曖昧さ回避
タイガーマスクWとは、
- 2016年10月から放送されるTVアニメで、東映アニメーション創立60周年記念作品のひとつでもある。「タイガーマスク」の項目も参照のこと。
- 1.をモデルにした覆面レスラー。アニメとのコラボ企画で新日本プロレスに何度か登場している。アニメ内のキャラクターは「タイガーマスク」として活動しているが、こちら「タイガーマスクW」がリングネーム(おそらく四代目との混同を避けるため)。現時点で正体は非公表。キャッチコピーは「ゴールデン☆タイガー」。
本項では、1.について解説する。
概要
虎だ! 虎だ!!
お前は虎になるのだ!!!
前述のように、東映アニメーション創立60周年記念の一環として久々の復活を果たした。
新日本プロレスリングと親会社のブシロードも企画に関わっており、オカダ・カズチカや棚橋弘至といった新日の人気所属選手も実名で登場する。
主題歌はアニメ第1作のオープニングテーマ曲「行けタイガーマスク」を人気バンドの「湘南乃風」がカバーする事が発表され、2016年8月17日に開催されたテレビ朝日の六本木ヒルズイベントで初披露された。同時にスタッフやキャストの配役も発表されている。
メインスタッフは、シリーズ構成に千葉克彦、キャラクターデザインに香川久といった実力派を配し、万全の布陣で挑む。
さらにエンディングアニメーションの原画は、あの馬越嘉彦氏が手がけている。
前作との繋がり
前作「タイガーマスク」の結末は二種類ある。
漫画版タイガーマスクでは、タイガーマスクは虎の穴を壊滅させた後に実在するレスラーを相手に戦いを続け、世界チャンピオン挑戦を目前にして交通事故で死亡する。
このストーリーの続編に「タイガーマスク二世」がある。
アニメ版タイガーマスクでは、虎の穴の幹部に強力なボスキャラが設定され、タイガーマスクは最後の戦いで素顔を晒されてしまい、虎の穴のボス「タイガー・ザ・グレート」を殺害して完全な決着を付ける。以来日本を離れ、姿を消すことになった。
このストーリーの続編が本作「タイガーマスクW」である。
ストーリー
最強の虎は、俺かお前か。
伝説のレスラー・初代タイガーマスクがマット界から姿を消して40数年後──。
小さなプロレス団体「ジパングプロレス」の若き練習生にして親友の東ナオトと藤井タクマ。
だが、二人が所属するジパングプロレスは、世界規模の巨大団体「GWM(グローバル・レスリング・モノポリー)」によって壊滅させられた。
GWMに復讐を誓った二人は、それぞれ別々の道を歩む。
ナオトは、GWMを影で操る巨大組織「虎の穴」を倒すべく、かつて「虎の穴」のレスラーを倒してきた伝説の「初代タイガーマスク」の存在を知り、富士の裾野で特訓を積み、タイガーマスクを襲名する。
一方タクマはあえて「虎の穴」に入り、過酷な訓練に耐え、闇のタイガーマスク「タイガー・ザ・ダーク」となる。
お互いの正体を知らない二人。
リングの上では天敵同士だが、目的はただひとつ。
「虎の穴を潰せ!」
光と闇、二人のタイガーマスクの長い戦いが始まる。
登場キャラクター
- 東ナオト(あずま・なおと、CV:八代拓)
本作の主人公で、小さなプロレス団体「ジパングプロレス」の練習生であった。21歳。
ジパングプロレスがGWMによって壊滅させられた後に、伝説のレスラー「初代タイガーマスク」の存在を知り、かつてのタイガーが特訓を積んでいた富士の裾野で特訓を積み重ね、新たなタイガーマスクとなる。
- 藤井タクマ(ふじい・たくま、CV:梅原裕一郎)
本作のもう一人の主人公で、ナオトと同じく「ジパングプロレス」の練習生であった。21歳で、ナオトの親友。
父がGWMによって大怪我を負い、復讐するべくあえて「虎の穴」に入り、過酷な訓練に耐え「タイガー・ザ・ダーク」となる。
ちなみにタイガーマスクになったナオトとタクマはお互いの正体を知らない。
- 高岡春菜(たかおか・はるな、CV:三森すずこ)
タイガーマスクのマネージャーで、ナオトがタイガーである事を知っている数少ない人物。童顔幼児体型だがこれでも19歳。
第1作に登場した、初代タイガーマスクの正体(=伊達直人)を知っている唯一の人物「高岡拳太郎」の姪。
意外と体を鍛えており、覆面をかぶって「スプリングタイガー」としてリングに上がった事も。
- 高岡拳太郎(たかおか・けんたろう、CV:田中亮一)
アニメ第1作に登場した初代タイガーマスク・伊達直人の友人。
アニメ第1作では「虎の穴」からの刺客レスラー「イエローデビル」としてタイガーと戦ったが、後に改心し正統派レスラー「ケン高岡」となってタイガーと共に戦い、直人から「自らの意志を継ぐ者」と指名された。
現在は小さなバイクショップ・高岡モータースを経営しつつ、恵まれない子供達を支援している。
東ナオトを鍛え上げ、彼に虎のマスクを授け、姪の春菜と共にタイガーマスクをサポートする。
キャストの田中亮一氏はアニメ第1作でも高岡拳太郎役を演じている。
- 藤井大助(ふじい・だいすけ、CV:草尾毅)
藤井タクマの父親で、ジパングプロレスの代表。
「虎の穴」が送り込んだ刺客レスラー・イエローデビルに敗れ大怪我を負い、現在は病院でリハビリに励んでいる。
- 山科ルリコ(やましな・るりこ、CV:千葉千恵巳)
ジパングプロレス代表・藤井大助が入院している病院の看護師で、毎日お見舞いに訪れるナオトに好意を持っているが、ナオトの置かれている状況を理解しており、本心を隠している。
その後、知り合いの誘いもありGWMのメディカルスタッフとしてMAXドームに勤務することになる。
- 来間ひかり(くるま・ひかり、CV:橘田いずみ)
プロレス雑誌「月刊プロレスワールド」の女性記者で、あるきっかけでタイガー・ザ・ダークに興味を持ち、その動向を追っている。
- 伊達直人(だて・なおと)
初代タイガーマスク。約半世紀前に活躍した「虎の穴」出身のレスラーで、孤児院への資金援助のため「虎の穴」を裏切ることになる。「虎の穴」との凄惨な戦いを繰り広げながらも、正統派レスラーとの正々堂々の勝負や、孤児達との触れ合いを心の支えとする一面も備えていた。タイガー・ザ・グレートとの最終決戦の後、姿を消す。
ジパングプロレス関係者
かつて作中で存在した日本のプロレス団体。東ナオト、藤井タクマが練習生として所属していた。
創業から10年を経て、3年前にGWMとの興行に打って出たが、ほとんどのレスラーを潰され団体は消滅。
この時の惨状が批判されたGWMは日本から一時撤退、3年後(作中の時期)まで侵攻を控えることになる。
- 大丸(だいまる・しょう、CV:根元幸多)
ジパングプロレス所属のレスラー。下の名前は実況の発言から。
一番手としてオーディンと戦うが敗れ、負傷のため引退。
- 西田(にしだ・つよし、CV:深川和征)
ジパングプロレス所属のレスラー。下の名前は実況の発言から。
二番手としてケージ田中、ビリー・ザ・キッドマン組とタッグで戦うが敗れ、負傷のため引退。
- 三笠海王(みかさ・かいおう、CV:川津泰彦)
ジパングプロレス所属のレスラー。
二番手としてケージ田中、ビリー・ザ・キッドマン組とタッグで戦うが敗れ、壊滅したジパングプロレスを去ってフリーのレスラーになった。
3年後、多額のファイトマネーに釣られてGWMとの試合を組んでしまうが内心は怯えており、タイガーマスクに後を任せて逃走。それで引退したわけではなく、後にも登場する。
「虎の穴」およびGWM関係者
前述のようにGWMは、復活した巨大組織「虎の穴」の隠れ蓑兼表の顔になっており、GWMレスラーの70%は「虎の穴」の出身。マネージャーも「虎の穴」関係者である。
レスラーの中には「虎の穴」出身では無い者もおり、一見普通のプロレス団体として活動している模様。
アメリカでは大人気で、インドでは敵対するレスラーをことごとく潰し、メキシコでは有力なレスラーを多数スカウトする等、世界のプロレス界に勢力を伸ばしている。
しかし、目下のところ日本ではタイガーマスクを呼んだ時だけはチケット完売、タイガーが来ないと客席ガラガラという極端な経営状態に悩んでいる。
本作の「虎の穴」の目的はタイガーマスクの抹殺では無く、市場の拡大、ゆくゆくは独占を図るという、ごく普通の営利企業であるところが前作との大きな違い。
しかし、その裏では選手の死を賭けた裏の賭けプロレス「ヘル・イン・ザ・ホール」を開催するなど、やはり闇の部分も失われてはいない。
- ミスターX(ミスター・エックス、CV:柴田秀勝)
「虎の穴」のマネージャー。風貌はアニメ第1作や原作漫画版に登場したかつてのミスターXとそっくりで、声優も同じだが、同一人物ではない。タイガーマスクに対しては、その名に敵愾心を抱くものの、タイガーの集客能力を見込んで積極的に利用する方針である。
初代ミスターXは、かつて「虎の穴の鉄の掟」に背いた初代タイガーマスクを抹殺すべく、数多くの刺客レスラーを送り込むも、いずれも失敗に終わる。最終的に自ら初代タイガーを襲撃、失敗して事故死する。現ミスターXの執務室に、初代ミスターXの遺品とおぼしき杖や片眼鏡が飾られている。
柴田秀勝氏はアニメ第1作でもミスターXを演じている。
- ミスX(ミス・エックス、CV:小林ゆう)
ミスターXの部下で、同じく「虎の穴」の美人マネージャー。
タイガー・ザ・ダークを筆頭に、配下のレスラーを従えている。
マネージャー以外にもリングアナウンサー、試合解説、広報など一人で何役も仕事をこなしている。売り上げが上がらなければ集客リサーチのため自ら他団体の試合を観戦しに行くなど、経営に骨身を惜しまず、自ら汗を流すタイプ。作中でもたびたび多忙な業務風景が描かれている。
実は新たなタイガーマスクの出現に脅威を覚えているが、ミスターXの指示もあって、彼を排除するわけではなくむしろビジネスとしてGWMの集客に利用しようとしている。
事務方かと思えば戦闘能力も高く、自ら女子プロレス選手としてリングに上がる事も。
- レディ(CV:森下由樹子)
ミスXの業務を補佐する女性。眼鏡を掛け、無表情でいる事が多い。
- ケビン・アンダーソン(CV:福山潤)
虎の穴出身レスラーで、タイガー・ザ・ダークと親交を深めることになる。
- マイク・ロドリゲス(CV:内匠靖明)
GWMの若手成長株のレスラー。
- オーディン(CV:竹本英史)
「虎の穴」からの刺客レスラーにして、GWMパシフィックチャンピオン。
タイガーマスクの初陣の相手となるが、KOされる醜態を晒した。(記録上はリングアウト勝ち)。その後、「虎の処刑」として他のレスラーの技の練習台となっている姿が描かれた。
虎の穴出身レスラーは基本的に、後述のイエローデビルに代表される覆面レスラーが多いが、オーディンのように覆面をしていないレスラーもいる。
- イエローデビル(CV:島田敏)
オーディンと同じく「虎の穴」からの刺客レスラーで、GWM勢と共にジパングプロレスを壊滅させた。
後にタクマを「虎の穴」へと勧誘する。
いつの間にか代替わりしていたようで、この「二代目イエローデビル」の現在の動向は不明。
初代タイガーマスクの時代にも同じリングネームを持つ「虎の穴」レスラーがおり、初代タイガーとの戦いの後に離反した。(高岡拳太郎のこと)
- ブラックパイソン(CV:高塚正也)
オーディンを倒したタイガーマスクに差し向けられた、「虎の穴」の刺客第一号。イギリスのチャンピオンで、ミスXによれば「実力のあるベテラン」。左目が閉じられた隻眼のマスクを着用し、常にニヤけた笑みを絶やさない。
初代タイガーマスクの時代にも同じリングネームを持つ「虎の穴」レスラーがおり、やはり初代タイガーへの刺客第一号だった。
- レッドデスマスク(CV:三浦祥朗)
GWM最恐の覆面レスラーで、「虎の穴」からの刺客。真っ赤なマスクや衣装が特徴で「赤き死の仮面」の異名を持つ。
超人的な握力を活かした攻撃が得意。
初代タイガーマスクの時代にも同じリングネームを持つ「虎の穴」レスラーがおり、初代タイガーと壮絶な反則合戦を繰り広げた。
- ボスマン(CV:浜田賢二)
アメリカのGWMで活躍するレスラーたちのリーダー格。タイガー・ザ・ダークを敵視し、バトルロイヤルで制裁を目論む。ベアハッグでドラム缶を破壊する怪力を誇る。
- ワーグナー(CV:福山潤)
GWMのユーロチャンピオンという触れ込みで覆面ワールドトーナメントに出場。
実はケビン・アンダーソンにマスクをかぶせた急造覆面レスラーである。
- ビリー・ザ・キッドマン(CV:島田敏)
覆面ワールドトーナメントに出場したイエローデビルの正体。頭突きを得意とする強豪。
ミスターXから覆面を正式に授けられており、急造覆面レスラーや偽者ではなく「三代目イエローデビル」のようだ。
藤井大介を負傷させた「二代目イエローデビル」とは別人で、その時にはケージ田中と組んで三笠・西田組を破っている。
西田はその負傷により引退しており、彼もやはりジパングプロレスを壊滅させた仇である事に変わりは無い。
- ビッグフット(CV:福原耕平)
「虎の穴」から送られた刺客レスラー。身長220cm以上、体重240kgという巨体。大木をベアハッグで粉砕する怪力を誇る。
初代タイガーマスクの時代にも獣人ゴリラマンという体重360kgの怪物がいたが、超人的な怪力で暴れ回るだけであった。
ビッグフットは寝技も会得しており、対ゴリラマン用の攻略法がビッグフットにも通用すると考えていたタイガーは窮地に追い込まれる。
- リカルド・ゴンザレス(CV:馬場圭介)
ヘル・イン・ザ・ホールに出場したレスラーの一人。
タクマを付け狙っていたが、タクマと戦う前にレッドデスマスクに遭遇。共闘を持ちかけるが無視されて倒された。
- コックス
ヘル・イン・ザ・ホールに出場したレスラーの一人。「虎の穴の裏切り者」と紹介された一人。アフロ。
レッドデスマスクに敵わず、逃げ出したところをリカルドに妨害され、レッドデスマスクに倒される。
- ファントム(CV:平井啓二)
ヘル・イン・ザ・ホールに出場したレスラーの一人。「虎の穴の裏切り者」と紹介された一人。黒人。
オーディンを相手に優勢に戦うが、逆転負けを喫する。
- ザ・サード
ヘル・イン・ザ・ホールの観客たちの前に現れた、白い虎の覆面をかぶった男。
タイガーマスクを倒せないミスターXが観客から揶揄された時に助け船を出す形で現れ、タイガー打倒を宣言する。
その覆面は、かつてのタイガー・ザ・グレートを彷彿とさせるが……。
- タイガー・ザ・グレート
故人。かつての「虎の穴」のボス。本作では「最高幹部」と表現されている。
怪力・技・反則の三要素を極めた最強のレスラーで、初代タイガーマスクとの死闘の末、リング上で絶命。
彼の死を以て「虎の穴」は崩壊。再興に長い月日を必要とした。組織本部には今も彼の遺影が飾られている。
GWM女性レスラー
- クイーン・エリザベス(CV:前田愛)、ペイン・フォックス(CV:長野愛)
GWMの女性レスラー(ディーヴァ)たち。美しい女性だが体格・実力ともに十分な本格的パワーファイター。
覆面ワールドトーナメント決勝の前座としてファンを沸かせた。
- ミルク(CV:飯塚雅弓)、ミント(CV:池澤春菜)
キャンディペアというタッグチームを組む女性レスラーたち。
GWMのクィーン・エリザベス、ペイン・フォックス組と戦うが、体格差が違いすぎて勝負にならなかった。
その後、応援に来た春菜と親交を深める間柄になる。
新日本プロレス関係者
- オカダ・カズチカ(CV:森田成一)
新日本プロレスのIWGP王者で、別名「金の雨を降らせる男」「レインメーカー」。
GWMに対抗すべくタイガーマスクと共闘する。
「オカダさん、な(これ重要)」。
- 棚橋弘至(CV:鈴村健一)
新日本プロレスのエースで、「百年に一人の逸材」。
タイガーマスクの必殺技開発に協力する。
- 永田裕志(CV:てらそままさき)
新日本プロレスのベテランレスラーで、ナガタロックと敬礼ポーズでおなじみ。
経営にも携わっており、選手達からの信頼も厚い大先輩。
- 真壁刀義(CV:真壁刀義)
新日本プロレスの人気レスラーで、キングコング・ニードロップでおなじみ。
実はスイーツ好きでも有名で、なぜかタイガーマスクをスイーツ好きと思うハメに。
実際には春菜がスイーツ好きで、意気投合して巡業先のスイーツ店を回ることになったが……。
ちなみに声も本人が当てている。
- 若松龍(わかまつ・りゅう、CV:岸尾だいすけ)
新日本プロレスの若手レスラーで、こちらはアニメオリジナルキャラ。
オカダさんを師と仰いでおり、タイガーマスクのデビュー戦でタッグを組む。
タイガーの付き添いで会場に来ている春奈にアタックをかけているが、全く相手にされていない。
- 本間朋晃(CV:高塚正也)
みんなのこけし。真壁と行動を共にすることが多い。
- 石井智宏(CV:乃村健次)
ブルファイター。バトルロイヤルに参加した。
- YOSHI-HASHI(CV:岡本寛志)
「CHAOS」のメンバー。場外戦では持参した棒を凶器として使用する。
- タマ・トンガ(CV:今村直樹)
「BULLET CLUB」のメンバー。白いフェイスペイントをしている。
- バッドラック・ファレ(CV:平井啓二)
「BULLET CLUB」のメンバー。試合ではタマとタッグを組んでいる。
- ケニー・オメガ(CV:堀秀行)
「BULLET CLUB」のリーダー。真壁が楽しみにしていたスイーツを先回りして買い占めるなど悪知恵が働く。
なお、堀秀行氏は「タイガーマスク二世」にて主人公・亜久竜夫を演じている。
- 内藤哲也(CV:山口勝平)
「LOS INGOBERNABLES de JAPON」のメンバー。制御不能なカリスマ。
その他のレスラー
- ふくわらマスク(CV:塩谷浩三)
東北のご当地レスラーで、普段はひょうきんな覆面や仕草で観客の笑いを誘っているが、
タイガーの打撃で流血した際には人が変わったかのように本来の高い実力を見せた。
後に覆面ワールドトーナメントに出場し、タイガー・ザ・ダークと対戦。
試合後に解説席に現れて勝手に解説を担当するなど、勝負よりも場を盛り上げる事に徹するタイプ。
- ゴリラージェットシン(CV:江川央生)
タイガーマスクの対戦相手として招待された外人レスラー。半月刀を手に暴れ回る悪役。
控室でも凶暴なキャラクター性を崩さない。
- ミスター?(ミスター・クエスチョン、CV:西村知道)
覆面ワールドトーナメントに突如乱入した覆面レスラー。ヨガを修めているため体が柔らかく、関節技が通用しない。
彼の祖国インドもGWMによって被害を受けており、打倒GWMに立ち上がったタイガーマスクが初代タイガーと同じ強さを持つか興味を抱く。幼き日に初代タイガーの戦いを見届けていたという高齢のレスラー(60歳近いと推測される)が、その正体である。
初代タイガーマスクの時代にも同じリングネームを持つレスラーがおり、初代タイガーは必殺技を攻略され大苦戦を強いられた。
初代ミスター?の正体は、当時90歳を超える高齢だった伝説の強豪、「太陽王」グレート・ズマ。
- ポセイドン(CV:川津泰彦)
覆面ワールドトーナメントに出場したレスラー。イッツ・ザ・エースと対戦し、序盤は奮闘したものの敗退。正体は三笠海王。
- イッツ・ザ・エース(CV:鈴村健一)
覆面ワールドトーナメントに出場したレスラー。派手好きでパフォーマンスを欠かさない。ポセイドンと対戦し、豪快なぶつかり合いの末に快勝。正体は棚橋弘至。
- ドラゴンヤング(CV:岸尾だいすけ)
覆面ワールドトーナメントに出場したレスラー。イエローデビルと対戦し、為す術も無く敗れる。正体は若松龍。
- ザ・サボテン(CV:岩田光央)
メキシコからやってきたレスラー。日本の牛丼が大好物。
メキシコプロレス界はGWMに優秀なレスラーをことごとくスカウトされて危機に瀕しており、プロモーターの母親と共にタイガーマスクを(超格安で)スカウトに来日。彼自身に知性は無い、完全にギャグキャラクター。
- マミー(CV:堀越真巳)
自称メキシコの大物プロモーター。ザ・サボテンの母親。
タイガーマスクをメキシコにスカウトするため来日。試合前にはタイガーマスクにケガを負わせるため息子に工作を指示したが悉く失敗。試合でもマネージャーとして試合に介入するなどしたが、息子に渡した凶器のサボテンが自分に自爆するなどこちらも失敗に終わった。
その他
- 生ハムと焼きうどん(CV:西井万理那、東理紗)
実在するアイドルユニットで、声優も本人が担当。新日本の興行に呼ばれるが……。
- エヴァンス(CV:沢木郁也)
ヘル・イン・ザ・ホールを観戦する大富豪の一人。ミスターXを煽るなど、虎の穴にも慣れた上客の模様。
- ブラックアウト
ヘル・イン・ザ・ホールの門番として現れた巨漢レスラー。実はエヴァンスの会社が開発したロボット兵器で、圧倒的な戦闘能力でタクマとケビンに襲い掛かる。
メインスタッフ
- 原作:梶原一騎、辻なおき
- プロデューサー:ギャルマト・ボグダン
- シリーズディレクター:小村寿明
- シリーズ構成:千葉克彦
- キャラクターデザイン:香川久
- アクション作画監督:羽山淳一
- 美術デザイン:渡辺佳人
- 音楽:高梨康治(Team-MAX)、刃-yaiba-
- アニメーション制作:東映アニメーション
主題歌
前述のように、オープニングテーマ曲はアニメ第1作のOP曲「行けタイガーマスク」のカバーとなっている。
- オープニングテーマ曲「行けタイガーマスク」
作詞:木谷梨男、作曲:菊池俊輔、歌:湘南乃風
- エンディングテーマ曲「KING OF THE WILD」
歌:湘南乃風
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関連チャンネル
関連項目
- タイガーマスク
- 新日本プロレスリング
- ブシロード
- 東映アニメーション
- 馬越嘉彦
- 八代拓
- 梅原裕一郎
- 三森すずこ
- 橘田いずみ
- オカダ・カズチカ
- 棚橋弘至
- 永田裕志
- 真壁刀義
- 湘南乃風
- 虎の穴
- ミスターX
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