セバス・チャンとは、オーバーロード(小説)における登場人物で、ナザリックでは珍しい根っからの善人。
ナザリック地下大墳墓第9・10階層に控え、戦闘メイド隊<プレアデス>や10人の男性使用人、執事助手を直属の部下として持つ家令。制作者はたっち・みー。
守護者ではないが「ナザリックの使用人を差配する」という重要な役割を担っており、他の階層守護者と同格の扱いである。合計レベルも100。
製作者であるたっち・みーと同じく強い正義感を持っており、全体的に悪に傾いているナザリックでは恐らく唯一の「極善」に分類される人物(カルマ値300)。
他のNPC達が人間の事を下等な存在と見なしているのに対し、彼は人間を評価しており、時には手を差し伸べることすらある。ただし下種な悪党に対しては「生きる価値もない」と言い捨てる、ソリュシャンがある男を所望した時にはシャルティアに願い出た上で許可を与えるなど、単なる善人(人間ではないが)という訳ではない。
ナザリックの面々とはおおむね良好な関係だが、デミウルゴスとは互いの製作者の衝突、人間に対する考えの違いもあって、そりが合わない(忠義の強さは認めている)。反面、デミウルゴスと似たような嗜虐趣味を持つシャルティアとは特に問題がない為、シャルティアとアウラの関係が「そのようにあれ」と設定した製作者達の意図を反映しているのと同じではないかと考えられる。実際、デミウルゴスとセバスがヒートアップして議論する様子に、アインズはかつての友らの姿を思い浮かべている。
通常形態は身長1.8メートルほどで、燕尾服を着ており「いかにも」な執事といった見た目。
一見するとロマンスグレーの素敵なオジサマであるが、彼の種族は竜人であり、人間としての姿における戦闘では本気を出していない。
モンク10Lv、ブオウ10Lv、ストライカー5Lvを修めており、本気を出さずにアダマンタイト級冒険者クラスの相手を複数人まとめて徒手空拳で一蹴できるほどの強さを持つ。作中の描写では、弱い相手なら放つ殺気だけで心臓を止めてしまう事も可能である模様。
「気功」による対象の怪我の治療や、相手を操ることのできる「傀儡掌」など、単純な打撃力だけではない戦闘力を持つ。
また、あくまで上記の強さは「人間形態における強さ」であり、真の姿をとってガチンコで戦った場合は、コキュートスやアルベドをも上回る。
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最終更新:2024/04/25(木) 11:00
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