ゾーンとは、遊戯王5D'sの登場人物である。CVは石川英郎。
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
人類が滅亡した、未来のネオ童実野シティの生き残りの1人である。
アポリア(イリアステル)と共にネオ童実野シティ上空へ空中要塞アーククレイドルを出現させた張本人でもあり、さらにパラドックスを過去の世界へ送り込んだ全ての元凶。
常に鉄仮面を被っており、声帯も機能していないのか会話の際は機械音声の混じった声で喋る。
同じく未来世界の生き残りには、アポリアやパラドックス、アンチノミーが存在している事が確認されている。
常に仮面を被り、思惑の見えない振舞いをしているが、その真の正体は人類の破滅を阻止するために英雄である不動遊星の外見と人格を自らに移植・投影した未来世界の名無しの科学者であった。
(声まではコピーできなかったのか、はたまたゾーン=不動遊星ではない事を示す演出か、ゾーン自身の回想の中では遊星(ゾーン)は宮下雄也ではなく石川英郎のCVで喋る)
肉体・精神共に不動遊星そのものとなる事で人々を救うべく奮闘し、ひいては不動遊星のクリアマインドを人々に伝えることで防衛システム(機皇帝軍団)に人類が外敵として認識されないようにすることに成功する。
しかし破滅の引き金たるモーメントの暴走を彼一人の手で止めることはできず、多くの命を失いゾーン自身も顔の右半分を失った。顔を失ったことが直接の原因かどうかは不明だが、後述する遊星とのデュエルにおける会話では遊星の人格と名無しの科学者(ゾーン)の人格が混濁している節がある。
その後、滅亡した未来で同じく生き残った同志達(アポリア、アンチノミー、パラドックス)と出会い、「人類滅亡(世界の終焉)に立ち会った人物」として未来世界へ希望をもたらすべく仲間達と共に様々な研究を進めていた。
しかし研究成果が悉く実らないばかりか同志達にも次々に先立たれ、ついにゾーンは世界でただ一人の最後の人類となってしまう。これに伴い彼自身も絶望に支配され、希望というものを頑なに否定するようになってしまったようだ。
その結果、滅亡した未来を救うにはモーメントを、若しくはモーメントを生み出した直接の要因であるデュエルモンスターズを歴史から抹消するしかないという結論に辿り着き、同志であるアポリアを彼の生前の遺言に従いイリアステル三皇帝ことルチアーノ・プラシド・ホセとして生まれ変わらせ(ゾーンはプラシド達からは「創造主」と呼ばれていた)、劇場版アニメに登場したパラドックス、謎のDホイーラー・アンチノミーも同様の目的から彼が復活させた。
先述の頭部・顔の怪我が原因なのかアポリアと出会う頃には右手と右足(右半身?)が義手・義足となっており、声も現在のような機械音声の混じったものになっていたようだ。そして、同志達と共に研究を進める過程でアンモナイトのような生命維持装置(らしき機械)に乗って生活・行動するようになる。
遊星達の前に初めて姿を見せたのは93話で、シェリーの持つ両親の形見のカード「Z-ONE」をセキュリティ本部にて解析していた際に共に居合わせていた遊星・ブルーノ共々、ゾーンのいる白一色の異空間へ飛ばされた折に接触したのがファーストコンタクト。異空間へやって来た遊星達をその後元の現実世界へと帰した。
続く107話で新境地・クリアマインドが覚醒した遊星を再び異空間へ呼び寄せ、シューティング・スター・ドラゴンのカード(石版)を与えた。
シティ上空にアーククレイドルが出現したストーリー終盤、要塞の中枢である太陽ギアにて遊星達を待ち構え、希望に再び目覚め自らを説得にかかるアポリアをデュエルで破ると、計画の最終フェイズとして不動遊星とシティ上空でフライングデュエル(ライディングデュエルではない)を行う。
デュエルでは自らの乗る生命維持装置兼D・ホイール(?)に巨大な2本の両腕を搭載したような形状のそれへと合体・変形させ、「時械」と名づけられたモンスターや全10枚からなる「時械神」と呼ばれるモンスターカードを自在に操り、その強さはアポリア(イリアステル三皇帝)の操る機皇帝がまるで歯が立たない程に圧倒的である。
ちなみに、ゾーンの素性や正体についてもかつては様々な仮定や推測が飛び交っており、「常に乗っているアンモナイト生命維持装置らしき機械は、遊星号に酷似している」「仮面に彫られたマーク(マーカー)や、仮面の下から僅かに覗く目(瞳)も遊星のそれと似ている」といった点から『未来世界の不動遊星(またはゼロリバースで死亡した不動博士)ではないか』とする可能性も囁かれていた。
そんな矢先に144話にてその仮説を裏付けるようにゾーンがアンチノミーの回想の中に登場。容姿や搭乗しているD・ホイールが現代の遊星(遊星号)に極めて似ているために「ゾーン=不動遊星」説がいよいよ真実味を帯びてきた折、続くゾーンVS不動遊星戦(148話)において遊星の攻撃を受けビルに激突した事で仮面が割れる。仮面の下から現れたのは、遊星の顔のマーカーと全く同じそれを持った、不動遊星と酷似した素顔であった。
そして同放送回の次回予告にて、ゾーン本人の口から正式に「ゾーン=不動遊星」である事が語られ、そして続く149話にて彼自身の生い立ちと彼の存在した未来世界についてが語られる事になるのだった。
なお、ゾーン(Z-ONE)という名前は「滅亡した世界の最後の1人」「蘇った英雄」を意味して命名されたという。
(参考→監督のtwitter)
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 02:00
最終更新:2024/04/24(水) 02:00
スマホで作られた新規記事
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。