スパイダーマン:スパイダーバース 単語


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スパイダーマンスパイダーバース

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スパイダーマン:スパイダーバースとは、『スパイダーバース』を原作としたアニメ映画である。

アメリカでは2018年12月14日公開/日本では2019年3月8日公開。

続編「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」

日本時間2019年11月2日に続編の制作が発表された。タイトルは「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」。続編は第2作第3作が最初からセットの2部作となる。当初は「パート1」「パート2」と呼ばれていた。。全米公開は2022年4月8日予定

2020年4月25日、新型コロナの影響による他のマーベル映画の公開延期に合わせて、今作も公開延期が決定された。新しい公開予定日は2022年10月7日。

2022年4月21日に再度の公開延期が発表された。新しい公開予定日は2023年6月2日。また、パート2の公開予定日は2024年3月29日となった。2022年4月26日には「パート2」と呼ばれていた第3作のタイトルが「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」になることが発表された。

2022年12月14日にアクロス・ザ・スパイダーバースの予告が公開された。予告映像では前作のグウェン、ピーター・B・パーカーが登場したほか、無数のスパイダーマンも姿を見せている。

2023年4月4日にアクロス・ザ・スパイダーバースの予告第3弾が公開。実写映画版の3名のスパイダーマンの映像やアース199999、ドクター・ストレンジのワードが飛び出すなど「ノー・ウェイ・ホーム」とのつながりも感じさせる予告となっている。

概要

スパイダーマンとしては初のアニメ映画となる。今作は2014年から2015年に開催されたクロスオーバー企画『スパイダーバース』を原作としており、時空の壁を越えて複数のスパイダーマンが同時に活躍する作品となる。

ただし、原作である『スパイダーバース』とはストーリーは全くの別物。「次元を超えて複数のスパイダーマンが集結する」というエッセンスのみを抽出し、それ以外は主人公もヴィランも異なる。

主人公を務めるのはピーター・パーカーではなく、黒人とヒスパニックのハーフの少年マイルス・モラレス。アメコミでの初出はそれまでの歴史をすべてリセットして一からマーベル作品をリメイクする企画『アルティメット・マーベル』内の『アルティメット・スパイダーマン』。コミックではピーター・パーカー亡き後の二代目スパイダーマンとして活躍する。

映画ではマイルスがスパイダーマンになるまでのオリジンを描いており、ピーター・パーカーとの出会いと別れ、そして別次元のスパイダーマン達との共闘を経てスパイダーマンのコスチュームはマイルスに受け継がれる。

1作目のメインヴィランはキングピン。彼が複数の次元を統合しようとしたことで複数の次元のスパイダーマン達が集結する事になった。また、グリーンゴブリンやドック・オクなどのおなじみのヴィラン達もキングピンに協力し、スパイダーマンと激闘を繰り広げる。

登場人物

スパイダーマン

マイルス・モラレス
ピーター・パーカーから使命を託されスパイダーマンを引き継いだ少年。
しかし、蜘蛛にかまれて力に目覚めたばかりのマイルスの能力にはまだまだ未熟な面がみられる。
ピーター・パーカー
マイルスの世界における元祖スパイダーマン。
蜘蛛の能力を手に入れたマイルスと出会うが、その直後にキングピンによって殺されてしまう。
今作では26歳でMJと結婚している。
ピーター・B・パーカー
マイルスの世界とは異なる並行世界からやってきたピーター・パーカー。
すでに年齢は40代に差しかかり、ヒーローとして長年戦い続けた年月は彼の精神と肉体に疲労感をもたらしている。
スパイダーグウェン
マイルスの世界とは異なる並行世界からやって来たスパイダーセンスを手に入れたグウェン・ステイシー。
白黒のスパイダースーツに身を包む。
スパイダーマン・ノワール
古い探偵物語から飛び出してきたようなロングコートと黒いスーツに身を包んだスパイダーマン。
コミックでは彼が活躍したのは第二次世界大戦前となっている。今作でも第二次世界大戦以前の世界から飛ばされてきており、一人だけモノクロの世界に生きている。
ペニー・パーカー
並行世界の女子中学生。通常のスパイダースーツではなく、メカニカルなパワードスーツSP//drを身にまとって戦う。
今作ではコミック版よりだいぶ明るい性格になっているようだ。ジト目が可愛い。
スパイダーハム
豚の姿をした並行世界のスパイダーマン。コミックでは「ブタの力を得た蜘蛛」である。
今作ではよりコミック的な表現を強調したユーモアを担当する。

ヴィラン

キングピン
本作のメインヴィラン。裏社会の帝王。特別な能力は持たないが、その巨体と圧倒的な身体能力だけで驚異的な戦闘能力を誇る。
今作ではある目的のために並行世界を繋げようとし、その結果別次元のスパイダーマンが複数現れる事になった。
グリーンゴブリン
物語序盤で登場し、並行世界をつなげるための加速器を止めようとする元祖スパイダーマンと激闘を繰り広げる。
今作では実写映画『スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン2』で見せたようなサイバーなスーツ姿ではなく、緑色の巨体で登場する。
プラウラー
紫色のメカニカルなスーツに身を包んだキングビンの部下。マイルズをしつこく追跡する。
今作では両手のギミックにより敵を爪で引き裂く攻撃をメインとする。
ドック・オク
キングピンに協力し、次元を繋げる加速器を開発した科学者。背中に取り付けた装置から延びる4本のロボットアームを自由自在に操ることで戦闘や立体機動を行う。
アニメおよびコミックや実写映画『スパイダーマン2』では男性だったが、今作では女性。

受賞歴

  • 第76回ゴールデングローブ賞 アニメ映画賞
  • 第91回アカデミー賞 長編アニメ映画賞

他多数。特に同年のアカデミー賞では同じマーベル原作の「ブラックパンサー」も3部門で受賞しており、コミック原作映画が大きく躍進した。

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関連項目

  • スパイダーマン
  • スパイダーバース
  • 映画の一覧 / アニメ映画の一覧
  • アカデミー賞 / ゴールデングローブ賞

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