スーパー特撮大戦2001とは、2001年にバンプレストから発売されたプレイステーション用シミュレーションRPG。
ひと言で言うなら『スーパーロボット大戦を特撮ヒーローでやってみた作品』である。
メタル系主人公とバイオ系主人公の2通りのメインシナリオがある。
突如、太陽系外辺空域に現れた謎の惑星『ナンバーテン』と謎の犯罪組織『ナガー』!
二つの謎と幾多の悪に狙われた地球を守り、正義のヒーロー達が立ち上がる!
融機鋼ルシファード:迫水タクマ/ルシファード、サキ/ファディータ(メタル系シナリオ)
TDFの『ナンバーテン』調査艦『NAAGER』のクルーであり、
宇宙調査防衛機構(Space Investigation and Defense Organization)通称『SIDO』長官である迫水キイチ/後のナガー首領・鋼帝ゼファスの次男。
NAAGERがナンバーテンのヴォル細胞に侵食され『戦闘船団国家ナガー』に変貌する際、
彼もまた冷酷非情な銀河連邦S級指名手配犯『黒騎士ルシファード』となり、幾多もの惑星を滅ぼしてきた。
パートナーの有機ドロイド・サキ/ファディータと共に宇宙刑事ギャバンと交戦する際、彼の力の源である『融機鋼』にヒビが入りナガーの洗脳が解け地球に落下、偶然ショッカーの魔の手から逃れた本郷猛/仮面ライダー1号と出会った事により地球を守る戦士として戦う決意をする。
だがそれは、ナガー幹部に変貌した肉親との戦いをも意味するものであった…。
EATER~試験体003~:叶エイジ/ヴォルテックス、日向ラン/ヴェルヴェット(バイオ系シナリオ)
幼い頃、宇宙よりもたらされた謎の細菌細胞『ヴォル細胞』を偶然浴びてしまったことにより異形の戦士『ヴォルテックス』に変身する力を得た元・高校生。その姿は彼が幼い頃思い描いていたヒーローの絵から由来している。
性格は明るく正義感が強いが、幼馴染の日向ラン/ヴェルヴェットのマイペースな性格に振り回されやすいのが玉に瑕。
彼のヴォル細胞の正式名称は『ヴォル・テクスチャード・タイプ』。様々な環境に応じて自身の細胞を変質させ、自身の肉体を変化させて戦う能力を持つ。
ただし、ヴォル細胞は一旦寄生すると宿主の身体を完全に乗っ取るまでに分裂・増殖、脳細胞を完全に侵食するまでは完全に死滅できないという恐ろしい面を持っている。
また、魔空空間・幻夢界・不思議界といった亜空間には対応しきれず行動不可能に陥ってしまうのも欠点。
同じヴォル細胞を持つランの兄・サトル/ヴォルフィードらと戦わなければならないというルシファード並に重い背景を持ちながらも、ストーリーにおけるエイジとランの『末永く爆発しろ』と言わんばかりの甘酸っぱい掛け合いで救われているのが救いか。
仮面ライダー:本郷 猛/仮面ライダー1号、一文字隼人/仮面ライダー2号
仮面ライダーV3:風見志郎/仮面ライダーV3、結城丈二/ライダーマン
仮面ライダーBLACK:南光太郎/BLACK
仮面ライダーBLACK RX:南光太郎/BLACK RX
イナズマン:渡五郎/イナズマン
イナズマンF:渡五郎/イナズマンF、荒井誠
ジャイアントロボ:草間大作、ジャイアントロボ
スーパーロボット レッドバロン:紅健/レッドバロン、松原真理
大鉄人17:南三郎、ワンセブン
ウルトラマン:ハヤタ/ウルトラマン
ウルトラセブン:モロボシダン/ウルトラセブン、ミクラス、ウィンダム、アギラ
帰ってきたウルトラマン:郷秀樹/帰ってきたウルトラマン
人造人間キカイダー:ジロー/キカイダー
キカイダー01:イチロー/キカイダーゼロワン
宇宙刑事ギャバン:一条寺烈/ギャバン
(余談だが、ギャバン最大の相棒である電子星獣ドルはルシファードとの交戦で半壊、ドルギランの状態から
分離不能の状態に陥ってしまう。
つまり、ゲーム中はギランから分離せず戦う事に…
おのれ日本アートメディア!!ドルをなんだと思っているんだ!?)
宇宙刑事シャリバン:伊賀電/シャリバン
宇宙刑事シャイダー:沢村大/シャイダー、アニー
秘密戦隊ゴレンジャー:アカレンジャー、アオレンジャー、キレンジャー、モモレンジャー、ミドレンジャー
その他:地球防衛軍警備班とかたくさん 防衛軍ユニットの中には特別なルートで博士によって開発されなければ出来ない車両や航空機が無駄に多くある。
スーパーロボット大戦のシステムとほぼ同じ、精神コマンドがない事が最大の違い。
あと弾丸、砲弾は消費されるとステージクリア時に自動では補充されず、ステージ中に補充アイテムか発電所で
補給するしかないのが面倒くさい。
グラフィックは新スパロボ風の実写に近い劇画調になっている。(カットインには実写動画も使用されている)
ユニットは等身大のSサイズユニットと、巨大なLサイズユニットの2種類がある。サイズが違うユニットが戦闘を行う場合、専用武器を用いなければ攻撃が出来ない。
ユニットは味方の青色と緑色、敵の赤色、NPCの黄色の各色のユニットとしてマップ上に表記される。
青色は、ヒーロー(例:仮面ライダー1号)やそのパートナー(例:アニー、荒井誠)。
緑色は「支援部隊」と呼ばれる、科学特捜隊隊員、ウルトラ警備隊隊員、MAT隊員、松原真理、警備班の面々で、大して強くないけど拠点制圧が出来るのは彼らだけ。また、ポインターやサイクロンなどの乗り物ユニットもあり、
これにキャラが搭乗する事で移動範囲を広くできる。
ヒーローキャラは最初は変身前の姿で出撃し、雑魚をある程度倒して気力が溜まれば変身出来るようになる。
(帰ってきたウルトラマンのみは例外であり、原作を再現し、変身前の状態でHPが0になるまで変身出来ない。)
ちなみに、ユニットの能力や武器の威力の上昇には2通りある。資金と資材を使って数値を上昇させる「改良」。もう一つが、レベルアップによって数値を上昇させる「成長」である。
各ユニットごとに、ユニット能力と武器威力のそれぞれに「改良」と「成長」のどちらか、あるいは両方が適用される。
成長の方が性能の伸びが断然良く、改造はろくに手を付けないとポンコツ同然になる。
主題歌は串田アキラが唄う熱い名曲「君は閃光☆THUNDERBOLT」。
最終話ステージでは本家スパロボに先駆けて主題歌のアレンジBGMが流れる。
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最終更新:2025/12/07(日) 20:00
最終更新:2025/12/07(日) 19:00
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