ジャッジメント(ジョジョ)

ヘイル　トゥー　ユー
Hail 2 U!
（君に幸あれ！）

ジャッジメントとは、ジョジョの奇妙な冒険「スターダストクルセイダース」に登場するスタンドである。

概要

【破壊力:B/スピード:B/射程距離:C/持続力:B/精密動作性:D/成長性:D】

ロボットのような外見をしたスタンド。手の指は三本であり、関節部分などにもロボットのような機構が搭載されている。また破壊すると体内にあった歯車なども出てくる。

他人の心の底からの願いを最大三つまで聞き入れ、その「願い」を土に投影して作り上げる能力を持つ。作られた物は非常に出来が良く、見た目だけでなく硬度や掴んだ際の感触、光沢さえも本物と同じで、見分けがつかない。
物質だけでなく生物を作る事も可能で、「死人となった者を生き返ったように見せかける」事もできる。こちらの再現度も高く、ポルナレフの妹シェリーを蘇らせた際には姿や声だけでなく、当人達しか覚えていない過去の記憶まで語らせており、ポルナレフは偽者だと見抜けなかった。

しかしそうやって再現された生物はジャッジメントの意のままに動く操り人形であり、生前は優しかった人間も凶悪な殺人鬼と化す。
「人間の最大の弱点は、その人間が心から願う事である」というジャッジメントの考えどおり、願いを叶えた者は自分の願いそのものに襲われるという、悪夢のような状況に追い詰められる。

ジャッジメント自体の戦闘力も非常に高い部類に入っており、アヴドゥルやポルナレフもそのパワーとスピードの強さを認めていた。

名前の由来はタロット大アルカナ20番目の「JUDGMENT(審判)」。

最終的にはアヴドゥルのマジシャンズ・レッドに叩きのめされるが、本体へのダメージは無く、ダメージコントロールの面でも優れたスタンドだったようである。

カメオ

このスタンドの本体。
紅海のとある島の地中に隠れて、島を訪れた承太郎達を狙う。単独行動していたポルナレフにランプの精を装って近づき、「死んだ妹とアヴドゥルを生き返らせてほしい」という願いを利用して、2人の土人形を作って襲わせる。

土人形との連携攻撃でポルナレフをあと一歩のところまで追い詰めたが、インドでホル・ホースに殺された筈のモハメド・アヴドゥルが現れて失敗。スタンド戦で完敗した後、地上に通じる呼吸口を発見され、妹との思い出を弄ばれたポルナレフの怒りと、テンションが上がり過ぎてハイになったアヴドゥルの小便攻撃によって地上に引きずり出され、最後は黒焦げにされた。

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関連項目

• ジョジョの奇妙な冒険
• スターダストクルセイダース
• スタンド(ジョジョの奇妙な冒険)
• ポルナレフランドジャン=ピエール・ポルナレフ
• モハメド・アヴドゥル
• シェリー
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