哺乳類ネコ目鰭脚類セイウチ科セイウチ属に属する海獣。北極圏の沿岸地帯および氷縁部に生息している。
体長は約3m、体重は最大で1tを超える。メスはオスよりも全体的に小柄。最大で1mにも達する巨大な牙がトレードマークで、この牙は戦いに用いる他、海底で獲物を掘り起こしたり、陸に上がる際の支えとしても使われる。北極圏の生態系の頂点近くに位置する生物で、陸上最大の肉食獣と名高いあのホッキョクグマ(シロクマ)でさえセイウチには滅多に手を出さないといわれる。
肉に寄生虫(旋毛虫)を含むためイヌイットさえ狩りたてを食べることはせず、2週間ほど冷凍(と言うか屋外に放置)して寄生虫を死滅させてから食べるという。
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最終更新:2024/04/20(土) 05:00
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