ゼルダの伝説剣技一覧

この記事はゼルダの伝説シリーズにおける剣技について述べた記事である。

概要

ゼルダの剣技の歴史についても同時に解説する。回転斬り及びその派生技、ソードビーム及びその派生技、ジャンプ斬りに関しては個別記事を参照のこと。

ゼルダの伝説(初代)

突き

文字通り。Aボタンで出すことが出来る。

ソードビーム

体力満タンで出すことが出来る。詳細はソードビームの記事を参照。

以上が初代で出せる剣技全てである。

ゼルダの伝説（初代）を知らない人は「お前は何を言っているんだ」と思われるかもしれないが、
初代では突きとソードビーム、この二つの剣技しか使えない。
回転斬りどころか斬り技すらない。理由は不明だが、おそらく当時のハード性能の関係であろう。

リンクの冒険

突きとソードビームは続投した。

しゃがみ突き（正式名称不明）

しゃがんだ状態で突く。
リンクの冒険は格闘ゲームのようにリンクと敵双方に立っている状態のガードとしゃがみながらのガードが存在し、上段の攻撃と下段の攻撃の攻防が基本である。

下突き

ジャンプした際に下方向へ突く。下述の上突きと共にスマブラにも登場した。
ゼルダ本編ではリンクの冒険以後、登場しなかったが「ふしぎのぼうし」で質は異なるものの
復活。トワプリで「とどめ」という名称で登場した。

上突き

ジャンプして上方向へ突く。ゼルダ本編ではリンクの冒険以外、姿を見せない不遇な技。

見て分かるようにリンクの冒険でも斬撃は使用できない。
その後プラットフォームがスーパーファミコンに代わり、ファミコンで斬撃を使用することは無かった。
さらにいうとリンクの冒険と初代のリンクは同一人物である。

神々のトライフォース

ようやく斬り技が出来るようになり、回転斬りも登場した。「神々のトライフォース」では大量に草が配置されており、それを剣で斬ることが出来る。ゆえには「神々のトライフォース」は草刈りゲーとも称される。ソードビームはレベルの高い剣を装備することで放つことが出来る形となった。
「神トラ」における剣技のシステムは後の2Dゼルダにおける標準となり、「夢島」と「ふしぎの木の実」でもほとんど形を変えずに使用された。

斬り

Bボタンで放つ。初代における突きに取って代わった技。

回転斬り

後にリンクの代名詞ともなった必殺技。詳細は回転斬りの記事を参照。

剣を突き出す

Bボタンを押し続けると、剣を突き出す。向きを固定したまま移動する形となり、
盾のガード方向が右側面になる。Bボタンを離すか敵に触れると解除される。

ダッシュ斬り

ペガサスの靴を履いた状態でダッシュしながら突く。後のふしぎのぼうしでも登場。

夢をみる島

神トラのシステムを変えずに継続した。だが、横スクロールのフィールドが存在し、
そこでは剣術の質が全く異なる。またロック鳥の羽を用いることでシリーズ初のジャンプ斬りが登場した。

縦斬り

文字通り、縦に斬る。横スクロール画面でのみ使用可能。

縦回転斬り

縦方向に回転して斬る。

ジャンプしながらの斬り（正式名称不明）

ロック蝶の羽を使ってジャンプしながら斬る。ジャンプ中はありとあらゆる剣技を使用できる。
ジャンプ中は威力が高まっている。

時のオカリナ

3Dとなり、斬撃の方向を縦、横、突きと指定できるようになった。ソードビームはリストラされ、かわりにジャンプ斬りがアイテム無しで自由に使えるようになった。この剣技のシステムはトワイライトプリンセスまで継続した。

縦斬り

縦に斬る。

横切り

横に薙ぎ払う。

突き

突く。時のオカリナ内では上三つの技を使い分ける必要性があまりなかったが、スカイウォードで必要性が出てくることになる。

大回転斬り

剣に魔力を溜めて放つ回転斬り。作品ごとに効果が違う。詳細は回転斬りの記事を参照。

ジャンプ斬り

ジャンプして敵を奇襲する。詳細はジャンプ斬りを参照。

斬りつけ

タイミングよく3回剣を振ると、このアクションに変わる。通常の斬りと比べ、攻撃範囲が広い。
この技は説明書に書いてある。

盾で構えながらの突き（正式名称不明）

Z注目せずに盾を構えながら剣を振ると突きになる。非常に出が早く、連打が可能。
TASでは裏技を用いて威力を上昇させながら使用するため、TAS突きとも呼ばれる。

風のタクト

基本的に時オカのシステムを継承している。

特殊攻撃

画面に表示されているAボタンが通常の状態から一瞬変わった際にAボタンを押す。
出るアクションは相手の頭上へ向かってジャンプして切り裂くパターンと転がって裏を回って斬りつけるパターンの二種類。ラストバトルでは必須となるアクション。トワプリに二パターンとも奥義として受け継がれた。
ラストバトルの最後の最後で放つ特殊攻撃には専用のムービーが用意された。

連続攻撃

Z注目しながら剣を振ると3回目から攻撃のアクションが縦斬り、横斬り、突きとは全く異なるモーションに変わる。どんなアクションになるかはスティックによって自由に指定が可能。説明書に書いてあるかは筆者が風のタクトの説明書を紛失してしまったため不明。

ふしぎのぼうし

基本的な事柄は「神トラ」を踏襲している。初期状態は斬りしかできないが、道場に通うことで使用できる剣技が増えていく。回転斬りとソードビームも道場で学ぶ剣技となっている。

岩砕き

岩や壺を剣で破壊できるようになる。

下突き

羽マントを使用することで空を飛び、そこから突く。

トワイライトプリンセス

剣技を骸骨の剣士に教えてもらえる奥義システムが登場。
風タクのコンボ攻撃はアクションこそ違うが続投。

連続攻撃（正式名称不明）

タイミングよく剣を振ることで通常の斬撃とは異なるアクションに変わる。アクションは風のタクトとは異なる。最後の攻撃は威力が高くなっており、敵を吹き飛ばしてとどめに繋ぐことが出来る。

走りながらの斬り（正式名称）

走りながら斬ることが出来る。草刈りに役立つ。

鍔迫り合い

ガノン戦で使用。鍔迫り合いを行い、成功すれば敵の隙を生むことが出来る。
木刀でも可能。

以下の剣技は骸骨の剣士に習う奥義

とどめ

吹き飛ばした敵めがけて、下突きを行い確実に止めを刺す。奥義の中で唯一同じ性質でスカイウォードソードに
続投した。

盾アタック

盾で殴りつけることで敵の隙を生んだり飛び道具を跳ね返す。スカイウォードソードにも登場したが性質が異なる。

背面斬り

敵の背面に転がって回って斬りつける。

兜割り

盾アタックで敵を隙だらけにした後、頭上にジャンプして斬る。

居合斬り

敵に剣を収めたまま、Z注目もせずに斬りかかる。威力は大きいが出すまでの隙が大きい。

スカイウォードソード

Wiiリモコンと連動する形となった。奥義が廃止され、初期状態から全ての剣技が使えるようになった。奥義はとどめと盾アタックのみ続投。盾アタックはトワプリと全くの別物のため、正確に続投したのはとどめのみ。コンボ攻撃は廃止され、ソードビームが3Dゼルダで本格的に登場した。
今作においては斬撃の方向性を意識することになる。
この方向性による攻防は上下段の攻防があったリンクの冒険以来となる。

構え

今作ではWiiリモコンの動きが画面に居るリンクの動きと連動し、自由に剣を構えることが出来る。
上に構えるとソードビームの溜めになる。リンクの剣を斬る方向性は構えによって制限される。
例えば上に構えている状態で横に振っても横切りにならない。

九方向の斬撃

縦、横、斜め、突きと様々な斬撃を放つことが出来る。ここから相手のガードの隙をついていくことがスカイウォードソードの基本である。二方向の斬撃を同時に放つことはできない。
るろうに剣心では九方向の斬撃を同時に放つ技があったが・・・。

フェイント斬り（正式名称不明）

本来の構えから逆方向に斬る。例えば上に構えている状態では上方向からの斬撃しかできないが、真下からから上へ振ると、上から構えている状態にもかかわらず、下から上への切り上げになる。このテクニックはボコブリンやギラヒムで非常に有効となる。

盾アタック

相手の攻撃に合わせて盾を振ることにより、敵の隙を晒す。敵の飛び道具を跳ね返すことも出来る。そのまま使っても効果がない。
「月華の剣士」の弾きや「ソウルキャリバー」シリーズのガードインパクトに近い。

ラスボス戦におけるとどめ（正式名称不明）

ラスボス戦でとどめを使用すると専用のアクションに変わる。
雷撃を纏いながら放つその姿はゼルダ初の超必殺技といえる。（何度も回避されるが）

大乱闘スマッシュブラザーズ

多くの剣術が登場するが、そのなかでも特筆すべきものを上げる。

スマッシュ斬り

両手で斬るスマッシュ技。もう一度Aボタンを押すと二段スマッシュ斬りになる。
トワイライトプリンセスではこれに似たアクションが存在する。

前後足元斬り

下スマッシュ技。スマブラの剣士系キャラの下スマッシュ技は全てこれと似た形のアクションになっている。

半月斬り

上方向に広範囲に払う。上スマッシュでは、これを三発連続で放つ。

リンクキック

空中で放つ蹴り。威力は低いが隙は少なめ。

トライフォースラッシュ

リンクが振るう必殺技。トライフォースで相手を挟み込んで突進し、空中で連続斬りを繰り出す。
最後の切り札の中でも範囲は狭いが、かなり高い吹っ飛ばし力を誇る。

ソウルキャリバー2

こちらでも数多くの剣技が登場するが、その中でも特筆すべき物を上げる。

ホッピングアタック

ジャンプして下突きを放つ。とどめにモーションが酷似している。

竜巻斬り

回転しながら上昇する。トワプリの背面斬りで放つ斬撃に酷似している

ダッシュアタック

ダッシュしながら突く。神トラのダッシュ斬りを再現したと思われる技。

ガードインパクト

ソウルキャリバーにおける、全キャラ共通の防御技だが、リンクで用いる際の動きが盾アタックと酷似してる。

関連項目

• ゼルダの伝説シリーズ
• リンク (ゼルダの伝説)
• マスターソード
• ハイリアの盾
• 回転斬り
• ソードビーム
• ジャンプ斬り
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