『セロ弾きのゴーシュ』とは宮沢賢治の童話作品である。
(1)1934年、賢治の死の翌年に発表された。
3度映像化されている。
1949年、製作:日本映画。全編、影絵アニメーションで製作された映画。
1963年、製作:学研映画局。
1982年、製作:オープロダクション。
(2)さだまさしのアルバム「風見鶏」の収録曲の一つ。
ここでは(1)の説明をする。
ゴーシュは活動写真館でセロ(チェロ)を担当している。
楽団では10日後の町の音楽祭に向けて練習に励んでいたが、ゴーシュは楽長から、下手なため厳しく叱責される。
その夜、彼は大きな荷物を抱えて帰宅した。自分の楽器を持ち帰ったのだ。
深夜一人で猛練習に励んでいると、猫がやってきた。見覚えのある大きな三毛猫に見えるが、言葉をしゃべった。
その後、毎夜のように カッコウ、子ダヌキ、ねずみの親子などがやって来て、ゴーシュにセロを弾くように勧めた。
このような毎日を過ごすうちに、以前は気弱で 音楽でも感情表現ができなかった、
「いつでもきみだけとけた靴(くつ)のひもを引きずってみんなのあとをついてあるくようなんだ」
と楽長に言われていたゴーシュだったが、
いつの間にか、音楽祭で一人でアンコールの舞台を勤めることができるほどに上達していたのだった。
図書カード:セロ弾きのゴーシュ
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card470.html
無償でテキストファイルが配布されている。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/08(月) 03:00
最終更新:2025/12/08(月) 02:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。