいない。実際、満面の笑みで「どう?うまいかおいしいか、どっちだ。」と聞かれても、顔芸レベルに顔をゆがめつつ「………すごい!」「と、とてもお、おおいしいわ。」としか答えられないあたり、やはり凄まじい出来であるようだ。
そしてこんな代物でさえも「こんなうまいものはじめて食べたよ。おかわりほしいな。」と言わしめるひみつ道具・味のもとのもとはすごい性能である。幻覚剤か何かか。
恐ろしいことにこの現実世界には、食べられたものではないとわかっていながらリアルで再現しようとする勇者がいるのだから困ったものである。
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最終更新:2024/04/24(水) 05:00
最終更新:2024/04/24(水) 05:00
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