ターンXとはアニメ『∀ガンダム』に登場するモビルスーツである。
左右非対称の独特なシルエットであり、右腕マニピュレーターは「手」とは言い難いものになっている。胸にはXに光る「傷」があり、これはかつて∀によってつけられたものだと言われている。月に存在したマウンテン・サイクルより発掘され、ギンガナム隊によって運用される。
∀ガンダムにおいて最初はコックピットである頭部、Xトップのみで登場。∀と接近した際には∀のモニターに無数の「X」を表示させるなど、互いに特殊な感応を持つ特別な機体である。パイロットのギム・ギンガナムは∀を「ターンXの弟」と呼んだ。
等など「兄より優れた弟などいない!」と言わんばかりに暴れまわる。
ギム・ギンガナムはターンXを「∀のお兄さん」と言っているが、「∀の後継機」とも言っている。作中においてターンXや∀が製造された時代の詳細な記録は登場せず、関連書籍でもどちらが先に作られたものなのかははっきりしていない。なお形式として「ターンタイプ」という名称は登場しており、∀と同じ系列である事を伺わせる。
∀やスモーと同じくIFBD(Iフィールドビーム駆動)で各部を動かしている。つまり強力なIフィールドで機体に力場をかけているため、常にバリアーで覆われているような状態であり、生半可な攻撃では傷一つ付かない。そのため機体内部にぎっしりと機械が詰まっているわけではないらしく、物が当たったときは軽い音がする(これは∀と同じ)。
また起動するために月の全電力を一時的とはいえ必要とするとんでもない代物である。
主な武装として
を搭載。なお、シャイニングフィンガーに関しては、シャイニングガンダムのそれが液体金属を用いるものだったのに対し、こちらはエネルギーそのものをIフィールドで形成し叩き込んでいる為、様式はかなり異なる。エネルギーそのものを直で叩きつけるのはむしろゴッドフィンガーに近いかも知れない。
また∀からデータを盗ったのか、元から使用可能だったのか不明であるが月光蝶システムを使用した。この月光蝶はカプルの1/3ほどを一瞬で分解する威力を見せた(当たり方によっては丸ごと消滅させたかもしれない)。
また、致命的ダメージを受けたにも関わらず撃破されていない上、ナノマシンが自己修復を行おうとしている、この点から考えてもターンタイプは不死身かもしれない・・・(まだだ!まだ終わらんよ!)。
なお、アニメ本編には名前のみが登場するだけにとどまっているが(福井晴敏氏の小説版ではちゃんと物語に登場している)、人類史上最強の兵器「カイラス・ギリ」なるものをコントロールできると言う設定もある(トップ部分のみでも可能)。同様にサイコ的なフィールドを展開する事で、カイラス・ギリの直撃を受けても傷一つ付かない。『Vガンダム』に登場した「カイラス・ギリー」と関係があるかは不明。
なお、Gジェネウォーズでは上記の設定を使用し、ターンXが『V』のカイラス・ギリーのシステムにハッキングを行って制御を奪い取り、主砲によりエンジェル・ハイロゥを攻撃、破壊している。…いくら何でもやりすぎである。
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最終更新:2024/04/25(木) 04:00
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